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MMTを走ってきた。[2015.01.11]

ITJ(出雲トレイルジャーニー)ぺぺろんちーの杯に、
わざわざ広島から駆けつけてくれたkuwaさんが、
これらのイベントのアンサーイベントを開催してくれた。

運営に携わっていただいたkuwaさん、yukiさんにまずお礼を言いたい。
かなり楽しめましたし、三原のトレイルの魅力を
脚がボロボロになるまで刷り込まれました。
ありがとうございました!

今回は、広島県三原市のトレイルを繋いだ
かなりハードで極上のトレイルを走らせていただいた。
(コースの説明は、ここの地名にあまり詳しくないので割愛、
最後の地図参照。)

人数も途中から急に増え、イベント運営も相当の苦労があったと思う。
自分もぺぺろんちーの杯で少なからず準備に時間を要していたので、
あの時の大変さを思い出すようだった。

今回のイベントは、MMT(Mihara Middle-distance Trail)
レースとかではなく、地形図を配布され、
それをもとにルートを自分で確かめながら進んでいく走行会だった。
コースマーキングも、誘導員ももちろんない。

トレイルランニングのスタイルで参加したが、
初めて訪れる山で登山するのと何ら変わりない。
純粋に山を楽しんだ。(だいぶ痛めつけられたが)

スタート地点は仏通寺。
出雲からは松江-尾道道で2時間ちょっと。
ブリーフィングが6:30なので、深夜3時台の出発となった。
まだ暗いうちに現地に到着。
山中の仏通寺の明け方は冷え込んでマイナス1℃だった。

そんな中、yukiさんの甘酒の振る舞いで身体が温まった。

ブリーフィングでは、分岐がいくつかあるので、
ひとつひとつ確認して進むこと、との説明あり。

7時に10数人がスタートした。
2名ほど、準備が整わず、6〜10分ほど遅れてスタート。
出雲から参加したN氏と私が最後尾からスタートだった。
のんびりスタート。

中国自然歩道っぽいルートを登っていく。

ルートは何となく頭に入っていたが、最初のうちは
不安なのか、地図を何度も見て立ち止まっては進み、を繰り返していた。

N氏と私なら大丈夫でしょ、とかそのうち追いつくでしょ、と思っていたのか、
スウィーパー役のkuwaさんは先行するグループと同時にスタートしている。

しばらくすると先行グループの最後尾に追いついた。

大峰山方面への分岐があり、
そこを地形図で確認していたところ、
どうやら他の先行グループの走者は直進するようだった。

その直進を見送った後、
地形図で進むべき道を確認すると、
北上する必要がある。N氏と首を傾げた。

どうやら、先ほどの先行グループの走者3名ほどは
早速ルートロストしたようだった。

その旨、kuwaさんに伝えると、
kuwaさん慌てて追いかけていった。

主催者大変だなぁ。そんなことを思いながら、
先を進ませていただいた。

まだまだ序盤、木段の連続にもへこたれない。
朝日に照らされた山々に目を奪われ、なかなか先に進めない。
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太平洋側は何て天気がいいのだろう・・・。

大峰山から八坂峠のトレイルは整備されていて、
本当に気持よく走れた。
序盤は調子いい。これはいつものこと。

八坂峠手前でサポートのyukiさんが待っていた。
私たちの姿を見ると、
え?! と驚きの声。

私たちが最後尾からスタートしたのに、
先頭で到着したらしい。

どうやら先ほど見かけた3名だけでなく、
私たち以外の先行する走者すべてがルートをロストしたらしい。

一体どうなってしまうのだろうか・・・
kuwaさん頑張って・・・
他の人のことはともかく、自分の走りに集中しないと、
完走できるか分からんし、先を行かせてもらう。

