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念願のコンプリート!!-第2回ひろしま恐羅漢トレイル- [2017.05.29]

昨年は悪天候のためCループカットとなり、
悔しくもあり、
恐羅漢トレイルのタフなアップダウンにやられ、内心ホッとしてしまい、
そんな自分にもガッカリした前回大会だったが、
今回は昨年の反省を活かすというか、
昨年の経験を活かした走りをして、
バッチリ完走したる!という強い思いで
本番に臨んだ。


結果、プランがバッチリハマって良い走りができ、予定より早くフィニッシュできた。
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家族も応援に来てくれていて、喜びを家族で共有できてることが何より嬉しい。
…子どもらと奥さんが首を長くして待っているのはタイム短縮効果大きい。

また、今回は脚の痙攣による大ブレーキが無かったのは個人的には大きな収穫だ。

…しかし、Cループ、最後にかなりタフだった!自分はまだまだだなぁと思わされた。

初めて踏み入れるルートで経験値が無いにもかかわらず、事前の情報収集も不足しグダグダな走りになってしまったのは反省。
次回以降の課題だ。Cループも含めサクッと走れる走力が欲しいもんだ。

-前日受付-
受付場所が安芸太田町の市街地に移り、
アクセスしやすくなったのは子連れにとってもとても助かったし、
他の選手もかなり助かったんではないかと思う。
また、説明会会場が屋内のホールになり、
大画面、グラフィックを駆使した分かりやすく、聞き取りやすい説明に変わっていて、
良かった。

この大会、確実に昨年のフィードバックが進んでいる。

残念なことに子どもの機嫌が斜めになり足早に会場を後にして宿に向かった。
こればっかりは仕方ない。

-当日-
昨年は当日朝の宿からの足が無いため、KTCメンバーに拾って貰えたため便乗で会場入りした。
今年はどうしようかな、と思っていたところ
シャトルバス運行の情報が出ていたので飛びついた。
今回から近隣宿泊施設からのシャトルバス運行が実施されるようになった。
これも車中泊ではなく近隣宿泊施設への宿泊者数を増やすための策として取り入れられたのかなと、感心した。
そうじゃ無いとなかなか車1台で来るのは困難だ。

まだ夜中、3時50分にバスに乗り込んだ。
あっという間に眠りに落ちた。
かなりリラックスできた。
起きたら会場に到着。
ちょうどスタートセレモニーが始まる時刻だった。
あとは走るだけ、という状態で会場入りした為それほど焦らず。
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KTCのメンバーとも言葉を交わし、緊張もほぐれたいい雰囲気で朝5時スタート。
昨年と違い、ロードを駆け下りてからゲレンデ直登。

トレイルに入っていく。

-Aループ-
昨年1度走って反省点があったため、
しっかりとフィードバック。

”マイペースで”
これはコース全てに対してであるが、特に序盤のAループは周りの選手との距離も近く、
他の選手のペースに翻弄され易く、
オーバーペースに陥りやすい。
林道で他の選手に抜かれても気にしない。
身の丈に合った走りをすることが何より大事。
幸いにも林道終わるころには周りの選手との距離も広くなり、
これが本当のレースなのか?と思うほど、
朝陽を浴びた美しい森を満喫しながら
高岳に到着。
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もう最高。

昨年の悪天候もあり、
嬉しさは2倍だった。

聖湖も眩い光を放っていた。
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第1エイドでもみじ饅頭をジップロックに戴き、トイレだけ済ませて先に進んだ。

ここからも着実に進んだ。

走りと歩きを交えながら。
割と走れたと思う。

聖山の登り口の分岐からの下り。
昨年はここからの下りで飛ばしてしまい、
かなり脚を消耗してしまった。
今年はどんだけ抜かされても、
気にしない。
後ろにつかれたら積極的に譲った。

なぜならそんな走れる脚ではないから。

餅の木峠から下り、牛小屋谷へ入る所で
N氏にキャッチされた。
しばらく並走。

仲間と走ると楽しい。

”ジェルは確実に補給”
昨年は牛小屋谷から急激にハンガーノック状態に陥った。
今年はジェルを確実に摂取できた。
これまでSUUNTOの腕時計のストップウォッチのラップ機能はレースの各区間の記録用に使っていた。
最近は良くも悪くもタイムに対してシビアに考えなくなっているため、
途中のラップも意味ないな、と思い始めているところはあった。
また、ジェルは強度により異なるが40〜60分に一本分摂取するようにしているが、
走ることに夢中なレース中に何時に摂ったか忘れてしまい、摂取のタイミングが一定では無くなったり、結果的に昨年は予定本数を摂取できずにハンガーノックになってしまっていた。

そこで、時計のラップ機能を使ってジェルを摂ってからの経過時間を表示するようにした。時計をパッと見れば、あと何分したら摂る必要があるのかが一目瞭然のため、摂り忘れは皆無となった。おかげで今回はエネルギー切れは無し。
タイマー機能で一定の間隔で鳴らすのもいいかもしれない。

牛小屋谷も疲れてはいたが確かな足取りで進むことができた。

昨年フラフラの中見た景色とは違い、
素晴らしい景色の中を走る喜びを噛み締めて進めた。

キャンプ場内に入り、トイレを済ませ、
Aループ、終了。
エイドステーションでおにぎりを口に、
もみじ饅頭をまたジップロックに戴いた。
悪い癖でおにぎりを一口で頬張ったら酷い顔に。
せっかく写真撮ってくれているのに
まるで変顔。
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家族にも会え、力貰った。
何より子どもの機嫌が悪くならないうちにフィニッシュしないとなぁ、という意識にはなる。

-Bループ-
重たくなり始めた脚、
昨年よりはまだまだ行ける感じ。
それもマイペースを貫いているからか。
恐羅漢山への登り口までの林道、
昨年同様走れる人達に抜かされまくる。
でも平気な感じ。

そしてこの後、恐羅漢山への登りで抜きまくる。

Bループは私よりも先行していた選手がペースダウンしたり、
平坦が速いけど、登りでバテている選手を追い抜き返したりという展開が多く、
自分は登りに強いんだな、と認識した。

恐羅漢山への登り、キツいと分かっていたから我慢して登れる。
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ブナ林が美しい。

恐羅漢山から旧恐羅漢までの歩行区間がありがたいと思えるくらい疲れが溜まってきている。
旧恐羅漢からウォーターエイドまでの下りは昨年はとても楽しく、アドレナリン出たか調子上がった覚えがあるが、
今年は右膝に違和感が出始め、
どうもスピードに乗り切れず。
昨年はドロドロでテクニカルだったのが、
逆に良かったのか?
岩場だったり、根っこやドロドロ、砂礫など、走って下るより、重力にまかせて”落ちる”だけが得意だし好きだ。

対照的に今年のトレイルのコンディションはとても良く、
何も考えなくても下れてしまう。
下りで走らなければならない状態は苦手だし、大腿四頭筋などを使ってしまう。

ウォーターエイドに到着し、
足りていたため無補給で出発。
十方山への登りルート。
渓流が綺麗で感動した。
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顔と頭を洗ってリフレッシュした。

この登りでも割といいペースで登り何人かパス。
しかし十方山に到着する頃に原因不明のフラつき。
補給はできていたはず。
やはりトレーニング不足なのか…。

十方山を過ぎて2,3km平坦でやや広めの尾根を走る区間があり、フラつく私にはとても長く感じた。

…と、後ろから軽快な走りだけど、finetrackのスケスケメッシュだけ着た変な選手、あ、N氏だ!
N氏が後ろから猛追。

N氏はAループ終了まで一緒だったが、
補給のトラブルで大ブレーキだったが、恐羅漢山まで持って行ったポテチを食べて回復してきたとのことでかなり元気そうだった。

フラフラの私は一気に離されていく。
那須エイドへの下りが始まってもイマイチな感じ。
全く自分の下りができない。

昨年、雨で泥々になったトレイルに苦労しつつも楽しんでいた記憶がある区間。
今回は雨天も想定して迂回ルートをキチッと開拓されていた。
昨年のフィードバックがしっかりとされている。
主催側の大会愛や、トレイル愛を感じ感激した。
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トレイルを踏み固める重しの丸太が転がっていた。
後で聞いたら、丸太は重過ぎて使えなくて放棄したのだとか(笑)
確かに人が何回も通って踏み固まるトレイル、作り込むには相当な重量が要るはず。

アスファルトに出て、ダラダラと長い下りを過ぎると那須エイド。
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トイレと補給をサクッと済ませ、
発つ前に頭に水をかけてもらう。
暑くなってきたため、かなり気持ちいい。
周りの選手たちもなかなかエイドを出発したくないような感じだったが、
さっさと出発。

トレイル入口への登りのロード沿いに
川が流れている。
とても綺麗で見ているだけで涼しい。
でも本当は飛び込みたかった。

走ったり歩いたり、堰堤横の法面を登り、
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いよいよ内黒峠への登り。

内黒峠への登りはまだ序の口。
そこからが大変。
でもひとまず内黒峠までを目標に。

列をなして進んでいると、
やはり登りは他の選手とペースが合わない。
自分はまだまだ行けるため追い抜く。

決して焦ってペースを上げているわけではなく自分のペースで。
メンタルとしてもまだまだ行ける。

黙々と登る区間。
縄梯子が設置されるような急登もあるが、
北山の急登と同等レベルなのでロープや縄梯子には世話にならずとも登れる。
北山の経験値はこういうところで活かされる。

内黒峠に到着。
OS-1を配布される方に
少しいただき気合いを入れ直し、
再び山へ入る。

昨年はここからが1番のゾンビ区間だった。
少し登っては膝に手をついてひと休みだった。
今年は力のこもらない登りだったが、
何とか休まず登れている。

問題は下り区間。

脚が完全に終わったと確信した。
大腿四頭筋、ハムストリングの筋持久力はここで潰えた。

途中前後していた選手にも良いスピードで抜かれた。
その選手は昨年も同じくらいの順位を走る事があって下りでぶち抜いた記憶がある選手。

1年かけて下りのスキルを上げてきやがった!
完敗だわ…メンタルもここで崩壊。

やはり来た。
棒切れの時間帯。

気付けば脚が痛い。
膝も痛い。
ボロボロだ。

不死鳥が舞い降りてくるのをじっと待つしかない。

全然楽しくねぇなぁ、
早くBループ終わらないかな。
早く家族に会いたいな、などと考えながらトボトボと”棒切れ”は進む。

家族に会いたいのと忌まわしきBループを早く終わらせたい(失礼)と言う思いだけで
脚を進める。

最後のゲレンデ直登をよっこらしょと終えると家族が見えた。嬉しかった。
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-Cループ-
家族に会えて、力をかなり貰えた。
そして、あとはCループ、そしてラスボスの砥石郷山を残すのみだ、という安堵感から、
グッと沈んでいた気持ちも浮き上がってきた。

やはり気持ちが大事なのか、
このレースの中の自分のハイライトはどこか?と問われると、Cループ序盤のロードと答える。
羽が生えたような走りができた。

何故この区間なのか?
山じゃなくて!

