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2023 OSJ王滝ダートマラソン快走し10年ぶりKING OF 王滝を完走![2023.09.18]

前日のSDA王滝100kmに続き、
2日目のOSJ王滝ダートマラソンを走り、
合計タイムで競う「KING OF 王滝」となる。

「真の山の王者」を決める、とされるレースだ。

今回、10年ぶりのKING OF 王滝を完走し、
自己のベストタイムも更新することができた。
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前日のMTBよりもスタート時刻も遅く、
場所取りもない。ゆったりと準備できることもあり、5:00起き。

朝起きた感じは腰以外は脚も問題なさそう。
脚が固いのはこんなもん。

身支度をして
5:45に宿を出発。

朝ご飯は前日と同じおにぎり。
2個のうち1個だけ食べた。
あとはゼリー飲料を1つねじ込んだ。

6時過ぎに会場に到着。

会場のブースでVテープを購入して半分に切ってIテープにして、前腿と脛にペタペタ。
普段あまりテーピングしないが、
今回は頼る。

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6:45からスタートセレモニー。
こじんまりと。
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ミスターOSJ小林選手から
"人数少ないですけど…(笑)"とお言葉をいただき、
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11年前の自分越え!
7:00にスタート
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スタートからロードが4.3kmほど。
他の選手のペースは速い。
ロードだから。
自分が昨日の疲労を引きずっていることもあると思うがどちらかというと肺が苦しい。
キロ5分40くらいでどうにか着いて行く。

前の日のバイクのフィニッシュ地点の氷ヶ瀬を通過。
しばらくすると、ようやく?ダートに入る。
ロード区間で心拍数150くらいだったところ、
ダートで登り始めると心拍数160くらいで
結構しんどいが坦々と走り登る。

前の日にバイクで最後に降りて来たダートだ。
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思い出しつつ無心で登る。

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シューズもいい感じ。
ロードシューズで走る人もいるが
自分にはHOKAのchallenger7が合っていた。
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こんな景色の中走れるのは嬉しい。
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6km963mから13.8km1529mまで、
7.8km560m+登ることはClimbProで分かっていたため残りの距離、標高だけを見て無心で走った。メンタル的には便利な機能だ。
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峠を登り、降り始めるところで先頭の何名かとすれ違った。ミスターOSJの小林氏の登りの走りは軽快だった。

下り始める。300m下る。
先行するランナーもいいテンポで、
頑張ってちょうど着いていけるくらいだったので、後ろについて走った。キロ5〜5分半程度。

エイドに到着。
19.1km2時間7分
直ぐ折り返し。
前日のバイクの最終エイドからの最後の登りだ。全部走る。

途中太腿がピクっとなったためコムレケアを飲んだ。

峠の小ピークに到達し、
最後の登りの手前でやや下る。
下った分登らないといけない。
精神的に結構キツい。
下りなのにほとんど推力を得られないため、
下りなのにしっかり走らないと進まない印象。

ここでもClimbProで残りの上り下りを見ながら粘る。
ダラダラとした下りが終わり、
いよいよ最後の登り。2km100m程度の登り。
周りの選手も頑張っている雰囲気。
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バイクの時も最後の一踏ん張りだ、と思って進んでいたことを思い出しながら。
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前日に見た景色なので登りがどこまで分かるのは辛くもあり楽でもあり。
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やったー下りだー、と言ったかも。

下り始めたが、
そこそこ飛ばしているつもりが
速い選手にビューンと抜かれた。
峠走などで鍛えている方だろう。

自分も周りの選手の速いペースに必死に喰らいつきながら前方の選手を何人かパスしていく。
キロ5〜5分20くらい。
峠走などやれてないから脚が爆発しそう。
下りを終えてフラットなダートに出た途端に脚が進まない。
キロ7まで落ちた。
しばらくしてギアがハマった感じでやっとキロ5分20くらいに。

