薬師岳〜五色ヶ原〜立山縦走(2日目)

前回はこちら → 薬師岳〜五色ヶ原〜立山縦走(初日)

2日目の様子を綴る。

<2日目 7/24>
この日はこんなルートでした。
スゴ乗越小屋〜五色ヶ原〜立山室堂

3時過ぎに起床。
もともと朝からガッツリ食べるつもりで食料を持って上がっているが、
どうも調子が良く無い。

食欲というかやる気というか・・・。

そうは言っても何も食べないと途中でばてるので、
伝家の宝刀、

ぷちクリームパン。

そして白湯。
内臓から温まりました。

まだ薄暗い中テントの撤収。
この時間、正直あまり好きではない。

夜露でびしょびしょのフライシートの滴を飛ばすけど飛ばしきれず。

水泳用のスポンジタオルを小さく切って
フライシートの滴の拭き取りに使おう。
今度の山行で試してみようと思う。

朝焼けの空はまずまずで、今日は天気良さそう。
ラッキー。

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結局、テント場の最終出発者となり超不安になりつつも、
ほぼ予定通り5:20出発。

他の登山者の方達は薬師岳の方へ登っていったようで、誰の背中も見えなかった。

私はというと立山へ向かうルート。
途中、スゴノ頭、越中沢岳、鳶山と3つのピークを越えて、五色が原に到着する。
五色が原からザラ峠まで下り浄土山まで500m上がる。

スゴ乗越小屋から見ても、かなりのアップダウンのあるルート、
こんな所行くのかよ〜と朝からため息が出そうなルートだった。

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そんなこと言っていても仕方が無いので、歩き始める。

朝っぱらからいきなり急登である。
このルート、縦走だけどなだらかな稜線歩きではない。
急登、急降の繰り返しである。

朝から汗びっしょりになるが、谷から吹き上げる涼しい風に癒される。

最初のピーク、スゴノ頭の直下はちょっとした岩場。
久しぶりにスリルを味わいつつ何とか到着。

振り返ると、今朝出発したスゴ乗越小屋、
遥か向こうに薬師岳がどーんとそびえていた。
こんなにでかいんじゃ、到着に時間かかるわ。と昨日の行動を振り返る。

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そして進行方向には壁のように立ちはだかる越中沢岳。
めちゃめちゃ急やん。

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登り進んでいてもピークが見えないくらいの急勾配。
きついけど、昨日の疲れはそれほど残っていないようだ。

途中、五色が原からのハイカーとすれ違う。
五色が原へ向かうハイカーとは出会わない。

振り返ると、スゴノ頭、薬師岳山塊が見える。
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進行方向はまだまだ上がある。
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結構疲れたものの、2時間程度で越中沢岳到着。

雲が少し出ているものの、薬師岳はくっきり見えた。

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そして、進行方向には五色が原、立山の山々、
さらにその向こうに劔岳の頭がちょこんと。
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絶景ですなー。
薬師岳をバックに記念撮影もして、

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10分程休憩し、五色が原に向け出発。

越中沢乗越まで一旦くだり、登り返す。木道に出るが、
経由地の五色が原山荘は遠く彼方。
ひらけているから、より遠くに見える。

結構疲れてきた。

ここまで約4時間。
五色が原山荘で小休止することとした。

すぐにシューズを脱ぎ、サンダルに。

コーラを一気飲み。

トイレ休憩。
小屋のトイレをお借りした。
キレイな小屋だ。

山荘の貯水タンクからあふれる冷たい水でアイシング。
顔も洗う。

もう、このままここに泊まりたかった。

でも私は島根に帰らなければならない。

ここで登場。
新しいソックス。
気分も一新。

ストレッチしてリスタートする。
次来るときはここで泊まりたい。バイバイ!
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さぁここからはまだハードな道がつづく。気持ちを入れ直して歩き出す。

ザラ峠まで下る。
目の前にはまた壁のように立ちふさがる獅子岳。

獅子岳への登りはガレた九十九折れ。結構長い。

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でも坦々と細かく歩を進めれば、気付けばピークについている。
そんな感じだった。

レースと違った余裕があった。

獅子岳を過ぎると尾根を巻くような形で東側斜面を歩く。
お花畑や黒部ダムなど景色に富んでいた。
平ノ渡(?)の舟も見ることができた。

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まだ残雪があり、3箇所くらい残雪を横切ることになる。
先行者のステップが残っており、幅もあるため、
それほど危なくないが、慎重に。

途中、落石がありそうな場所もあったりで十分に注意が必要だ。

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残雪を過ぎるとあとは龍王岳への登りだけ。
龍王岳の登り始めで、美人ソロハイカーとすれ違った。
70Lくらいのザックを背負っていた。
ほっそりした体型だが足取りはしっかりしていた。
今日は五色が原に泊まるのだろう。

そんなことを考える孤独な独身貴族ハイカーを他所に美人ハイカーは行ってしまった。

それはさておき、もう少しで龍王岳、そして浄土山。
あと少しだ。
足取りも軽い。

浄土山に着くと、人がいきなり増えた。
立山縦走とかをやっている人たちで少し賑わっていた。

一息入れて、室堂山方面へ向けて出発した。
室堂山は行かず、室堂バスターミナルにちゃっちゃと下りる。

どんどん人間界臭くなって行く感じが面白い。

縦走ルートには全然いなかった、山ガール、山ボーイがチラホラ。
残雪でスキーをしている人たちも。
観光客の横を、でかいザックを背負った短パン野郎が、
小走りでかけて行くこのギャップ、
嫌いではない。

朝5:20分にスゴ乗越を出発して、
13:20くらい、8時間くらいで室堂ターミナルに到着。ほぼ予定通り。
そのまま13:33だかのバスに乗れた。

立山近辺はガスっちゃっていたので、目もくれずにバスに乗り込んだ。

立山駅に降り、温泉入ってサウナ&水風呂でリフレッシュして、
いざ島根に出発。ここからがキツい。

結局、夜中の内に帰宅したかったが、中国自動車道が真っ暗で車も少なく、
景色があまり変わらないため、何回仮眠しても睡魔に襲われるため、
夜明けまでSAで眠って、朝7時半くらいに自宅に到着した。

本当にもう、へとへとで。
来年の富士登山競走は寄り道しないことにする。

激しく疲れたが、それだけ記憶に残るヴァケーションだったことには間違いない。
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by peperonci_no | 2011-08-03 23:30 | 山行 | Comments(0)  

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