それはさておき、
Cループの滑り出し好調。
子供らのお昼寝ドライブで奥さんに並走され、
好調さをアピール。

しばらく続いたロード区間を終え、
いよいよラスボス砥石ノ郷山か!
…いやいや、待てよ、
確かまだ一山あった気がする。

Cループ、ここから歯車が狂い始めた。
これは次への反省点。
”コースプロファイルを頭に叩き込んでおく”

イメージトレーニングは大事。
これから走るトレイルがどんな距離で傾斜で、などの情報を把握しているかいないかは、大事。
特に私はそう言う情報で走りが大きく変わる人。
フィニッシュまでの距離や、あとは下りだけ?など、内容次第で脚の痛みを忘れてスパートしたり、省エネしたり。

Cループ、甘く見ていた。
コースプロファイル、把握しきれていなかった。
ザックリとした情報しか頭になく、
疲労した脚、身体にはあと何回アップダウンがあるのか、とても知りたかった。
そのせいか、もちろん疲れていたのもあるが、ボケっとした走りをしてしまった。
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最後の峠を越え、いよいよラスボス砥石ノ郷山に取り付く。

前評判通り、かなりの急傾斜が続き。
前後の選手もヘロヘロ。
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縄梯子登場。
スタッフとしてコース整備など大きく携わっているシゲさんも登場。
励ましの言葉をいただき、踏ん張る。

必死こいて登った砥石ノ郷山の山頂は意外と殺風景。

よし!あとは稜線をちょっと走って下るだけだ!

…と思いきや、細かいアップダウンが続き、
メンタル的にも結構折れる。
さぁここから下りだ、という所からしばらく進み、この日スタッフとして入山されていて
シャッターを切っていたYさんに
最後に励ましてもらったところで、
ようやく見覚えのある地点に出た。
脳味噌も疲れていて、
フィニッシュまでの距離がなかなか思い出せない。
そうこうしているとフィニッシュゲートが見えてきた。
家族と仲間が迎えてくれた。
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最後出し切る前に燃え尽きてしまっていた感はあるが、大きくグダグダになることなく走り切ることはできたと思う。
砥石ノ郷山から魂の抜けた走りになってしまったのが残念なところ。

息子が1日付き合ってくれて、
もう限界が来ていたため、
余韻を味わうことなく、早々に会場を後にした。

子どもの晩御飯の前にフィニッシュして、これくらいサクッと撤収できたら、
パパとしては合格だろう。

育児とトレイルランニングのバランス取りながら走ることも、醍醐味の1つになりつつある。

[走行データ]
時間: 12時間10分くらい
距離: 63.5km
累積標高: 3960 D+


[装備]
ウェア

DYNAFITのヘアバンド 会場で購入
とてもよかった。
トップス
Patagonia エアフロースリーブレス
finetrack パワーメッシュスリーブレス
finetrack アクティブスキンアームカバー
ボトムス
arc'teryx phase SL boxer
Patagonia ナイントレイルズショーツ
コンプレスポーツ Quad
ソックス
injinji トレイルミッドウェイト
レインウェア
monturaのgore-tex active skinのやつ
ウィンドシェル
Patagonia フーディニジャケット/パンツ

ギア
シューズ
inov8 terra claw25
ザック
paagoworks rush12 調子よし
エマージェンシーキット
いつものやつ
時計
suunto ambit
テーピング
ふくらはぎにニューハレVテープ
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行動食
記憶がはっきり残っていない…
パワージェル 13本くらいだったか
40〜60分につき1本を定期的に補給。
固形物 エイドでおはぎなどもらい、
ジップロックに入れて自分の食べたいときに食べた。
基本的にはジェルでエネルギーは賄えているので、
固形物は空腹感を満たすことだけのために摂取。


次は夫婦で参加したびわ湖バレイスカイレースかな…って既にだいぶ前の話だな。





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by peperonci_no | 2017-11-08 22:39 | レース | Comments(0)  

やっぱり走らないといかんね。-第5回さくらおろち湖トレイルランニングレース- [2017.04.23]

さくらおろち湖トレイルランニングレース、
文字通りのボロボロでフィニッシュ。
ただ山を走るだけではなく、
速く、粘り強く走るということに対する鍛錬が
不足しているということを思い知った。

この大会自体、
5年前のプレ大会と、昨年のロングのスウィーパーは経験済み。
また、さくらおろち湖ロゲイニング大会にも出ているため、さくらおろち湖エリアはかなり身近なエリアで、この大会も何度も走った気でいた。
実は初参加。意外!

自宅からも割と近く、早起きは必要だが
大会終わり昼過ぎには帰宅でき、帰りに子どもと公園で遊べた。
応援に来てくれた奥さんと子どもへの負担もより小さくてgood!

また、5回目とは言え、まだまだ発展途上の
この大会の進化の過程にとても興味があったが、
結構進化して来ている気がする!
…変わらない部分も多々あるらしいがそこは今後に期待。
KTCのメンバーからの前回大会に対する意見の吸い上げもあったり、
エイドステーションの内容や、大会のサポート体制も変わってきている様子。
また、コースの設定もトレイル率を上げるための努力として田んぼの畦道が複数追加になっていた(笑)
後方の選手のサポート状況がどうだったかは分からないが自分が走っていて問題は無かった。
前回は山の中にも人を多数配置したりしていたが、
今回は山の中は同行のスウィーパーに任せて、
山の中では選手以外はほとんど見かけない状態となった。その代わりに他のサポート体制に重きを置いたのだろう。正解だったと思う。

KTCサポート隊、頼もしい。誇らしい。
お疲れさんでした。
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来年は奥さんのサポートかサポート隊をやりたい。

さて、
レースの振り返りをしておく。
初めて選手として走るが、
昨年の知り合いのタイムやコースの構成から
目標タイムを3時間30分と設定。
正直、目標タイムを切れるかは五分五分だったが、
結果としては目標達成!意外と走れるじゃん。
しかし、タイムとしては目標を達成できたが、
レースの内容としては反省点が多かった。
来月の恐羅漢トレイルまでには修正していきたい。

反省点は2点。
・まぁまぁペースを上げた状態で走り続けるということに対する鍛錬が不足して、
オーバーペースによる脹脛の痙攣、
激しい痛み、さらに膝の痛みを引き起こしてペースダウン。
・いつもより少し薄めの新品ソックスを履いたら
靴の中で足が暴れてしっくり来ず。
無駄な筋肉を使った。
紐の締め直しでタイムロス。

レースの前半、第2エイドステーションまでは、
ほぼ走るルート。
どちらかと言うと苦手なパート。
後半はアップダウンの山セクション。
どちらかと言うと得意なパート。

前半はスタート直後のトレイル入口の渋滞さえ避ければ、
あとは飛ばしすぎず自分のペースで行く作戦だった。

スタートゲートに集まる選手たち、
一体どこの山に隠れていたのか?
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KTCのメンバー以外に、滅多に山でトレイルランナーと出会わないのに。
不思議なもんだ。
第5回目の本大会、エントリー者数は400名を超えるまでに。部外者だけど、感慨深い。

序盤の名物”壁”はスムーズに行けた。
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結果としては、最初の渋滞はほぼ回避でき、
その後もほぼ自分のペースで走れたと思う。
あっという間に第1エイドのみざわの館に到着。
水分とバナナをいただき、
ずーっと気になっていた靴紐を締め直しているうちに、
何人もの選手にどんどん抜かれた。
あの状態で走り続けるよりはマシだろう。

リスタートし坦々と見なれた景色の中を走る。
後ろから招待選手のマフネ選手が猛追。
アベレージが違いすぎる。
ノンビリな私はあっという間に離される。

山と山を繋ぐのは田んぼの畦道。
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このレースの前半は”畦道トレイル”と名付けてもいいくらい、畦道を多用しトレイル率を上げている。この大会ならでは。

畦道をマイペースで走っていると、膝に違和感、いや、痛みが。
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結局、膝痛は騙し騙しフィニッシュまでの付き合いとなった。

市街地を抜けるときに、
奥さんと子ども達が応援に来てくれていて、
何よりも力になった。
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しかし、膝が痛い。何だか憂鬱になってきた。
気のせい、気のせいと誤魔化し進んだ。

お手製の看板や地元の方の応援もあり、
結構嬉しいもんだ。
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単純に応援してもらって嬉しいのと、
トレイルランニングという競技を
スポーツとは無縁に見える地元の方に
認知してもらえているという喜びもある。

さくらおろち湖へ出るところのダウンヒルは前半のハイライトかもしれない。
気持ちよく走ることができた。

しかしそこからの湖畔のロードが地味に長く、
膝痛いのにはかなりキツく、何度かストレッチ入れながらとなった。
水分もミネラルもしっかり摂っていたし、
やはり、普段あまり走っていないのに調子に乗ってオーバーペースになっていたのだろうか。

牧場への登りも何とか走り、名物の牧場トレイルをかけ抜け第2エイドに到着。
ここでも家族が応援してくれていた。
やはり靴紐の締め直しが必要で、
靴紐を結んでいたら、息子が塩だらけの頭にチューしてきた。
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なぜなんだ?息子よ。

N氏のありがたいアドバイスをいただいて、
水分補給だけしてリスタート。
やはり靴紐締め直しは大きなタイムロス。
流石にもう締め直すことは無いだろう。

ここからは後半戦。
アップダウンが厳しく、
下りはなかなかのテクニカルトレイル。
奥さんにもあなたが1番下り速いんだから、
ぶっ飛ばしてきな!と喝を入れてもらい、
いい感じにリスタート。
やったぜ、ホームに帰ってきた気分で意気揚々と
岩伏山を登る。
良いトレイル。
良い季節。
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登りだけど最高〜♪

岩伏山横の最高地点からの下りは、
結構地獄一歩手前だった。
終盤に地獄が待ち受けていたので、
一歩手前とあえて書く。

膝痛が結構無視できない感じになってきて、
ぶっ飛ばして楽しいはずの林道下りが憂鬱なものになってしまっていた。
それでも何とか渡渉ポイントまで走り切ってここからはアップダウン区間。
走る頻度は減るので膝痛も割と気にならない。
急斜面の下り区間は膝痛のこともレースだということも忘れて楽しんだ。

膝痛との濃密なお付き合いが終わろうとしていた。

第3エイドまで来て、ロード、法面を経てまたトレイルへ。
残り5キロの時点で2時間40分だった事もあり、
これは3時間半切れるのでは⁈と手ごたえを感じていた。
ガードレール横で膝痛が気になるので、
太腿のストレッチをしていると脹脛が思いっきり攣った。何とか堪えてリスタートした。

ここからは脚の痙攣との濃密なお付き合いが始まった。
脚もかなり疲労してきていて、
脚上げの高さが低くなり躓いたら最後、体勢を立て直そうと脚を踏ん張ろうもんなら、思いっきり脚を攣る。

特に足元に注意しながら走る。
トレイルランニングって自然と一体となって走るもので、足元に注意しながら恐る恐る走ってしまうととても情けない感じになる。
走っていて何やってんだか、となった。
まだ騙し騙し走れるだけマシ、と言い聞かせ
走り続ける。

最後と思っていたがやはりシューズの中で足が暴れる。
靴紐を結び直すこと3回目。
やっと普段のフィット感を捕らえた感覚。
一瞬だけ足運びが軽くなった。

しばらく孤独な走りをしていたが、
最後の登りの手前で空身の見るからにロードのランナーが座り込んでいたので様子を伺うとエネルギー切れとのこと。
山を走り慣れていなかったり、
トレイルランニングのレースの経験がなかったりすると終盤にえらい目に遭う。
自分はまだまだ行けると脚に力を入れるものの、
弱々しい脚からの返答があるだけ。
気合いの世界。

前方にもう1人今度はトレイルランナーを捉えた。
だいぶ堪えているような表情だった。
自分もまだまだ行けるぞ、と鼓舞するが、
気が付けば両脚とも痙攣しているではないか。

楽しかったトレイルが終わり寂しくもあり、
ホッとしつつ、
尾原ダム事務所横の最後のアスファルトの下りを悶絶しながら下りきると、
ダム事務所の横で両脚激しい痙攣。

フィニッシュ地点はもう目の前だ。
ダムの上の橋を走り、ラストスパート!
といきたいところだが、
ここからが地獄だった。

膝の痛みを忘れるほど、
脹脛、膝裏が痙攣し、走り続けられない。
ゴール目の前にして橋の上で屈辱のストレッチ。
もう治らん!と諦めて我慢して走りきる事を決めた。
前回の北山練習会の悪夢を思い出すようだ。
とてつもなく長い数100メートルだった。

フィニッシュゲート前のストレートにごく僅かだけ加速して、家族の待つフィニッシュへ。

息子を抱きかかえる瞬間に脚が痙攣して冷や汗垂らしつつ、家族4人でフィニッシュ!
目標の3時間半を5分切って有言実行!
パパの面目は保たれた。

近頃のレース、楽しいのはもちろんだが、”パパの面目”のために走っている気がしてならない。
それもまた良い動機づけと思う。
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先にフィニッシュしていたTM氏が素敵なフィニッシュ写真を撮ってくれた。感謝。
ルナサンダルで快走した彼のキラキラっぷりがやばかった。

フィニッシュ後に木次乳業のパスチャライズ牛乳が振舞われていた。
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冷えていてとても美味かったし、傷めた筋肉に速く効く!