滝越に到着。
36.4km4時間2分
残り4.3km

引き続きキロ5分20くらいでどうにか走れてる。

4kmのロードが長く感じたが目の前に見える物を目標物にしっかりと走るように心がけてどうにか進めた。

前方の選手を追いかける。

松原運動公園前の橋、
見慣れた景色に到着。
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登りで1人パスして、登り切った後の直線が長い。おんたけ100Kとかの最後にこの直線だとキツいだろうなぁ。

姉が応援に来てくれていた。
最後に元気出た。
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割としっかりとスパートかけた。
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追いかける姉を千切る形に。
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最後のコーナー曲がってキロ4分10でフィニッシュ。
出し切った。
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4時間26分でフィニッシュ。
11年前のタイムを20分更新。
コースが違うので比較にならないかもしれないが、距離、累積標高からしてまぁまぁ同じような基準で考えられるのではないか。

そう考えても20分は大躍進。
終始しっかり走れたし、
諦めて歩いたりダラダラと走ることはなく
集中力が続いたのはよかった。
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来る時に買い忘れたフィニッシュ後のカップラーメンとお湯を姉がくれた。
美味すぎた。
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走行データ
時間 4時間26分17
距離 40.6km
累積標高 1037D+

36位/107人

コースプロファイル
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さて、2日間の総合成績は…

KING OF 王滝の成績

タイム 11時間43分
順位 11位/25人(DNF含む)

11年前の記録
タイム 12時間16分
順位 17位/31人(DNF含む)

12年前の記録
タイム 12時間25分
順位 16位/29人(DNF含む)

毎年天候の影響によりコースの距離、サーフェス(ロード比率)、累積標高は変わっているので単純に比較はできないが、それでも着実にタイム短縮しているし、出走者の中では真ん中より少し後半(55%)の順位だったが今回は半分より前(44%)だ。

今後
今回は特にバイクもランも出し切ってフィニッシュできて出来のいいレースでもあった。

10年前の記録をキープしただけでも満足だが、上回る結果となり、このレースにいい印象しかない。来年も出るのか?

いや、来年は選考、抽選に通ったらlake biwa100を10月に走ることになるからKING OF王滝卒業か?いやきっとまた出るだろう。



# by peperonci_no | 2023-10-04 23:33 | レース  

10年振り10回目 2023 SDA王滝100km [2023.09.17]

子育て、コロナ禍を経て、
10年ぶりにSDA王滝100kmに出走。

10年前は結婚して直ぐまだまだ31歳。
それから年月は過ぎ、41歳での挑戦。
体力は落ちているのかどうなのか気になる所。

トレイルランのレースだと家族旅行を兼ねて、
家族と一緒にレース開催地へ行き宿泊し、
応援し、レースし、帰る、と言うパターンなのだが、
王滝村のレース、なかなか応援できるポイントが無い、さらに待っている間に子供ら遊べる場所もない。
今回は私1人での遠征となった。

9/16土に前日受付
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この感じ、SNSでは頻繁に見るようになったが、やはり自分で現地に訪れてないから、懐かしすら感じる。

会場の駐車場でゼッケン取付し、
ブース回り宿へ。

風呂も食事も良かった、黒澤館。
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今回は遅めの予約だったので王滝村観光局からの紹介で予約。
お世話になりました。

美味しい食事、ご飯をおかわり、
ビールは我慢したけど大満足。

21時頃に就寝し、
03時過ぎに起床。
旅館に準備していただいた朝食を食べて
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4時すぎに松原スポーツ公園へ向かった。

バイクの準備をして
4時半頃スタート位置にバイクを並べた。真ん中くらいかな。
まだ真っ暗の中。
この光景すら懐かしい。
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学生時代からお世話になって王滝で再会する仙台組の皆さんと10年ぶりに再会。談笑し、いい具合に緊張がほぐれた。

ご祈祷し
6:00にスタート
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スタート〜CP1 41km