八坂峠でロードに一旦出て、
すぐトレイルへ。

トレイルと言っても、木段の応酬!
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ここは堪えた。

でもここを抜けて、龍王山から尾根に合流する分岐まで来たら、
あとは下り基調。

実際、ここからの海への尾根のルートは今回のMMTの中でも、
一番好きなトレイルかもしれない。
脚がまだまだ生きていたことも影響していたが、
眺望もよく、目指すべき海が見えることが大きいかもしれない。

鞍部や尾根と巻道など、多く分岐があったが、
地図を確認しながら進むのがかなり楽しかった。

途中、馬の背と呼ばれる砂地の痩せ尾根があり、
楽しいトレイルが続いた。
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三原の市街地に抜ける前に最後に桜山から下る。
学校の裏に出ると、市街地。
なぜかとても安心した。
ここでもまたyukiさんのプチ案内を頂き、
次の山塊、みはらし連山へロードで向かう。
山へ入る前に自販機で飲料を補給。

みはらし連山に入山し、すぐの象山への登り。
実はここが今回のMMTの中で一番キツかった所かもしれない。
とにかく急登がずっと続いて、とても長く感じた。
実際、海抜0mから270mまで九十九折れもない、
本当の直登。

象山から米田山、鉢ヶ峰と尾根を繋いでいく。
割と気持ちよく走れた。
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そして海を見ながら走れる素晴らしいコース。

気持よく走っていたのだが、日頃の練習不足がたたって、
膝が痛くなり始めたため、ここで痛み止めを投入。

鉢ヶ峰には今の所トップのN氏がいた。
鉢ヶ峰からの眺望はkuwaさんの言うようにとても綺麗だった。
瀬戸内は凄い。

ハイカーのグループの横で、
本日はハイカースタイルでめちゃ速いハイカーN氏が
ストーブでラーメン用のお湯を沸かしていた。
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カレーヌードルのめちゃいい匂いに、
食べたそうな顔をしていたのだろう、
恵んでいただいた。めちゃ美味い!

一息入れていると、ルートをロストしたグループの先頭が、
もう追いついてきた!速いわ。

中にはしげさんも。
さすがです。レース続きでかなり疲弊されていた。
行ける所まで行きましょう、と話し、先へ進んだ。

ここからしばらくはしげさん、他の方達と抜きつ抜かれつだった。

鉢ヶ峰から八注池の途中で展望台があり、尾道が綺麗に見えた。
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八注池でまたもやyukiさんエイド。
ひと休み、補給し、先へ進む。

他の方も結構疲れてきているようだ。私もかなり・・・。

八注池から如水館高校までは、
一部、廃れた古道を復活させた区間があり、
ここの部分の整備にあたり、kuwaさん、yukiさんは
相当苦労されたことが、走っていて伝わってきて、感謝し切れない。

噛みしめつつ、なかなかハードで荒々しいルートを走り終えると、
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如水館高校。有名な高校。

ここからしばらく補給ができないということで、
すぐ飲む必要は無かったが、高校脇の自販機で飲料を補給。

高校からは距離3kmを標高差140mくらいでダラダラと登った。
長閑な山村の農道をしげさんと走ったり歩いたり。
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奥さんが用意してくれたおにぎりを頬張る。
口一杯になり、息ができない。

ロードが結構長いと聞いていたが、
思ったよりすんなりダムに到着。

ヘトヘト。ここでもまたyukiさんエイドにお世話になる。
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温かい甘酒をいただく。しみる。

ここまででほぼ30km。結構来た。
どこか痛いというわけではないけど、疲れてヘトヘト。
あと20kmは切っている、もう一踏ん張り。

ダムの上の峠に着く頃には、小雨がパラパラ。
気分も落ちる。
脚のダメージでしげさんはここで離脱。

同行していた方達と歩調を合わせて、
気分をごまかしながら進む。
次第に天気も回復。気分も回復。脚はボロボロ。
なかなか登れん。

細かいアップダウンありつつ、走れる部分も結構あり、
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龍王山手前まではなかなか良いルートだなぁ、と思いつつ、
脚のダメージでなかなか思い通りにはいかない。