最終ランナーのフィニッシュ後にじゃんけん大会で奥出雲の特産物などが当たるということで参加。
勝った!
当たったのは松江の寺町治療院さんのワラーチ!
この前買ったばかり。
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しかもサイズ偶然にも適合してる。
奥の2つがこの前買ったもの。
手前が今回当たったもの。

フォームを見直せってことですかね。
走れってことですかね。
どちらかと言うと後者かと。

やはり、絶対的走力が足りない。
恐羅漢トレイルでキッチリとパパの面目を保つためにもGWガッツリ走って脚をぶっ壊す。
…とは言うものの、さくらおろち湖トレイルランから3日間経っても脹脛のハリや、膝痛が治らず、壊れたままだ。
ショートレースのダメージ、恐すぎる。

今回の走行データ:
時間 3時間25分33秒
距離 27km(ambitのログは25.7km)
累積標高差 1208m上昇、1215m下降
順位 29位/139人(ロング男子の部)



ちなみに、昨年に続き、恐羅漢トレイルとびわ湖バレイスカイレースに出る予定。
痙攣しませんよーに。

ではまたどこかのお山で。





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by peperonci_no | 2017-04-23 21:32 | レース | Comments(0)  

第3回ITJ(出雲トレイルジャーニー)、サポート記 [2016.10.23]

この日は本当にいい顔をたくさん見た。
”トレイルランでもなくマウンテンランでもない、呼び方なんてどーでもいい、ここまでくるとそんな感じになる。まさに旅のようだった!” by 主催者N氏
”旅”はこんなにも人を良い顔にしてくれる素晴らしいものだ。

出雲の山好きのための”旅”が更にグレードアップし、
大成功をおさめた。
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ITJ "Izumo Trail Journey" (出雲の方)
2014年に第1回が開催され、
2015年に第2回
参加者も4人、12人、
そして2016年の第3回は17人の参加者が名乗りを上げた。

今回は主催N氏の立案で、県外のランナーにも
出雲という土地、トレイルの魅力を知ってもらいたい、と
積極的に声をかけ、6名の県外の猛者にも走っていただき、
山陰の初参加6名の方もさることながら、
県外の方にも魅力を存分に味わっていただけたのは大きな収穫だったと言える。

今回、私は3回目の参加と言いたい所だったが、
出産予定日が近かったため、サポートの"ITJ CREW"の一員として
出雲のトレイルに情熱をかける選手達をサポートさせていただいた。

サポートさせていただいた立場から今回の記事を書く。
ランナー目線ではないのはお許しを。

コースは前回とやや変更ありで、
累積標高、距離がややキツくなっている。

加茂岩倉遺跡(スタート)〜高瀬山〜蓮台寺〜武部峠〜
〜鞍掛山〜仏教山〜ロード〜
〜三本松公園〜河川敷〜南神立橋CP〜河川敷〜
〜沈下橋〜河川敷〜そして河川敷〜旅伏山登山口CP〜
〜北山縦走(※)〜猪ノ目峠〜稲佐の浜(フィニッシュ)

距離52kmくらい?累積標高3000mくらいあったのかな?
※矢尾峠〜木無谷CP〜遙堪峠で縦走路から一旦外れる

※の縦走路北側の沢沿いのルートに変更になっているところは、
N氏の出雲のトレイルのここがいい!という強いオススメ感が伝わってくる。

朝5時、稲佐の浜に選手集合。
車数台に別れてスタート地点の加茂岩倉遺跡へ向かう。

スタート前にコースの概要説明など済ませ、
定刻6:00、薄暗いうちに第1グループスタート。

今回は1人ずつではなく、グループでのウェーブスタートで全部で4グループ。
今回からゼッケンの準備されている!
しかもスタートゲートまで準備されている!!
銅鐸がゲートの一部と化しているが、実は備え付けの車止め(笑)
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スタートゲートはフィニッシュゲートにも早変わりし、
大会を盛り上げるアイテムとなった。

全選手を見送り、サポートのために移動を開始する。
サポーターの中での連絡手段としてメッセンジャーを使用。
各地点のサポーターから選手の進行状況が逐一報告される。

南神立橋エイドで準備をしていると、
早速集団ロスト(道迷い)だとのこと。
おいおい、地図読み講習会、またやるか・・・

今回もコース誘導の表示や、誘導員などは一切無し。
配布された地図だけを頼りに選手は自分の進むべき道を判断し先へ進む。
山を楽しくかつ安全に走るための必要な能力を試す意味合いも込められている。

南神立橋CPで広島から駆けつけたクワさんと合流し、
沈下橋へ向かう。

沈下橋では、今回何と出雲在住のプロカメラマンが写真を撮って下さることに。
カメラマンとサポート役のMTG氏を案内しつつ、沈下橋を散策。

前回からこの沈下橋がコースに入っているが、
聞く所によると、前回道迷いで沈下橋を通らずに
次のCPへ向かっている選手が多数いたそうだ。

何ともったいない!今回は是非通ってもらいたい。
出雲の風景の1つとして斐伊川の流れは外せない。
北山から見る景色にはいつも雄大な斐伊川があった。

砂の堆積量、水量の少なさ、川幅の広さが
他の一級河川にはない光景を生んでいる。
蛇行した曲線を描く川の流れが、
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説の元となったとも言われる。
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その光景を川面のすぐ上から見ることができる。
橋を渡っていると、その先には目指すべき北山の弥山がそびえている。
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こんな情景に何て素晴らしいコースなんだろう、と第2回の時思ったのであった。
※今回は無事に全選手が通過した、とのこと

沈下橋を渡ると選手は延々と続く河川敷へ戻る。
選手は河川敷をボロボロになりながら走るんだろうな〜、
今回は皆どんな顔して旅伏山登山口CPにくるんだろうな〜、と
今回は見られないが想像してニヤニヤしつつ、
所用のため次の旅伏山登山口CPへ車を走らせた。

毎回旅伏山登山口CPにはエイドステーションが設けられ、
後半戦の北山縦走路に備え補給ができるようになっている。
今回も、選手として食べられなくて残念だったのだが、
豊富な補給が準備されていた。あー選手羨ましい。
特に好評だったのが松江のパン屋CARREのキッシュだったようで、
私も後でいただいたが美味かった〜。
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(キッシュの写真はM氏撮影)
ここら辺はN氏夫婦のセンスが光るところ。

途中経過情報では、昨年のタイムよりも5分程度速いとのことで、
早速本日のメインの任務である木無谷CPの準備をすべく、
次の目的地の矢尾、客垣谷へ車を走らせた。

今回クワさんと担当することになったのは、木無谷CPのサポート。

木無谷は北山縦走路から外れた踏み跡も薄れつつある沢沿いのルートの
ちょうど選手が不安になりそうなちょうどいい距離にある場所。
今回はクワさんと2人で担当することになり、本当に良かった。
・・・それほど薄暗い何もない山奥で、ひとりではちょっと。

客垣谷から入山、矢尾峠へ上がり、選手達と同じルートでCPへ向かう。
客垣谷のルートの荒れっぷりが酷かったため苦戦したが、
1時間40分くらいでCP到着。
途中キレイな景色だったものでクワさんと写真撮影大会となったりして遅くなった。

選手到着予定時刻を迎えていたため慌ててCP設営し終えるも、
なかなか選手来ず、結構焦る。
何しろ携帯電話の電波が入らないので、
選手の進行状況の情報が全く入らない。

予定より20,30分遅れてトップ選手が通過。
続々と来る選手。みんなとても良い顔している。
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トップ選手の方が疲弊しているぞ・・・・?!
後方の選手の方が楽しんでいた感じ。
全体的に40km近く走ってきているのに皆、まだまだ行けるぞって顔している。
頼もしい。

矢尾峠〜木無谷〜遙堪峠は、私は好きなルートだが、
ガレていたり、踏み跡も廃れつつあり走りにくいため、
いわゆるランナーには正直受けないだろうなぁ、
と思っていたが、対照的に多くの選手が口を揃えて”楽しいコース”、と言っていた。

そんな言葉が聞けてN氏はもちろん、私も感激、である。
ただ山で走る走力があるのではなく、山で強い、山の魅力を感じながら走れる人が育っていて、
出雲でいろんなイベントやったり、ブログで情報発信したりしていて良かった、と思える瞬間だった。

木無谷CPでは選手通過のチェック、タイム記録、写真撮影を担当させてもらった。
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(クワさん撮影)
本来エイドステーションの機能は無いのだが、
クワさんが気をきかせて
水、麦茶、スポーツドリンクの6kgと、
ビスケット、ポテトチップスを担いで上がってくれた!
選手は水分の消費が特に想定外に多く、助かったようだ。

選手を見送りながら写真をパシャパシャとり、
無事にスイーパーを見送り、CPを撤収。

選手と同じ道を辿り戻る。
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(クワさん撮影)
木無谷CPから遙堪峠は出雲の代表トレイルの1つで、
他所から誰かが来たら案内したい場所だ。
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1年を通して湿気が多く、苔の生命力全開で、クワさんも写真をたくさん撮っていた。

遙堪峠で同じくサポーターのAD氏と合流し、峠道を下山した。
木無谷でのサポーター業務を終え、フィニッシュ地点へ向かった。

どうやら今年は午前中天候が崩れていたが、
午後から天候回復。
コース終盤の最高のビューポイント、弥山山頂からの景色も
抜群だったようで、県外からの参加者も感激して下さったようだ。
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(上2枚はトモちゃん撮影)
ここまで走ってきたことすべてが報われる景色・・・ホームに帰って来た気分になれる景色・・・
弥山も出雲の代表トレイルの1つであることは間違いない。