パレード区間であんまり心拍数上げ過ぎないことと、抜きどころ来たら抜く、を意識しつつ進んだ。

最初のひとやま目はトレイルもそれほど荒れてもいない。
走り易いダブルトラックという印象。
もっと走りにくい林道で練習していたので
快適に進んでいた。
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朝早いからキラキラした森の中を
気持ちいいなーと思う余裕もあった。

ぼちぼちとマイペースという感じで
500ちょっとの登りも坦々と進めた。
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下りも林道練習でコーナリングは慣れていたため快調にスピード出せるが、そこもテンション上げ過ぎずに安全なライン、スピードで。
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谷から覗く御嶽山に気持ちが高揚した。
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一旦、滝越地区に降りて、緩やかな登りの舗装路を三浦ダムまで進む。
途中真っ暗なトンネルを抜けて
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何気に250m以上登った。
今回舗装路もダートもダンシングは多用した。
この区間でも、良いペダリングしている人をペーサーにしてついて行くのに漕ぎ続けるのにはダンシングを使った。

写真は無いが三浦ダム湖は綺麗だった。
ダム湖からまたダートの林道に入りしばらく進むとCP1だ。

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2時間47分、
41km地点、もうそろそろ半分に到達する。
疲れはない。いい感じ。

心配した水分は涼しいこともあり
それほど減らず。ボトル一本700mL程度飲んだか。
次のCP2までが30kmあるし
気温も上がってくるため水分は満タンにしておく。

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CP1〜CP2 30km

水だけ補給してササっと3分で出発。

ここから10キロくらいは、今回のルートのハイライトか?
天気もいいし、御嶽山を眺めながら。
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ガレ過ぎない林道をコーナリングしながら降りていく。
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この辺りからグラベルバイクのグループと前後し始めた。
登りでぶち抜かれ、下りで追い抜くを繰り返してフィニッシュまでもつれ込んだ。

降りきって、50kmあたり以降、
沢沿いと湖沿いは水溜りや泥で思うように進めず脚を消耗した。58kmからCP2までの細かいアップダウンはかなり辛かった。
ただここは路面次第だった。
ガレた登りは辛く、綺麗なサーフェスはダンシングでどうにかリズムを掴めたか?
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あと、思い返せばこの区間は補給が不足していたかもしれない。
いつもと同じ調子で50分タイマーでジェルを摂っているが、いつもより高めの心拍数160前後で進み続けているため、糖分切れた可能性ある。
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パックになって走ったり追い抜いたり、抜きつ抜かれつだったり、変わらない景色にただただ時間が経過して疲れてくる、と言った感じ。

この時はメンタル的にも沈んでいたが糖分足りてない可能性あり。
その証拠にしっかり補給入れたこの後のセクションは気持ち的にも元気になった。
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ヒーヒー言いながらCP2到着
71km 5時間14分

疲労困憊だったかな。
脚のダメージはそれほどないが、
やや痙攣が気になり始めた。

水分はほぼ飲み干した。
気温も上がり消費量も多く。

水分の補充とトイレ(出なかった)を済ませ
9分で出発。

疲労もあったし集中力も切れつつあったので、
このタイミングでカフェイン錠剤を飲んで(カフェイン200mg)、
集中してガンガン進むぞと気合い入れ直した。
あと内腿がピクピクし始めていたためコムレケアを今回初めて摂取。

CP2〜CP3 11km
CP2から滝越に500mを一気に下る。
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なかなかのスピード感だが転けない程度に
飛ばす。
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あっという間に滝越へ。
滝越は昔にダートマラソン王滝に出た時のフィニッシュだなぁ、懐かしい。

滝越からCP3へは200mの舗装路の登り。
体を休めつつテンポ良く漕いだり、
ダンシングしたりで垂れずに進んだつもりだが、ここでもグラベルバイクにビューンと抜かれる。

