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3days BC in 立山(過去日記より)

まだまだ過去の日記からの投稿はつづく。

ーーーー以下、2010年5月1〜3日のできごとです。ーーーー
興奮さめません。
ついでに身体の疲労と日焼けもそのまま。

2泊3日で立山にこもり、春スキー&酒浸りを満喫してきました。
素敵な仲間(猛者)たちと出会えました。

いつものようにパワーゾーンさんのツアーで福井から単独参加。
GW初日の早朝に福井を出発し、7時に立山駅に到着。
既に切符売り場には行列。
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雪かきが間に合わずバスの運行に遅れが出ている模様。

結局1時間待って室堂直行バスに乗ることができた。爆睡。

室堂はさすがに寒いです。冬山用装備が必要です。
そんな中、観光地ですからハイヒールやら、ジーパンやらショーツなどでいる方たちもいたりで、山屋と一般人の比率が1:1くらいな感じでとても不思議な感じでした。
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照り返しもキツく、サングラス無いと目がやられます。
昔、スキーで使っていたハーフジャケットが役に立ちました。

【初日】
総勢13人?くらいの滑りと肝臓に自信がある猛者たちが集まり、初日からハイクアップです。汗だらだら。

立山は何しろスケールがデカイためラインは無数。その中からショートラインをチョイスしてもらい1本滑りました。
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途中結構きわどいトラバースもあったりでハイクアップは楽しかったです。
もちろんキツいですが。
滑りの方はイマイチな初日でした。
他の参加者の皆さん、めちゃめちゃ上手い!ボーダーは特に気持ち良さそうに落としてました。
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夜は自己紹介を兼ねた大宴会でした。
飲み過ぎました。

【二日目】
3日間の中でメインです。
黒部湖側と剣沢を滑る2班に分かれました。
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私は剣岳を見ながらハイク&ドロップできる剣沢のコースを選びました。
この日の行程は雷鳥沢から剣御前小屋へハイクアップし剣御前への稜線をあるき剣御前から剣沢へトロップ!
剣沢から剣御前小屋へハイクアップし、雷鳥沢へドロップ!
文字で書くと簡単。
行程は大変でした。

雷鳥沢の登りは結構傾斜がキツく、シール登行はかなりビビりながらジグを切っていきました。最後の方はつぼ足で。
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剣御前の稜線まで出ると、どどーんと剣岳。
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夏見た時とは全く違う山でした。当たり前ですが。
でもその存在感はずば抜け。

剣沢へのドロップポイントはかなりの急斜面で、びびって30秒くらい動けませんでした。ヨシ!行くぞ!と一声かけてドロップしたら何とか行けた。
その後は、もう、天国。
気持ちイイったら、ない。
同行の某客はずーっと気持ちのいい雄叫びを挙げてました。剣沢全体に響いていました。
5月だというのにこんなに広いバーンで、かつこんなに良い雪質。
ニヤニヤしちゃいますね。
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剣沢小屋前でカップヌードル大会をし、剣御前小屋へなだらかな斜面をハイクアップ。
談笑しながらだとなぜか疲れない。談笑しているうちに私がドMだということがばれました。
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剣御前小屋前を少しトラバースし雷鳥沢へドロップ!
何気に急斜面。疲れて踏ん張りが効かない。練習が必要だわ。

数時間かけてハイクアップしてもそれが数分で終わってしまう。
それがまた、バックカントリースキーの魅力だったりする。
そんなことを再認識した2日目でした。
当然夜は、宴会でした。夕景を撮影し、23時に就寝。
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【3日目】
正午に終了ということで、ショートラインを選んでもらい1本滑った。
さすがに2日間の疲労は否めないが気合いで何とか乗り切った。

3日目のハイクアップはキツかった。脚の疲労に加え、傾斜がキツく雪が緩んでいるため、シール登行は直登はもちろんできないし、ジグを切るにしても結構蹴り込んでやらないとずるずるとずれてしまいバランスを崩してしまう。
一歩一歩着実に進んだ。かなりの傾斜なので下を見ず、足下と永遠と続く上部を見つめながら登った。マジ怖い。
DVDでの学習の成果もあり、傾斜がキツく足場が不安定な雪面でもキックターンの動作はスムーズにできていた。
シール登行→ドロップの流れもスムーズで、バックカントリースキーにも慣れてきたな♪とちょっと自信も出てきた。
滑りの方は、雪質もちょうどイイ感じに緩んでいて滑りやすかったせいか、有終の美を飾るにふさわしい滑りができたと思う。
納得のいくキレのあるターンができた。満足。
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宿泊していた雷鳥荘から室堂へ歩いていくと、普段着の観光客がいる。
現実世界に戻ってきたな〜と、しみじみ。
室堂は観光客で、あり得ない混雑状態。やっぱり長期休日は人の少ない山に行くことが一番だ。立山室堂は観光地なので対象外。
結局、帰りのバスは1時間半待ちだった。偶然にも立山駅直通バスに乗ることができたので助かった。

帰りに温泉により、帰宅。結局3日間すべてで温泉のお世話になった。

3日間で、いろんな刺激を受けた。
ツアーの同行者やガイドさん、そしてテン場や室堂ターミナルでどでかいザックを背負っているハイカー。いろんな人がいる。
負けちゃーいられません。

by peperonci_no | 2011-07-08 00:38 | スキー  

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