フィニッシュ地点には、既にフィニッシュゲートが設置され、
某日本アルプス縦断レースっぽい雰囲気を醸していた。
・・・フィニッシュが海だしね。

稲佐の浜の弁天島にタッチするとフィニッシュ。
続々とフィニッシュする選手達。
みんな生き生きとした表情をしている。

昨年完走できなかったけど、今年完走できた人、
初めて参加なのに、快走した人、
イベントのクオリティが高まって仕事量増えて、
バタバタしていていろいろ大変だったけど、
皆の笑顔に救われた人、など
いろいろな表情を見ることができた。
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私も当事者として走ったわけではないが、
サポーターとして参加することで、
彼らの感情を共有し、
出雲という土地で暮らし出雲のトレイルに携わる人間として
何とも言えない満足感に浸ることができた。
あぁ自分の楽しんでいること、感覚って間違っていなかったんだな・・・と
ジワッとこみ上げるものがあった。

全員がゴールした後、表彰式が執り行われ、
その後、県外からわざわざお越し下さった選手へお土産の贈呈。
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出雲ならではの品々を。主催のN氏の粋な計らい。

ITJは初めはごくごく身内だけでの
いわば”プチイベント”だった。
プチイベントにしては壮大すぎるコースというギャップに
胸の高鳴りを感じていた第1回。
第2回、3回と回を重ねて参加者数も参加者のレベルも高くなると同時に
主催のN氏夫妻を始め、ITJ CREWを始めとした有志の皆様の
尽力で、こんな素敵なイベントに成長している。
台風の直撃でトレイルの状況が心配されたが、
遙堪キコリーズはじめ有志の協力でトレイルワークを実施し、
倒木の撤去などで快適に走れる環境に仕上がった。
出雲の山に関わる人間全員で作り上げたイベントと言っていいほどだ。

コースの壮大さとイベントのクオリティのギャップは埋まったのではなかろうか。
今後の成長がますます期待される所だが、
これ以上成長しちゃうとマンパワーが限界きちゃうので、
個人的にはこれくらいの規模で、サポーターの人数がもっと増えると
ちょうどいいのかな、と思っている。
何より主催側も楽しめるくらいでやらないとね・・・エントリー費とるレースとは違うので。

長々と書いたが、
N氏の着火材、起爆剤、ナンパ師、凝り性、アーティスト、気配りの人っぷり、山愛、出雲愛に驚きつつ、
ここまで出雲、島根、山陰のトレイルランニング、マウンテンランニング、・・・・もう何でもいいや、
”山を楽しむ活動”を盛り上げることに尽力されていることに感謝し、
今後も私もその一端を担えるように頑張ろうかな、と思っている。

そんな私が1つだけ後悔、残念に思っていることがある。
今回のイベントの終わりに私を含めN氏を胴上げしようと言う人間が誰1人いなかったこと。
次回のイベント(打ち上げか?!)にお預けにするが、
誰もしなくても私だけでも胴上げしたいと思う!

最後に
我が家にも2人目の子どもが産まれ、なかなか山と関わる時間を作ることが難しい状況にはなるが、
幸い”理解”、”共有する喜び”という妻の心強いサポートもあるため、
引き続きトレイルランニングを中心とした山遊び文化の啓蒙にできる限り励みたいと思う。

ではまたどこかの山で。



 

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by peperonci_no | 2016-11-07 22:07 | レース | Comments(0)  

はやさめトレイルランに突撃 [2016.06.26]

どローカルイベントの情報を嗅ぎ付け、
KTCメンバーで突撃してきた。
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出雲市平田の久多美コミュニティセンター主催の
「はやさめトレラン」というイベント。
※私はトレランと略すのが好きではないのであえて”トレイルラン”と記載させてもらう。

HPによると趣旨は、
地区内外から走る仲間が集い力走を見せることにより、
久多美地区の運動機運を盛り上げる!
併せて、久多美の良さを再発見いただき地域活性化策とする。 とのこと。

平田のどローカルでトレイルランなんて、
超レアだな、島根唯一(?)のトレイルラン集団のKTCが
参加しないわけにはいかない。と、
次週にびわ湖バレイスカイレースを控えていることも考慮し、
調整に出てみることにした。

2〜5名のチーム戦で、平均タイムで競った。

コースは、久多美コミセン〜高野寺登山コース往復の10kmとざっくりとしたPRがあったが、
実際は、久多美コミセン〜高野寺登山コース〜レーダー道路のダウンヒル
    〜ぐるっとロード〜久多美コミセンの7.7kmだった。


大会はやはり、どローカルの初開催イベントということで、
いろいろといい具合に手作り感満載。
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そして気になる参加者は30人程度で、
さすが陸上の盛んな平田ということで、
他のロードの大会で上位に入賞するような方や、
明らかに走力でついて行けなさそうなキレッキレの外見の方が多数。

そんな中、トレイルランの大会にトレイルランナーっぽい格好だったのは、
一緒に参戦したFプロと私の2名だけ。

トレイルランの大会なのに浮いちゃう感じ(笑)
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物珍しいものを見るような視線と、
密かなプレッシャーを感じつつ、スタートラインに立った。

レースは序盤からハイペース。
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何とか食らいつき登山口まで。
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トレイルからは私の出番、と思いきや、
やはり走力のある方々、
なかなか牙城を崩せない。
いつもの感じで快適なトレイルを駆けて行く。
下りでぶっちぎってやるさ。そんなことを思いながら。

一旦レーダー道路へ出て、すぐにまたトレイルへ。
ここからが最近整備が進んでいる「高野寺登山道」のようだ。
廃寺となっている高野寺への登山道を観光名所にしたいようだ。
木段などで整備されていて走り易い(歩き易い)。
最後の急な木段を登り終えたところが高野寺で、
折り返し地点となる。
何とポカリスウェットのエイドステーションとなっていた。
水分を背負っており、エイドステーションをパスしつつ
他の選手をぶち抜こうと思っていたため、ポカリスウェットを半分だけいただき、
早々に出発。

よっしゃ下りでぶち抜くぞ!
エイド後に2人くらい抜いて、しばらく林道の下り。
すぐにレーダー道路へ。

さ、ここから往路で使った快適なトレイルへ。
ここは下りでロードのランナーと差をつけられるぞーと思っていると、
トレイル入り口に立哨がいないし、まさかこのままレーダー道路(アスファルト)を下る?!
ここは標高200m。ひたすらアスファルトを下っていく。

お気づきかもしれないが、
このレースは事前にコース図の発表はなし。
ここは次回に改善していただきたい。

今回はある意味そこが面白くもあり、
ちょっと嫌な部分でもあった。

どんな所を走れるのか、ワクワク・・・というより、
どんな所を走らされるのか、ゾクゾク・・・というような感じ。

案の定途中トレイルに入ることもなく、レーダー道路の一番下までダウンヒルし、
その間に年配のタフなランナーに千切られるものの、
もはやロード走っている時点でメンタルには何も響かず、
ただひたすら自分の脚との格闘をしていた。

減量のせいか、意外とロードを走れている。

果てしなく遠いゴール地点までのロードを歯を食いしばり、
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しっかりとスパートしてゴール!爽快。

息子に迎えられ癒され。
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平田CATVにインタビューされ、ちゃっかり放送に乗っかっていた(笑)
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故障を抱えて出場したFプロも何とか完走は果たした。
・・・既に来年に向けてリベンジに燃えているらしい。

来年開催されるかは今のところ不明らしいが、
ガツンと255m登ってガツンと下る。
しかも平田という土地柄、選手層が厚い。
ガチのランナーが多く参加する大会になりそう・・・
トレイルランナーとしては是非とも挑みたいところ。

しかしながら、もう少しトレイル率を上げろとは言わないが、
せめて下りをトレイルで駆け抜けたいところ。

恐らく今回は、トレイルを初めて走る選手が多いことを想定して、
登りと下りの一部区間にトレイルを絞ったと考えられるため、
仕方が無いとは思うが、是非とも検討いただきたい。

北山や南山エリアばかりに目が行きがちな島根、出雲のトレイルシーンだが、
他にもたくさんの可能性が秘められているのではないか?と
考えさせられるイベントでもあった。

今後の動向に注目したい。

今回の走行データは以下。
時間:45分09秒
距離:7.67km
累積標高差:257m上昇、255m下降
個人順位:7位/26人(上々でしょう)


ルートと標高差は以下。
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ちなみに大会名の”はやさめ”は”波夜佐雨”と書き
出雲風土記の書かれた1300年前に久多美地区がこのように呼ばれていたそうだ。


次はびわ湖バレイスカイレースかな。



 
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by peperonci_no | 2016-07-22 00:10 | レース | Comments(0)  

不死鳥は舞い降り、去っていった。-第1回ひろしま恐羅漢トレイルランin安芸太田- [2016.05.29]

第1回ひろしま恐羅漢トレイルランin安芸太田(以下OSORA)に参加してきた。
良い大会だった。
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初めに、本大会の発起人のF氏と第1回の大会の準備に尽力された広島の有志の皆様に感謝の言葉を送りたい。
お疲れ様でした。そしてありがとうございます。あいにくの天候で運営側も大変だったと思います。
それでもこのコース、自然は魅力に溢れていることは伝わってきました。天候不順による視界不良、コース打ち切りにより、恐らく伝えたい事の5割くらいしか受け止めきれていないと思いますので、また恐羅漢、三段峡エリアには戻ってきたいと思います。

<エントリー>
恐羅漢山の事は広島のスキーヤーのblogに登場したりしていて名前だけは知っていたが遠いというイメージで訪れることは無かった。また、本大会のプレ大会とも言える、有志のイベントが一昨年行われた際には声をかけていただいていたが都合で参加できず。
いつかは訪れたいと言う思いと、距離60km、累積標高4000mオーバーという、久しぶりのロングレース、しかも中四国で初めての規模の大会ということで、出るっきゃない、とエントリーした。
毎年恒例のえびすだいこくウルトラマラソンは今回はパス。
やはりトレイルランが好き。単純な理由。

<準備>
家族との時間を優先したいので、運動に充てる時間が自然と減ってきているのに、独身時代のような生活習慣を送っていたら、体重が徐々に増量し、思うような走りができていない気がしていた。

OSORAを1つの目標にして生まれて初めて減量をし、半年近くで5〜6kg減量した状態で今回は臨んだ。

また、久しぶりのロングレースということで、長時間の行動に身体を慣れさせる為に1ヶ月前に10時間以上の山行を2回実施し、
減量の効果の手応えを感じていた。・・・そんなにダメージが残らない。

<前日>
受付が前日ということで、会場のある安芸太田町へ。
受付を済ませ、知り合いと話しながら説明会に参加。
今回は所属するKTCの多くのメンバーがエントリーしているので、
どことなくホーム感覚になれ、少し気楽。
発起人のF氏の今大会への思いがにじみ出たコース説明を聞き、会場をあとにした。
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周辺に宿泊施設が少ないこともあって、車中泊の方が多い今大会、
我が家は子どものこともあるので、三段峡に宿を取ってあり、
のんびりと前日を過ごすことができた。

<当日>
4時45分から開会式、5時スタートで、
宿から50分少しかかる距離だったため、
宿を3時10分頃に出発。2時半くらいに起床(>_<)
まだ暗いし、朝でもないんだが、腹は減ったので、
用意していたおにぎりを2個のうち1個半食べた。
半分はスタートしてしばらくして食べたっけ。

駐車場からコースの一部のゲレンデを朝から直登し、
スタート会場を目指す。
KTCの同級生メンバーと向かう。
さすがにワクワクしてくる。

スタート前にKTCメンバーと記念撮影。
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(A氏は見つからず!)