あっという間にCP3に到着。
6時間3分(CP2から1時間かからず)

振舞われていたMANAバーを1ついただき、
2分で出発。
もうフィニッシュまでは1時間半くらいか?
そのうち登りはもう1時間くらいか?8kmしかない。
と言うことで給水はなし。

CP3〜フィニッシュ 8km
CP3からフィニッシュまではこれまでと変わらないコースであるため、10年前だとしても覚えている光景。

最後の登りということで振り絞って漕ぐ。
カフェインも効いているのか登りも調子いい。
まず200m登り、少し下りもう一山100m登ると言うプロファイル。
腕時計にclimb proを表示して、
あと何キロ何メートル登りかを見ながら着実に進んだ。
先が見えないアップダウンに対して、この機能はとても良い。
10年前には無かった。

最後の一山がなかなかのガレっぷりで
最後の登りなのに気を遣う登りで、
結構消耗したが最後だから進んだ。
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10年前は"諦めて進む"ようなマインドで頑張っていたが、今回は行くぞ!って言う気持ちのこもった登りにできたと思う。
カフェイン錠剤のお陰か、
トレーニングで脚が出来上がっていたかは不明だが。
ふた山のうち一山登り終えた後のダラダラとした下りは精神的にキツかった。
下るが漕がないとスピードは出ないような緩やかな下りと平坦の繰り返し。

どうにか最後の登りに辿り着き、最後と思い必死に漕ぐ。
ここでもclimb proが大活躍。

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最後のピークに到達。
ここに到着する時は毎回ガッツポーズの気持ちになる。

あとは600mくらいを下るだけ。

飛ばし過ぎずに
安全に、かつ飛ばして下る。
矛盾するけど。

集中力切らさずにガンガン下りる。

最後のフラットなダートで飛ばし過ぎて
太腿ピクピクしつつ、出し切ってフィニッシュ。

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今までで1番上手くいったSDA王滝かもしれない。

10年ぶり10回目(春秋通算)だったので
10ポーズにしといた。
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このゲートを潜るときはいつも爽快。
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ロード多めのコース設定で
タイムは短縮されるのは想定内かもしれないが
素直にこれまでで1番の出来とタイムで
満足しつつ、フィニッシュゲートを後にした。

走行データ

距離 98.2km
累積標高 2291D+
時間 7時間17分
平均心拍 159bpm
消費カロリー 3988kcal

コースプロファイル
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装備など

バイク
bhbikes ultimate 27.5インチ
9〜10年前に購入。
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SDA王滝には初投入。
10年前は26インチのバイクだった。
登りと下りの安定性、機動力は27.5インチの力なのか、トレーニングのおかげなのかはよく分からない。
タイヤはmaxxis aggressor 27.5×2.3。
フロントとリアのフェンダーは自作。
ボトルはキャメルバックの2本
 ポディウムチル710mL
 ポディウム620mLの計1.33L
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ハンドルとトップチューブに高低図と目標タイム、登りの距離、標高差をプリントアウトした物を貼り付けた。
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高低図は走行中にじーっと見るわけにはいかない。文字が小さくて見えない、見える大きさだとしても一瞬では判別できないため、使えない。作ることでコースプロファイルを理解することが大事なのかもしれない。登りと下りの大きさ、回数などざっくりとした情報が得られる部分は作って良かった部分。


装備
替えチューブ2
CO2ボンベ2
ボンベアダプタ
タイヤブートの代わりのクリアファイル片
携帯ポンプ
タイヤレバー
チューブレスタイヤリペアキット
チェーンカッター
チェーンこま
補充用チェーンオイル
結束バンド
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これらをサドルバッグに収納した。


エマージェンシーキット(いつも山に持って行くやつから削ってない)
レインウェア上下 OMM halo jacket、pant
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これらをパタゴニアのウェストパックに入れた。