部分的に脚がフレッシュな状態で楽しみたい。そう思った。
本当は、通しで走ってもへこたれない体力が欲しいのだけど。

龍王山手前で、なぜか先行しているはずのN氏が後ろから来た。
途中にあった滝を見に寄り道していたそうだ。
寄り道していたのに、追いついてきた、さすが速い。

龍王山手前から木段が続く。
もうやめてくれ〜。
kuwaさん鬼かーと思いつつ、
何とか龍王山到着。

ついつい他の方に合わせてベンチに腰掛けてしまった。
気合入れ直して再スタート。

本日序盤に来た分岐に戻ってきた!
あとは知った道を戻るだけ。
でも確か、ここからは木段だったはず・・・。

八坂峠までは、木段モクダンもくだん。
脚に来てるのにだめ押し。200m程度木段で落ちる。

八坂峠でロードに出てからまた入山。
ここから大峰山の横の分岐までがとにかく長く感じた。

最後の登り220mほど登る。かなりキツい。
今日の序盤はあんなに気持よく走れていた区間が、
全然走れない。

空腹感が来そうだったので、食べるつもりが無かった
最後のおにぎりを頬張る。

全くなんてルートを作ってくれたもんだ、とブツブツ言いながら、
最後の登りを終えた。
日没直前の山の中をペース上げて下っていく。
あとは本当に下りだけ。嬉しい・・・今日はたくさん登らされた。あーkuwaさん。

最後の下りが一番ガレているため、
グネらないように注意しながら、日没にならないように急ぐ。
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見覚えのある場所を何箇所も通過し、怪我無く無事ゴール。

10時間6分かかった。
久しぶりの10時間オーバーの行動時間。
ゴール後の第一声は「キツかった」だったような気がする。

日没後、最終ランナーのてっしーさんとkuwaさんを迎えた。
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無事に終わることができて本当に良かった。
kuwaさん、yukiさんお疲れさま、ありがとう。

尾道ICへの途中の養老温泉に入って、
冷えきった身体を温めた。
久しぶりに温泉、最高!と叫びたいくらい、
というか風呂場でうるさい奇声を発するくらい、
気持のいいお湯だった。それほどダメージ大だった。

その後、kuwaさんに教えていただいた、中華料理屋で
ラーメンとライスと豚キムチをがっついた。
これまた疲れた身体にしみまくり。

疲労と温泉と満腹感でホカホカになった状態で2時間ちょっとの帰りの運転。
案の定、高野あたりで雪道で緊張しているはずなのに睡魔に襲われ、
N氏と私、道の駅駐車場で爆睡。

復活し、何とか帰宅したのは夜中になってしまった。
たっぷり楽しみ過ぎた1日となった。

[走行データ]
時間:10時間06分
距離:43.9km
累積標高差:3309m上昇
消費カロリー数:4536kcal


コース、標高差は以下。
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[装備]
シューズ:Salomon S-LAB SENSE ULTRA3 SG
バックパック:Ultimate Direction SJ Ultra Vest
ウェア:フーディニ/Cap4/パワーメッシュ/Goliteタイツ/
     バフ/腹巻き/MHWグローブ/アクティブスキングローブ
携行:ナノパフ/フーディニパンツ/Cap4キャップ

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今回のMMTから再認識したこと。これからも大切にしていきたい。

・ローカルなトレイルを発掘し、共有するのは楽しい!
 ローカル山遊びの発展につながる。
・ショートトレイルを繋いでミドルディスタンストレイルにする。
 パズルのピースを組み合わせる楽しさ、難しさに魅力あり。
・初めて走るルートを地形図を見ながら走ることは、
 まるで宝探しのようにワクワクする。

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by peperonci_no | 2015-02-15 23:25 | 山行 | Comments(0)