久しぶりのビックイベントに対しワクワクするが、
ショートのガチレースではないので、
マイペースで無事に帰ってくること、を誓い合い、5時スタート。
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スタート直後のトレイルの渋滞を緩和するために、
いきなりゲレンデを駆け下り、ロードを登る。

先は長いし、朝からフルパワー全開で行ける方ではないので、
ここはゆっくりとマイペースで。

TM氏とお喋りしながらスタート。
しばらくダンゴ状態でトレイルを進む。
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だんだんと走れるようになって、
調子も上がってきたかな?というところで、
左足首をいきなりグネった。
・・・ボーッと考え事していて。しかも何も無い平らな所で。

いかんいかん、と思い、またしばらく走っていると、
また考え事してしまい、今度は右足首をグネッた。

幸先悪いぞ・・・さすがに眠くてボーッとしちゃっているのか?

この先は何とかさすがに危機感が出てボーッとすることなく、
幸い大事には至らずその後の走りに影響は無かったが、痛いは痛かった。

このレースのコースは3部構成になっていて、
A、B、Cループがあり、それぞれのスタートとゴールは
最初のスタートと最終的なゴールと同会場であり、
各ループが終わるごとに会場に戻ってくることになり、
時間制限によりその先のループに行けない人間も出てくる。
しかし、そう言った場合はBループ完走など、途中までの記録証を発行してくれるシステム。

もちろん目指すは60kmのコンプリートの完走証。

最初に走るAループは割と走れる部分が多いコース。
私としては抑えているつもりが、結局走らされてしまった感じ。
如何に普段から走り込んでいるか、が明暗を分ける。

捻挫してからしばらくすると、林道に出て、
そこからは結構な距離の林道を走った気がする。
N氏と、"走るね〜"と話しながら、登山道の入り口をまだかまだかと待ちながら走る。
登山道入り口についた途端、N氏は待ってましたと、水を得た魚になった。
どんどん登りで他の選手の先を行く。
途中までついて行ったがオーバーペースになるので見送った。
聖山まで着くも、ガスで眺望なし。
ここから高岳まで細かいアップダウンがつづく。

この段階でまだ前後の選手との間隔は狭く。
何となく自分のペースで走らせてもらえず、フラストレーションが溜まる。
無理に抜いても先は長いし、力を温存しておくべきか、
と自分を納得させ、本当に抜くべきポイント以外は他の選手のペースに合わせていた。
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自分の走りじゃないまま、聖湖に出て、しばらくロードを走り、第一エイドに到着。
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バナナともみじ饅頭をいただいた。

エイドではできるだけ滞留しない。
これはセルフディスカバリーアドベンチャー王滝に出ている頃から意識していること。
1〜2分でエイドを出た。

ここからは前半で通った聖山の登山口へ林道で登る。
結構歩いている人が多かった印象。
基本走ったが、途中で歩きも入れつつ。
林道終わりから、下りに。
この道は草を刈ってくれた道だろうか、
下り基調でガンガン走れる。
今回裏方を担当しておられた広島の”しげさん”が途中立哨されていた。
頭が下がる。

自分は結構脚に来ちゃうし、ぶっ飛ばしはしないが、
重力には逆らえない。結果脚に来ちゃった。
ロードに出ると、脚重くなっていた・・・。
餅ノ木峠まで登り、ロードの下り・・・脚に来ているので長く感じる。
途中まで一緒だったKJ氏に離された。飛ばすね〜。軽快。

ここらへんから、やけに疲労感、身体の重さを感じるようになっていた。
前日の説明会でF氏が言っていた沢沿いの3点支持が必要な区間。
ここはフレッシュな時に来たらもっと楽しかっただろうな〜。
何より渓谷が綺麗。
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F氏が説明していた通り、沢沿いの岩場の連続。
私は大好き。
立哨の方が滑りますよ〜と言っていたが、
んな、大げさな〜、と思ったら、
予想以上に足元が滑り、勢いで仰け反って、間一髪手を付いた。冷汗。

そこからは慎重に。

前方を進む選手に追いつきたくても、力が出ない。本当にダメ。
途中、本大会のコース整備に尽力された、広島のヤッホーさんに挨拶させていただいた。
”まだまだこれからですよ〜”とのこと。

沢区間を終え、林道を走るが、ぼわ〜っとして力が出ない。
キャンプ場の敷地に入った。
帰って来たな〜という実感と同時にまだAループなのに大丈夫かいな・・・。
ミドルの部のスタートと時間が被って、何かややこしい感じがしたが、
何とか会場をぐるっと回ってAループ終了。
予定では、Aループ4時間、Bループ5時間、Cループ2時間半の11時間半+ちょっと、といった感じだったが、
Aループの段階で、トイレの時間も込みで4時間14分程度。まずまず。
触れ込みどおり、走れる人には良いコース。
走れない人にはボロボロになっちゃうコース。私は後者。

第2エイドで奥さんと息子が待ってくれていた。
息子に癒され、おにぎり1個とレモン2切れを口に入れた。
ボトルの水も満タンにしてもらった。
家族と仲間と話したり、少し長めの7分間留まっていた。

息子にバイバイして、先へ進んだ。

いやはや脚が重い。
とてつもなく重い。

この段階でミスに気付いていた。

Aループの終盤で力が出なくなった原因は、
糖分不足。

Aループで摂取するつもりでフラスコに入れていた
ジェル3本分が半分しか減っていない。
ごくごく飲んでいたつもりになっていたが、
粘度が高く、フラスコから出る量が少なかったようだ。
そりゃフラフラ、力入らなくなるわ。

Bループに突入し、予定していたジェルを口に入れて、
徐々に調子を取り戻したいところ。

しかし、脚に来ちゃっていてなかなか登りに力が入らない。
恐羅漢山へと続くルートを登り、1131mのピークを過ぎた後のなだらかな所で
走ったら、この日の第一ピクピクポイントが来たような気がする。

1126mの分岐から恐羅漢山をグルッと巻いて行く林道へ出るために下り。
林道が2km程度続く。
ここも随所に草刈り跡が見えた。ご苦労様です。

数名に追い抜かされ林道を終えたが、調子は上がって来ず。
林道終わりから400m弱の登り。
でも結構急登。

急登の入り口にkuwaさんがカメラを構えていた。
お疲れさまです。
(冒頭の写真はkuwaさん撮影。感謝!)
私が来る1時間前くらいにFプロとAD氏が通過したようだ。
どんだけ速いん?
いや、さすが走力のある人たちは違う。

手を抜いているのでは?と疑われたが、
私は真面目に頑張ってこのタイム!

ここの斜面から雨が本格的に降り始めた。

雨が降るが、基本的にはレインウェアは着なかった。
レインウェアを着る基準は、数年前に言った裏銀座縦走で味わったものと同等の横殴りの雨や低温となりそうな時。
今回の大会ではまずあり得ないのでほぼレインウェアを着るつもりはなかったし、
実際着る必要が出たタイミングは一度きりで、しかもそれも数分後にすぐに脱いだ。

恐羅漢山から旧羅漢への歩行区間は、
疲れていたので休ませてもらうには良い区間だった(笑)

旧羅漢からの400mの下り、なかなかテクニカルだったが、
ここで急に身体の調子が絶好調になってきた。
エネルギーが身体を巡り始めたのか、
ここで初めて自分の走りをできた開放感からなのか、
理由は定かではないが、間違いなく、不死鳥が舞い降りた感じ。

ウォーターエイドでボトルの水を一杯にしてもらいすぐにスタート。
ここからの400mほどの登り、不死鳥は相変わらず調子よし。
十方山に着く途中で、土砂降りに見舞われたり、
いよいよトレイルはドロドロ、ぐちょぐちょ状態。
十方山からの景色はもちろんなし。
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このような天気の中、スタッフの方がおられる。
頭が下がる。
十方山からしばらくは下り基調の細かなアップダウン。

既にトレイルはドロドロで他の選手はかなり手こずっている。

トレイルランを語る上で、慣れや経験というものはかなり重要。
このときばかりは、自分の経験してきたことに自信を持った。

トレイルランの大会に出だした2007年か2008年頃に
OSJの志賀野反や志賀高原50kに出たが、
いずれも雨の中のどろどろトレイルのレースだった。
特に志賀野反のときは結構の降雨で、
登山道が川。
川じゃないところは泥。つるつる。
当時の私はまだ若かった。
レースは何も考えずにただがむしゃらに。
後先考えずハイスピードで泥のトレイルに突っ込んだ。
今思うと、泥のコンディションのトレイルの進み方、ここで覚えたような気がする。

急な斜面の下り方も同じ。
いろんなトレイルと出会い習得したもの。経験。

他の選手がよっこらしょと斜面をおっかなびっくり下りる斜面を、
普段の走りと変わらぬスピードで追い抜かせてもらう。
怖くないんですか?と聞かれることも。
普段と変わらない。むしろスリルがあって楽しいくらい。

もはやこのとき不死鳥の翼は最大値!
ドロドロであるほどアドレナリン全開。

これだけドロドロとなると、
元々なかった道を草を刈って切り開いたのかな?
d0242696_22333574.jpg
やはり人が入って踏み跡を維持するということは大切だと思った。

快調に飛ばして行くと、先行していたTM氏に追いついた。
そりゃもう不死鳥モードですから、何人追い抜いたことか。
TM氏と一緒に次の那須集落のエイドまで一緒することになる。

トレイルを出て、ほんの少しだけホッとしたのも束の間、
那須エイドまでのロード、やはり辛い・・・。
エイドはまだかまだかと、重たい脚を前に出す。
集落を一周くらいした後、ようやくA3那須エイド。700m弱一気に下りてきた。

那須エイドでは、水、ここで初めてコーラ、
もみじ饅頭、ポテトチップスをいただいた。
そして、おはぎ。これが美味かった!

那須エイドに到着した頃にちょうどN氏とすれ違う。
速っ!と驚かれ不死鳥さんはちょっとニンマリ。

那須エイドには7分滞留したと思う。

雨脚は弱まらない。

那須エイドをTM氏と出発。
ここから600m程度登ることを考えると気が遠くなるが前に進む。
エイドで身体が冷えたか、
今大会で初めてレインウェア登場。
少しロード走って堰堤の絶壁を登った所で、
山に入ると雨が気にならないし、
心拍数上がってやはりレインウェアいらないや、と
早々にレインウェアを脱ぐ。
Max氏と初めて挨拶させてもらった。
TM氏に先に行ってもらう。

ここの辺りから不死鳥はどこかへ行ってしまったようで、
どん底へ向かって落ちて行った。

エイドで飲んだコーラがいけなかったのか、
インシュリンショックのような状態で、
頭がボーッとしてクラクラ、
脚に力が入らない。

結局Bループ最後の下りの手前までずーっとゾンビ状態だった気がして、
今回のレースの一番辛い区間となった。

内黒峠までの登り、
フレッシュな状態なら楽しめただろうに、悔やまれる。
内黒峠まで来ると、
峠と聞いてやった〜ここから下りだ、と勘違いしていた。
ここから更に150m程度登る。
ここからの登りのゾンビ度は我ながら酷かった。

インシュリンショックで登る脚力も体力もそこを尽き、ふらふらし、
足元はかなりぬかるんでおり、
思うように登れない。体力あったらそこそこ行けただろうに。
何度も両手を膝について一息入れるしか術が無かった。

不思議なことに前後に選手は誰もいない。
こんなにペースが落ちたり、一息ついているのに、
追いついてくる選手がいない。
・・・みんな疲れているのか。そう納得し先へ進む。
細かいアップダウンがボディに効く感じ。