ウェア
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普段MTB乗るのにサイクルジャージを着ていないので、
いつも通りのウェアで。
ヘルメット POC
サングラス ALTALIST KAKU SP1
サイクルキャップ モンベル
Tシャツ patagonia リッジフローシャツ
インナー finetrack パワーメッシュ
ビブス assosのやつ
ショーツ patagonia ナイントレイルズショーツ
ソックス injinjiのボロいやつ
グローブ パールイズミ アンバウンドグローブ

ウェアの感想
・ALTALISTのサングラスは良かった。昼間は眩しさ軽減するし、真っ暗なトンネルの中も調光してよく見えた。かけ心地もストレスなし。コスパ良し。
・パールイズミのグローブは失敗かも。普段POCのロンググローブを使っているが真夏に暑く感じた。そのため王滝用に指切りグローブを新調した。手のひらに衝撃吸収用にパッドが付いていたがこれが要らなかった。パッドがあるために動いて擦れて手のひらが痛かった。衝撃緩和よりもダイレクトな感触や操作性を優先すべきと思った。
・他のウェアは問題なし

レース後
バイク泥だらけ
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ウェストパック泥だらけ
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Tシャツ くっつき虫?
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今回はレース中の雨は無かったし前日までもそれほど降雨は無かった筈だが、三浦貯水池の周りのフラットなセクションは水溜りを何度も通過する必要がありバイクもTシャツも泥だらけ。
幸い自作フェンダーのおかげで顔とお尻は泥だらけは避けられた。



フィニッシュからスタート会場へは4キロ少しあるが、ここもしっかりと漕げる。
補給やペースマネジメントが上手くいったのだろう。

補給
補給はいつものランの時と変わらない感じ
・粉飴+柚子茶の手作りジェル100kcal×8回
・朝バナナゼリー1
・ando_ 1
・梅干し純 4粒×3回か?
・コムレケア 2錠
・水分 水+経口補水液パウダー

・水分消費量

 スタート〜cp1  41km 700mL

 cp12 30km 1200mL

 cp23 11km 300mL

 cp3〜フィニッシュ 8km 500mL

 計 2.8Lか


トレーニング
今回はランとバイクのトレーニングを両立したかったのと、バイクは普段漕いでいるかどうかがタイムに大きく影響するため、固定ローラーを引っ張り出してきて、5月から4ヶ月漕いだ(月毎に量にばらつきはあった)。

また、100kmの道のりやガレガレの林道対策として、近所にガレガレの林道があるので週末のポイント練習として50〜80km上り下りしていた。



知り合いのフィニッシュを待機したりしつつ、
明日もあるので洗車もせずに会場を後にし宿へ帰った。

そう、明日もある。
 
2日目に向けて

今回も1日目SDA王滝100km、2日目OSJ王滝ダートマラソン42kmのKING OF 王滝にエントリーしている。

次の日のダートマラソンで脚が動かない!
これまで何度もそう感じてきた。

今回は特にリカバリーは意識した。
でも我慢できずにビールは一杯いただいた。

風呂にゆっくり浸かる
・体洗いながら脚のマッサージ(脛、腿横、腿裏)
・冷シャワーと湯船で冷温浴
・ストレッチ(尻、前腿、腿裏)
・ゴルフボール踏み踏み

身体のケアする前は宿の階段の昇り降りで膝が痛かったが、ケアしたら大丈夫になり一安心。

ゼッケン、ザックなど準備して
22時には就寝した。

KING OF 王滝も11年ぶり2種走ることになる。
(10年前はラン中止)

11年前を超えた走りができるのか⁈

ダートマラソン編に続く。


# by peperonci_no | 2023-09-24 22:44 | MTB  

完走対策メモ 北山宍道湖強化練習会2023夏[2023.07.29-30]

北山宍道湖強化練習会2023夏の完走に関して、
事前準備と当日の様子について書いた。

楽しかった思い出とともに、
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本記事では完走するために行った工夫、準備について書いておく。

<真夏の強化練習会完走のポイント>
完走のためのポイントはズバリ、暑さ対策。
昨年の完走者は1人/14人で
このときのDNFの原因は熱中症からくる体調不良とそれに付随する時間オーバー、モチベーション低下が多かったそうだ。
暑さに打ち勝つ必要がある。
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<戦略、工夫の前提>
やれる事は全てやって完走する。

暑さに強くなるのは無理があるので、寄れるコンビニあれば氷買う。
デポバッグが使えるなら着替えをして気分転換、コースプロファイルに合わせてシューズ、ザックの交換を行う。

勿論氷なんか使わずに1つの装備で完走できた方が良いが、今回の目標は確実な完走。それくらいのことしないと。

<最高気温35℃、暑さ対策でやったこと>
◎冷やす
○かけ水
ボトルで携行し、頭、首、腕にかけた。

○買った水
冷えたミネラルウォーターを購入して頭、顔、腕にかけた。
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○濡れた手拭い
顔、うなじを冷やす
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○ロックアイス
コンビニでロックアイス購入してジップロック、手拭いに入れて後頭部と首に巻く。溶けたらまた補充。
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○背中を冷やす。
凍ったアクエリアスボトル×2をハイドレーションと一緒に背中に(ザック着用の北山セクション)

写真は半分の行程まで来たため背中から胸ポケットに移したとき。まだ凍っている。
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○クーリッシュを握り締める。
掌を冷やしながら走れるし、美味い。
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◎体温が上がらないように意識
○序盤の北山セクションはペース抑えめ
○装備が少なくて良い宍道湖セクションではウェストベルトを使用し背中に熱が篭らないように
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○暑さが和らいだ夜のうちに氷使って積極的に冷やす
○おしっこは積極的に出して尿で放熱
◯復路の北山も飛ばし過ぎない


<補給について>
メインは粉飴自作ジェル100kcal×24回分、
今回はりんごジュースから作った。
美味しくいただけた。
(普段は柚子茶で作ってる)
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サブでカロリーメイト、朝バナナゼリー、inゼリー。コンビニおにぎりなど。
内訳は以下。

スタート前)
コンビニおにぎり1
バナナ1

往路北山)5時間10分
粉飴自作ジェル4
inゼリー2
カロリーメイト1

エイド1)
素麺
スイカ
わらび餅
みそ汁

宍道湖一周)10時間46分
粉飴自作ジェル12
カステラ1
おにぎり2
朝バナナゼリー1
クーリッシュ2
クノールたらこクリームスープパスタ1
コーラ300mL 1
ボスカフェイン245mL 1

エイド2)
カップラーメン1/2杯(眠くて食べられず)
コーヒー1

復路北山)6時間28分
粉飴自作ジェル8
おにぎり1
朝バナナゼリー1

冷たい飲み物を飲むと内臓から冷えて体に熱が篭るのを防いでくれるのと、暑さのため、温いと飲む量が減りいつの間にか脱水症状になる心配もあり冷たい飲み物は積極的に摂った。
一方で冷たい飲み物飲みすぎると胃腸の活動が鈍くなるのも心配だったため、6時間に1度、固形物を補給する際、可能であれば温かい物を摂るようにした。

おかげで胃腸は最後まで元気でジェル24回分も摂りきった。

補給できなくなるとロングは終わる。


<ウェア>
特に帽子
陽射しがキツくないならバイザーが好き。
布地が増えるとメッシュだとしても蒸れるから布地は減らしたい。
キャップはどうしても蒸れて熱が篭る。
バイザーはかけ水も頭頂部にダイレクトにかかる。