この頃、これはCループとか行ける体力じゃないな・・・とか思っていた。
奥さんのtweetが手もとのiPhoneに通知されるような設定だったので、
レース中のtweetもちょこちょこチェックしていたが、
雨脚は弱まらず、トレイルのコンディションも酷くなるばかり。
泥に慣れてない選手はどうやってゴールするんだろう、
ほどほど泥のトレイルを走って下れている自分も、
泥に疲労の色を隠せなくなっていた頃、
ひょっとしてCループなくなるんじゃないかな?
むしろ無くなってくれないかな?
と思う自分がいた。

Bループの最後の下りを苦労しながら下っていると、
奥さんからのtweetに”Cループが天候不良のためカットに”の文字が。

思わず、ヨシ!とかニンマリしてしまったことは否めない。
最後だ、頑張ってBループ出し切ろう、とスイッチをガチャンと切り換えたが、
それが軽やかだったのも否めない。

大会に向けて準備されていた方々の情報を聞いていただけに、
さぞ残念だろうに、と思ったが、その時の自分にはそんな余裕もなく、
ただただCループに行かなくてもいいと思いホッとしている自分がいた。

今思うとそんな自分が悔しい。
まだまだだ。

スイッチ切り換えた元不死鳥さんは最後のロードをひた走る。
最後の登りの手前に奥さんと息子が待ってくれていた。

力をもらえたし、情けない走りは見せられない、と
最後のロードも気合で力走。

駐車場の横のゲレンデを直登するとゴール。

直登、長い。
でも頑張ってやる、という自分、
前方をのんびりとおしゃべりしながら歩く選手達、
彼らは抜く!
そう決めてできる限りの力でゲレンデをラン&ウォーク。
残り100mを切って険しい顔で登りきり、
最後の直線、きっちり走って、
最後の1段下りる所、こけずに、ダッシュでゴール!

出し切った。Bループでも十分。ゴールしたときはそう思っていた。
思いの外の力走で、ゴールに奥さんと息子が間に合わなかったみたい。
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今回のレースの収穫。
ドロドロのコンディションの中、
一度も尻餅着かなかった!!
我ながらやるなー。不死鳥がいた区間は奇跡か。

どうやらCループが中止になる前にCループに行けたのは60人弱の選手のみだったよう。
残念がる選手もホッとする選手もいただろう。
私は後者。そこまでの脚力、メンタルが備わっていなかったのだろう。

今となってはCループリベンジしたい!と思っているから不思議なもんで。
もちろんCループのみならず、恐羅漢エリア全体、天候の良い時にまた訪れたい。
今回は大人の事情で広島県側のみのルートを使用した大会となったが、
島根県側のルートも魅力的らしいので、そこも交えて。

走行データは以下。
時間:10時間3分
距離:53.65km (Bループで終了)
累積標高差:3271m上昇


今回のコース、標高差は以下。
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今回のレース、自分のレース運びを総括すると、
「気持ちの持ちようと計画通りの補給次第で、不死鳥はいつでも舞い降りるはず。」
やはり、メンタル、補給大事!!

次は、はやさめトレラン?びわ湖バレイスカイレース?
Coming soon… (soonではないかも)





 

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by peperonci_no | 2016-07-10 22:51 | レース | Comments(0)  

第1回さくらおろち湖ロゲイニング、楽しかったが脚が棒。 [2015.12.13]

島根県で初めてのロゲイニング大会が尾原ダムのさくらおろち湖周辺で開催されたので、
優勝するつもりでN氏と参加した。

結果は男子の部で優勝、
総合では3位だった。ん〜無念。
総合1位は同じくKTCの男女混合ペアだった。
この2人は超タフなランナーで敵わんわ〜という、
走力が試されるコントロール(チェックポイント)の配置だった。

ロゲイニングとは、地図、コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツである。 オリエンテーリングと似ているものの、チェックポイントが多数設置されていること、チェックポイントを辿る順序が決められていないなどの違いがある。-Wikipediaより-

簡単に言うと地図を読んで、如何に効率的に時間内でたくさんのお宝をgetするか、
という競技で、
最近はOMM JAPANも開催され、
地図読みスキルが必要とされる競技の人気が高まっている。

今回の大会だけなのか、
他のロゲイニングという大会も同様なのか分からないが、
今回の大会、ロゲイニングは、
・山の地形図はほとんど読めなくてもOK(山の地図読みスキルを試されたかった)
・各コントロールは道路沿いに配置されていることが多かった。
 基本的には舗装路をひたすら走った。後半は脚力がついて行けず・・・
・各コントロールの配置される範囲も広く、1位のチームや私たちは、3時間で20,21km走った。
・地図読みスキルというか、ルート取りの戦略、その場の判断力が大事だと感じた。
・どのコントロールをどういう順番で回るかはチームの戦略次第。
 如何に楽に効率よく回るか?かなり難しかった。
・皆パスしていたスタートすぐ近くの岩伏山山頂のコントロールに、
 スタート直後向かったのはトレイルランナーだけだった。
 他の選手にとっては脚力、時間のロスとなるという判断。
・次回があるのであれば、ちゃんと走力をつけておくことと、
 山以外の舗装路などの標高情報を瞬時に読み取れるようなスキルをつけることが
 重要となる。
・大会としてはボランティア主体で作られた温かいイベントだった。
 ゴール時には小雨がザーザー降って身体が冷えてしまっていたが、
 しし鍋が振舞われ、身体が温まり最高だった。
・是非第二回大会を開催いただきたい。
 その時は今回積雪の懸念から外された山エリアのコントロールを復活お願いしたい。

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写真の一部は大会公式フォトから許可を得て掲載させていただいています。

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by peperonci_no | 2016-01-10 23:47 | レース | Comments(0)  

やっぱりボロボロでゴール、北山トレイルラン練習会 [2015.11.29]

毎年恒例の島根県トライアスロン協会主催の
北山トレイルラン練習会に参加した。
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<昨年の大会を振り返り・・・>
練習会の1週間前に、旅伏山〜伊努谷峠を
早朝に走った際、フラフラとする感じ、
呼吸が苦しい感じ、何か調子悪いな〜という感じがあり、
昨年(blog記事無し)のような状態になるのでは・・・と心配した。

昨年の状態・・・
恐らく朝一の急な心拍数増加、筋肉酷使に身体がついていけず、
旅伏山の登りで失速、結構フラフラしながら旅伏山山頂に到着し、
伊努谷峠までのアップダウンでの歩き率がかなり高かった気がする。
コース序盤なのに、酷く疲れていた印象。
その後続いたコースも全体的にグダグダになりメリハリ無く終わってしまった気がした。
そのため、今年は”グダグダにならないこと”を隠れた目標とした。

<準備>
昨年の反省を踏まえて、
前日の晩には22:30には就寝し、
当日スタート3時間前の6:00には朝食を軽めに済ませた。
競技性の高いイベントに出ることもあまり多くないため、
こういう感覚を忘れがち。

会場に着いても、しっかりとウォーミングアップをして、
心拍数を上げ、脚を温めた。
ウォーミングアップは2週間前のITJのダメージで、
膝の痛みが気になっていたということもある。
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準備の効果はどうだったか・・・
ウォーミングアップの効果があり、
スタート〜旅伏山山頂〜伊努谷峠で、
昨年ほどの疲労、グダグダ感はなく、
最後まで何とかグダグダにならずに走ることができそう、と感じた。
膝の痛みに対してウォーミングアップは・・・効果なしだった。
根本的にダメージが抜けきっていないようだった。
鰐淵寺に着く頃には痛く、後半走れなそうな感じがしたので、
痛み止めのお世話になるしか無かった。

<結果>
結果は、初めて参加した2011年の大会の記録よりわずかに速いが、
ほぼワーストに近い記録。
12位/37人 2時間45分12秒
無念、だけどもっとグダグダになってしまうことは避けられて、
昨年よりは楽しく走れたと思う。これが大事。

<レース中>
いいわけとか、効果のあった対策、なかった対策などあるけど、
結局はどれだけ走り込めていたか、どれだけ走れるか、が
結果を左右する、それが北山トレイルラン練習会の
面白いところでもあり、怖いところ(ぞっとする)でもある。

それを分かった上で、レース中どうだったか記録に残す。

グダグダになりたくない、と
自分のコンディション以上のパフォーマンスを出そうとして、
昨年は失敗したため、今年は抑えていく、マイペースで行く、
と心に決めた旅伏山への登り。
今年は25分(登山口〜旅伏山山頂)で登った。

これまでだったら遅いかもしれないけど、先を見据えたタイム設定で
今年のコンディションに対してはこれくらい。

それでもかなり疲れているゾ(汗)

トップ集団の皆様には置いて行かれ、(ってか皆速い)
旅伏三角点を過ぎて、アップダウンに何とか立ち向かっているところで、
N氏が軽快に追い抜いていった。
何でも、最後尾からスタートされたとか、
それにしても、登りが軽快すぎる。全然ついて行けん。
体重軽くなりてえ、と真剣に思った。

アップダウンが続く。
奥様からのアドバイスで、
あなたは下りが速いんだから下りで何も考えずに飛ばしな!ということなので、
できるだけ下りは飛ばした。

伊努谷峠には47分25秒で到着。
この段階で昨年よりも2分程度遅れている。

伊努谷峠から鰐淵寺も快調に飛ばす。
途中、平坦は抜かれ、下りで追い抜く展開だった選手をまたもやパス。
鰐淵寺は56分19秒到着。
やはり昨年より2分程度の遅れ。

鰐淵寺から林道をダラダラと進むと、先ほど下りでパスした選手で追い抜かれ、
この後2度とお目にかかることは無かった・・・

ペースを落とさないように走れるところは走るように心がけてはいるが、
ここの区間を走らずしてどこを走る(by N氏)というのがここの区間。
脚の消耗が激しいので歩きを入れる。

鰐淵寺の入山料500円の件があり、
もったいなくて、結局ここのルートはこの練習会の時以外は
足を踏み入れなくなってしまった。
1年ぶりに訪れると、やっぱり秘境感に圧倒される。
苔とジメジメが凄い。
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こんな大きな岩があったかな?と写真を取りたくなる岩があったが、
先を急ぐため写真を撮らなかったのは少し後悔。
もっとここのエリアは開けた(入り易い)エリアであって欲しい。

途中でKさんに追いつかれ、しばらく同行。
下りで離されるため、無理に抜かさず同行するようだ。
遙堪峠は1時間25分51秒通過。
昨年より4分程度の遅れ、徐々に遅れてきている。

ここから鼻高山までが山場と言っても過言ではない。
大黒山、天ヶ峰、中の小峰、長連峰、そして矢尾峠、
ここの区間はよく来るところなので、知っているだけに辛い、
いつもより脚が動かないから!!

遙堪峠から鼻高山までは、何とか辿り着いた感じ。
脚が本当に動かない。

鼻高山までの途中の平坦の尾根で、
しばらく一緒だったKさんには行ってもらった。

鼻高山前後から、2011年に撃沈したときと同じ、
脚の痙攣が出始めた。
他の選手もどうやら同じらしいけど、
このレースは痙攣はつきものらしい。
今回は内腿の付け根がピクピクっと来てしまい、
気持ちのこもった”力走”はできなかった。

だましだまし、何とか伊努谷峠まで下ってくると、
カメラマン、M田さんが写真撮影&応援してくださっていた。

伊努谷峠は2時間7分30秒通過。
昨年よりも9分程度の遅れ。
痙攣はともかく、
登りのスピードが明らかに遅い。
スピードというかバテっぷりが酷かった。

遙堪峠から鼻高山が山場だけど、
一番辛いのは伊努谷峠〜旅伏山だと思っている。

脚がはっきり言ってほとんど残っていないし、
痙攣するしで、無茶苦茶。
たまに、ふと”力走”できることがあるが、
それは錯覚ですぐに脚が前に出なくなる。
登り切った後に何とか粘って走り続ける、ということができずに、
歩くしか選択肢が無いくらいボロボロ。

こんな状態で走っていて意味あるのかな・・・
こんなに好きなトレイルランニングのことを楽しくないわーとか思ってしまうほど。
そうならないようにしっかりと脚を作っておきたいところ。

旅伏山手前の下り坂で、大腿四頭筋が痛みを伴いピクピクとし始めた。
何とか旅伏山に到着。2時間31分30秒。
昨年だったらもうゴールしてるくらいの時間。

何とかベストは尽くしたい、燃え尽きてゴールしたい!と、
最後の下りを爆走し始めるも、
大腿四頭筋の痙攣が激痛過ぎて、思うように走れず・・・
騙し騙しでしか下れず、登山口に着いた頃に普段のような爽快感は皆無。
結局、普段なら10分前後のところ14分程度くだりにかかってしまった。

登山口には奥様がいて檄を飛ばしてくれている。

が、脚がおかしなことになっているぞ・・・
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何とかスパートだけでも頑張りたい!
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トライして数歩で左脚がつり、
我慢してペースを上げようとして数歩、今度は右脚がつり、
スパートはあきらめた今年の冬・・・。

変なフォームのまま無念のゴール。
手もとの時計で2時間45分24秒。
あれだけ苦戦した昨年よりも15分程度も遅い。
辛うじてワーストの2011年よりも3分だけ速い記録だった。

無念、でも終始グダグダは避けられたことは良かったと思う。

しかし、理想の状態とはほど遠い。
この練習会、これまで何気なく出場していたけど
なかなか思い通りの走りをさせてくれない、難易度の高いレースだということを
今回さらに思い知らされた。

来年参加することがあれば、タイムはともかく、
自分の思い通りの走りをして、最後スパートしてゴールしたい、と
目標を設定する。

目標を達成するためにはまずは、減量!
急激な減量は得意ではないので、徐々に落としていけるように、
いろいろテコ入れしていく。(実は既に食事に関しては開始している)

参加費が1000円(トライアスロン協会員は500円)という低価格
に関わらず、ゴール後に豚汁とおにぎりが振舞われる。
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美味かったー。この日から我が家で豚汁ブームが沸き起こった。
タイツの右膝の部分に枝が当たって破けた。ショックすぎる。

忘れないように今回の装備をメモしておく。

シューズ : ALTRA SPERIOR 2.0
ザック : Ultraspire Alpha
装備 : テーピング、痛み止め、エマージェンシーブランケット(普段よりファーストエイド品は少なく)
     ウィンドシェル
補給 : 水1.0Lハイドレーション
     ジェル3本分をフラスコに(今回はメダリスト)
     ジェル1本分を大きめフラスコに水に溶いて400mlくらい(パワージェル)
     塩熱サプリ4個くらい(飲んだけど結局脚つった)
     フラスコをフロントのポケットに入れていたが、それがまぁまぁの重量で、
     身体にヒットしていたのだろうか、次の日脇腹が打撲のように痛んだ。

ウェア : BUFF
      Patagonia Capline4 Hoody
      Finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ ノースリーブ(パワーメッシュは呼吸が苦しくなる疑惑があったので止めた)
      MIZUNO ブレスサーモ腹巻き
      Finetrack パワーメッシュ ボクサーパンツ
      Golite あったかいタイツ(モデル名忘れた)
      injinji  ミドルウェイト、トレイルソックス
      KENKO 指切りグローブ
      Patagonia フーディニ(フロントポケットに収納)


走行データは毎年同じなのだけど、載せておく。
時間:2時間45分12秒
距離:16.52km
累積標高差:1367m上昇、1354m下降
心拍数:計測無し


ルートと標高差は以下。
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次は第1回さくらおろち湖ロゲインニング大会だ。
そして減量・・・
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by peperonci_no | 2015-12-19 15:27 | レース | Comments(0)  

第2回ITJ(出雲トレイルジャーニー)、何とか完走 [2015.11.15]

ITJ(出雲の方)は2014年3月に第1回が開催されたイベントで、
第1回はたった4人だけでの大会だった。
当時はまだ出雲、山陰にはトレイルランナーのネットワークがほとんどなく、
人も集まらなかった。集めようとも思わなかった。

2年近く経って、声をかけたら12人の猛者が名乗りを上げた。
出雲、山陰地方のトレイルランニングシーンが盛り上がってきている!
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コースは前回と概ね同じで、
加茂岩倉遺跡(スタート)〜高瀬山〜蓮台寺〜武部峠〜
〜鞍掛山〜仏教山〜ロード〜
〜三本松公園〜河川敷〜第1エイド〜河川敷〜
〜流れ橋〜河川敷〜そして河川敷〜旅伏山登山口(第2エイド)〜
〜北山縦走〜猪ノ目峠〜稲佐の浜(ゴール)


朝5:00にまだ暗いうちにゴール地点の稲佐の浜に集合し、
コースマップの配布を受け、サポーターの車でスタート地点へ移動。
まだ薄暗いうちにウェーブスタートの先頭から、5分間隔でスタート。
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今回は11人中8番目のスタート。
前回は先頭スタートで後方からの見えないプレッシャーに怯えていた。
今回は前方のランナーを怯えさせてやる〜!という意地悪な気持ちを楽しみつつ、
ガツガツ走らず、マイペースで進んで行った。

南山はコースが頭に入っていたので、ポイントのみの確認で、ほぼ地図の確認なしでひたすら走った。
南山は雨によりズルズル滑るコンディションでテクニカルでなかなか楽しめた。
嫌だ、とはあまり思わなかった。
新しいシューズがランニングシューズだったが、特に問題なかった。
トレイルランニングシューズでも滑るところでは滑る。
そう言うところでしか手を付くことは無かった。
前半はまだ下半身がイキイキしていた。
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蓮台寺下まではスムーズに来た。
蓮台寺下でサポートメンバーが来ていて、このイベントは予想以上にしっかりしている!と感じた。
結構、自己責任で!みたいなノリかと思っていた。本当、頭が下がります。
3人もルートロスト!?という話を聞いて驚いた。
走力によるアドバンテージも読図力によりチャラになってしまう。
読図力、ナビゲーション力結構大事。
メンバー皆に対してナビゲーション力がある中では走力が大事になる。やばい。
武部峠へのロードのヒルクライム、前後の選手が気になり、キョロキョロしながら。
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鞍掛山の急登、やはりキツかった。初めて息が上がるような登り。
それまでは軽快だった。
鞍掛山近辺は前回のITJしか入山していないエリアなので、ちゃんと読図した。
やはり楽しい。

鞍掛山でAG氏ときみさんを捕獲。
鞍掛山は分岐や面白い地形があり、地図読みを楽しめた。
あーこれね、って言う感覚がいい。
前回はマーキングを便りに進んでいた気がする。
鞍掛山からの下り。ここはいつでもツルツル。
どんな靴履いたって、どんなテクニックを持っていてもダメ。
前回も苦戦し尻餅ついてとても悔しい思いをした。
今回はそれなりに対処し尻餅は回避。
仏教山でTM氏とすれ違う。元気そうだ。追いつけるのだろうか。
仏教山の登り、結構苦しい。
MTG氏を捕獲。
下りは軽快に、そして豪快にスリップ。手つき。

ロードに出た途端に脚がピタっ・・・
苦しいロード。きみさんの陰が気になるが、自分のペースでたまに歩きも入れつつ。
三本松公園は今回唯一ルートが無い場所にポイントが設置されていた。
前回のITJ以外にも2回くらい走りに来ているので、ポイントの位置だったり、
ルートのイメージは付いていたが、イメージしていた場所にポイントがない。
悩んだり探したりしている時間がロスなので、
復路で見つけられると信じ(見つからなかったらパスするとも)、
三角点まで進んだ。
奥さんと息子がサプライズで登場し嬉しかったが、疲れ果てていて笑っていなかったかもしれない。
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前回も仏教山下りてからのロードでかなり消耗し、三本松公園はまともに走れなかった。
今回も既に脚が終わった感。
三角点から鞍部へ、そして展望台のピークへ。
鞍部のポイントがあるはずの場所に着くが、ポイントがない。
通り過ぎると、展望台。ここにはポイントがあった。
折り返して鞍部でちゃんと探したらポイント発見。
意外とちゃんと探さないと見落とす。危ない危ない。
三角点までの間に見つからずパスしたポイントが鞍部から近いため、下山しつつ、探す。
ここで間違いないはずなんだけどな〜キョロキョロ。あ!あった!
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N氏やりよった・・・登りでは見つけにくいように進行方向に対して陰になるように木の裏に設置してあった!
N氏の粋なコースメイクにニンマリしながら三本松公園を脱す。
KJ氏とF氏とすれ違う。速い、彼ら。F氏は太腿に来ていると言っていた。
しばらくロードを走り、南神立橋横のエイドに到着。
AD氏、M氏、TARO氏が振舞ってくれた。
コーラ、バナナ、シャインマスカットをいただいた。
きみさんも後ろから来ているし、河川敷セクションに向けて早々にスタート。
前回向かい風、横風に、重たい脚に悶絶した河川敷セクション、
今回はルートがマイナーチェンジされていて、精神衛生的にはより良くなっていた。
前回は神立橋を西岸へ渡り、永遠とも言える河川敷のロードをひたすら走っていたが、
今回は東岸でしばらく走り、北神立橋の北側の流れ橋を渡って西岸へ渡った。