汗止め、眩しさ低減したいから何も被らないのは無し。
ただし氷を使った戦略のためにだけはキャップが重宝する。

猛暑だとキャップにmont-bellのヒラヒラ(クールキャップシェード)を被ることがあるが、森の中なので陽射しは弱いと考えた。
濡らしてもすぐ乾いてしまうしヒラヒラして肌に触れることによる冷却効果は期待できない。故に濡らした手拭い。
日向を走るのであるばヒラヒラはありだが、
今回は不採用。

使用した被り物は以下。
往路北山)
コンプレスポーツのバイザー
濡らした手拭いで後頭部、耳、頬を冷やしながら

宍道湖一周)
herenessのキャップ
頭がぼーっとしないように氷をキャップの中に仕込むこともした。

復路北山)
montrailのバイザー
往路と同じ。濡らした手拭い使用。

キャップにヒラヒラや濡らした手拭いつける時は、たまに捲り上げて篭った熱を逃してやる必要がある。

<装備>
ザックは水分たくさん入れて
往路北山はノースフェイスのtr rocket、復路北山はtr6。ハイドレーションと凍ったペットボトル2本を保冷バッグに一緒に入れた物を背中に入れて。往路北山はかけ水0.5L含め水分4.5L入れて重量6.8kgで最重量だった。
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2人だけの完走者が2人とも最重量の6.8kgだったのはとても興味深い。もう1人は完走経験者だから流石。

宍道湖セクションはコンビニと自販機もあるので0.7Lのボトル1本で行けたが、
北山セクションは給水はできないため、
必要分を全て持って走る必要があった。

水分量の見積り
真夏の水切れは命に関わるので、かけ水の分を余裕分として持つのも含めた水分の計画を立てた。
この時期にそこそこハァハァした際の体重の増減実績とガーミンの推定発汗量の数値から1時間に1L発汗と言う前提から考えた。
前提から6時間の行程に6L⁈と思ったが、心拍数抑えめということから4Lと見積もったが、大正解。かけ水分のバッファもあり気持ち的にも余裕があった。
復路は気温や高低図から0.5L減らした3.5Lでこれもまた丁度よかった。

往路の北山セクションを終えてからのロード60kmの宍道湖セクションは山でないのでエマージェンシーキットも厳選し減らしてノースフェイスのエンデュランスベルトに700mLの保冷付きボトルで。腕振り快適だった。背中に熱がこもらなくて良し。(上述)


ヘッドライト
往路と復路の北山セクションでは、
いつものレッドレンザーのNEO10Rを携行したが点灯はしていない。
夜間の宍道湖セクションは、
頭に氷を付けたいのと、
暑さ対策でできるだけ頭に何も着けたくなかったことから、ウェストライトを選択。
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ウェストベルトにultraspireのlumen600を重ねた。テクニカルではないロードであればウェストベルトで十分で、問題なし。

<時間管理>
タイムテーブルを作成してエイド、コンビニの滞在時間を想定してざっくり頭に入れるのとスマホの待受画面に設定して状況を把握しながら進んだ。
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予定より〇〇分早いとか、余裕があるとか認識しながらだと正しく焦ることができる。
無駄なミスを犯すことを防げる。
また水分量の見積りにも宍道湖上のコンビニの距離は把握しておく必要あったし、
トータルで何キロ走るのではなく、次のコンビニまで〇〇キロとりあえず頑張る、と細かく目標設定するのに区間距離は記載してコンビニ出発時に確認して走り始めていた。
だいたい5〜7kmのことが多く宍道湖もあまり苦ではなかった。

<ただ一つの失敗>
復路の出雲北山セクションをロードの宍道湖一周から履いていたhokaのチャレンジャーでそのまま走ったこと。アカシャに履き替えておけば良かった。北山のテクニカルな急な下りには厚底はダメ。思うように下れなかった。
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今回ギリギリ制限時間に間に合った。
色んな準備がはまった。

絶対完走したいからこそ、準備する。
不安だから準備する。

いろいろ試して自分に合ったものを見つけるのも楽しい。

ではまた。




# by peperonci_no | 2023-08-24 22:00 | レース