この流れ橋、渡ってみたいと思っていたので、
ここにたどり着くまでに心が折れることは無かった。
流れ橋、低い高さにかけられていて、川面から近く、
河川敷セクションなのにワイルドな気分になれた。
流れ橋から一直線に視線の先にはこれから向かう弥山が見えて、何だかドラマチック。
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流れ橋を越えると、堤防の上のアスファルトかと思っていたら、
何と、N氏の粋な計らいなのか安全上の考慮なのか、
今回は河川敷中のふかふかのダート?をしばらく走ることに。
アスファルトじゃないだけで、かなり気持が保たれていることに驚く。
ふかふかダートが終わり、堤防上のアスファルトに出てからがシンドイゾーン。
知っているのだけど、遠い。あまりに遠い。
・・・ってか橋見えないし。絶望感の中走る。
時々脚が突っ張るため、ストレッチしながら。
右手には朝走っていた南山山塊が見え感慨深い。
早く旅伏登山口に着いて休みたい。それだけが原動力。
全くペースの上がらぬまま、ゾンビ状態で旅伏登山口のエイドに到着。
やはりここは身体がゴールと勘違いする。それほど疲れている。
前回よりはほんの少しだけ余裕があるような感じがした。
唐川のお茶饅頭2個と温麺と番茶を振舞っていただいた。
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息子が近づいてくる。遊んでいたい。
ずっと椅子に座っていたい。
先にTM氏が北山セクションに出発した。
長居はできん。
おにぎり2つをポケットに、北山セクションにスタート。
今回は旅伏山山頂までタイムトライアルし、その分が総合タイムに加算される。
どっちにしろ脚にかなり来ていたため、走ることはできないだろう、と
最初から歩きを入れる。
饅頭と温麺をドカッと食べたためか、インシュリンショックみたいな
頭がボーッとしてふらふら、目眩も。全然力が入らない。
走るなんて全く無理。
立ち止まって休みながら山頂を目指した。
山頂手前で、これはちょっと寝ないと継続不能になりそうと判断。
これまでのワースト記録の35分で山頂にゾンビ状態で到着。
6分だけ寝そべり、目を閉じた。
そこではその行為が自分のパフォーマンスを維持するために必要だった。
そうしているうちにかなり後方から追い上げてきたKJ氏に捕獲され、
軽やかに走り抜けて行った。
呆然。
いくらか回復したので、リスタート。
北山に入ってから晴れ間がでて、紅葉がピークだったのか、
伊努谷峠までのトレイルは本当にきれいな紅葉に癒されまくった。
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伊努谷峠から鼻高山にかけてようやく調子が上がってきたか、
キツいながら本来のペースに戻ってきたように感じた。
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矢尾峠までは結構好きな区間。
疲れていたが天気も良いし、トレイルランの楽しさを堪能している自分がいた。
遙堪峠までの区間は辛い登りがいくつも続くがよく走る区間なので、
気持的には楽だった。
遙堪峠から進んだところだったか、F氏に追いつかれ、
彼もまた軽やかに駆け抜けて行った。
いつもよりは重たい足取りなのだろうけど、
今の私よりは断然軽い。
脚が軽い時と重い時、タイミングに波があった。
スイスイいつものように登れるときがあれば、
膝に手を付いて呼吸を整えねばならないときもあった。
ペースが上がらない自分に苛立つが、何とか歩けている自分を褒めてもいた。

鈴谷峠〜樽戸峠は急登、急降が続き結構キツい。
普段なら急登は嫌だけど、激坂ダウンヒルが待っているので、
我慢して登るのだけど、今回は軽やかにダウンヒル〜!とはいかなかった。
筋力が落ちているのか、下半身のバネがなく、
ただの棒が上半身にくっついているだけで、
よっこらしょという台詞がぴったりなドスドスとした下りしかできず、
スリップや手つきが多くなっていた。
如何に下りでの下半身のバネ、ボディバランスに助けられているかが身にしみた。

”棒切れ”は進む。
進めばいつかはたどり着けるさ、といういつもの独り言が一歩を生む。
鼻突峠まで来ると、弥山まで続く最後の急登区間も半分あきらめ。
パワーウォークとパワーの無いウォークを混ぜ、気力で弥山到着。
空気が澄んでいて、しかも海に光が反射して、
ゴールだいぶ手前だけどおじさん涙が出そうだよ・・・という光景。
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UDさんに励ましていただき、猪ノ目峠に向かった。
やはり全然脚が言うことを聞かない。棒切れランナー。
いつもなら割と楽しめるトレイル、棒切れランナーには
ただの地面のアップダウンでしかなかった。
辛かったため、あまり覚えていない区間。

無意識の中、猪ノ目峠到着。
深呼吸と軽くストレッチし、最後の一仕事に取りかかる。
既に、膝と爪がかなりやばいことになっていて、
痛みをごまかしてペース上げたり、ごまかせずにペースダウンしたり。
グダグダ状態で出雲大社の裏手に到着。

何とか体裁整えてゴールに着きたいところ。
最後のロードの直線、スパートのつもりだけど6min/kmが限界。
ようやく終わりが見えてきた。
N氏の実家脇を通り、最後の声援を頂き、
稲佐の浜が見えてきた。あとは下るだけ。

最後の信号だけはスムーズに渡りたい。
点滅信号を何とかダッシュでギリギリクリアし、
メンバーが待つゴールへ。

は〜やっと終わった。
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浜を駆けて、弁天島にタッチし、ゴール。

朝から日没前まで、トレイル、ロード、南から北、山から海へ。
走り尽くした一日だった。感無量。安堵。

企画からスイーパーまでつとめられたN氏と、
隅々まで行き届いたサポートをしてくれたサポーターの皆様、
1人では決してできないチャレンジに集まってくれたメンバーの皆に感謝したい。

そして、トレーニング量少ない中、何とか最後まで走り抜いてくれた
自分の脚にも”本当よくがんばったな”と労いの言葉を贈りたい。

レース後2日間は、膝痛とアキレス腱炎が酷く、痛み止めを服用するほどのダメージで、
不用心にも切るの忘れていたことが悪いのだけど、5本の足の指の爪もサヨウナラ。

ボロボロになった今回の走行データは以下。

時間:9時間31分
距離:49.07km
累積標高:2539m上昇、2708mかこう
心拍数:Max184、Ave162
消費カロリー数:5884kcal


消費カロリー5884kcalに対して、摂取したものは以下。
最初から携行)
・パワージェル×6本
・一本満足×1 (満足できたのだろうか)
・カロリーメイト×1/2(2本)→ 手つかず
・水1.5L

エイドで補給)
・バナナ×1/2本
・シャインマスカット×1粒
・コーラ×1杯
・温麺×1杯
・唐川お茶饅頭×2個
・おにぎり×1個
・番茶×1杯
・水500ml×2回 → 水は計2.5L飲んだ。


<ITJの魅力>
前後に選手がいると追いかける、追いかけられるスリルが楽しい
コースマーキングなしの地図読み形式のレースであるということ
山から海、南から北、朝から夕暮れまで出雲を満喫できること
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南山と北山の間の斐伊川河川敷がもう最高。涙ちょちょぎれる。
河川敷ゾーン終わって脚ボロボロなのに旅伏山タイムトライアルとか、さらに涙ちょちょぎれる。
天気が良ければ、出雲平野の素晴らしい景色が何度も見られる。
サポート含め関係者みんな熱い。

<地図読み形式のレースについて>
コースマーキングのない、地図読み形式のレースは大好きだし、
山でのアクティビティーを楽しむ人間にとっては山力を磨くのにとても良い題材だと思う。
私個人としては、週末に新しいルートに脚を踏み入れたりする際は、
もちろんコースマーキングなんてものはないし、それが当たり前のことだし、
むしろそれが楽しくもある。
コースマークのあるレースにももちろん魅力があるけれど、
最近はレースとかに出る機会が少なく、山で純粋に遊んでいる、楽しんでいる時間が長い感じ。
競技的ではないトレイルランニングというものが好き。
レース、競技であっても山で純粋に遊んでいる感じに近いのが
地図読み形式のレースだと思う。だから大賛成。
そう思うとMMTとか無茶苦茶楽しかったわ〜。
我ながらぺぺろんちーの杯のコースとかちゃんと地図読みしながら行ったら楽しいはず。

地図読み形式のレースのコツは「ここまでひたすら走ったら確認。次、次。」
確認しながら走るとペースも落ちるし、危ない。
次のポイントまでの地形を呟いてからスタート、途中で確認しながら進める。
しばらく下って、コル、急登を登ったら北側を巻く、また下って・・・次のピークで確認(もしくはそこがポイント)など。
自分が地形図から予想した通りの地形が前からやってくるのを確認する作業が楽しい。
間違っていたとしても、その間違いがどこだったのか確かめる作業がまた楽しい。

地図の中の距離感、そんなに正確なものを持っていないが、何となくは持っている。
等高線間隔のこれくらいを進んだらこれくらいの距離、という感覚。
目印がエリアを正確に進みたい時だけはしっかりと距離を見る。
それ以外の時は距離はあまり気にしない。目立つ目標物の通過で自分の位置を把握する。
今回は地元開催だけど、これが他所の知らない土地だったとしても、そんなに変わらない感覚。
MMTを走った時も、特に距離に関して何キロ進んだ、とか余り気にしたことは無い。
気にしたとしても時計で確認する。もしくは高度計で。

ルートと標高差は以下。
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ではまたどこかのお山で。
今年も北山練習会があるよ!私も出る予定。

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by peperonci_no | 2015-11-21 01:08 | レース | Comments(0)  

"神々のお山遊び" 出雲でロゲイニング的なやつ [2015.03.22]

トレイルランニングはランニングの延長ではなく、
山でのアクティビティのうちの1つとして捉えるべきだと私は思う。

ランニングのフィールドを市街地から山へ移すだけではなく、
山で行動するためのスキルを持った上で臨むべき。

昨今、一部のマナーの悪いランナーなど、
社会問題として取り沙汰され、そのせいもあってか、
トレイルランニング全体のマナー向上に対して、
各所で議論、セミナーが開催されるほど。

地図読み講習会っていうのも、よく開催されている。
講習会受けて勉強して地図読めるようになろう!
こんな考えももちろん賛成だけど、
まずはフィールドで地図読むことをトライして、
ダメならダメで次の目標を作れたら、更に山でのアクティビティは楽しくなるはず。

そんなことをぼんやりと考えていた矢先、
素晴らしい企画をN氏が立ち上げてくれた。

”神々のお山遊び”
名前は"山遊び"だけど、中身は至って真面目。

昨年の11月末に静岡県東伊豆で開催されたOMM Japanの出雲バージョンか。
今回のフィールドは出雲北山の弥山山頂〜坪背山で、
地図読みしながら、チェックポイントを探して回っていく。
山での総合力が試される。
距離が遠かったり、見つけ出しにくい場所ほど点数が高い。
獲得点数および所要時間により順位をつける。

各チェックポイントには、
写真のような印がぶら下がっていて、
記号をリストに記入していく。
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午前中に第1部、2時間半、
お昼休憩を弥山山頂で挟んで、
午後に第2部、2時間の制限時間で行われた。

ワイワイ、楽しいイベントに9人集まった。
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第1部のチェックポイントは弥山を中心とした薬師谷〜鼻突峠の山域だった。
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スタートの10分前にマップを配布され、
さてどうしたものか、作戦を練った。
何となく全部回れるイメージはできていた。
皆静かに考え込む。
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スタートは1分間隔のウェーブスタートで、
前後の走者の動きが気になる間隔で、
後ろの走者の亡霊に怯えながら進んだ。

最初の登りは薬師谷か修理免道の2通りが考えられたが、
修理免道から登るよりも、薬師谷で登る方が得られるポイントが大きいため、
薬師谷をチョイス。

薬師谷は修理免道よりもマイナーだが、
何度も通っているため、自信あり。

でも、いざ登山道上にポイントが指定されると、
それがどこなのか考えながら歩く。

苦戦しつつも順調にポイントを獲得し薬師谷から縦走路へ出る。
次のポイントはこれまでに踏み入れたことの無い尾根上となる。

行ったことの無い尾根を歩く。ワクワク。
最初の鞍部のポイントをゲットし、
地形図どおりの三角点の手前の急登を登り、
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第1部の最高得点をゲット。ニンマリ。

引き返す途中、クワさんがもう来た。
速いわ。

・・・と思ったらゾロゾロと。
皆苦戦していない??
ちょっと焦る。

途中の分岐から谷へ下りて行き
鼻突峠の方へ抜けることができないだろうか?
等高線の間隔が狭い所があるぞ!
この谷筋に沿って行けば合流できるぞ!
ここをぶち抜けたらかっこいい!・・・など
いろいろなザワザワがあったが、
この先踏み跡があるのか、ちゃんと歩けるのか、
余計に時間かかったら元も子もない、
と思い、通常の弥山山頂経由のルートに決定。

その後は坦々と、弥山山頂を経由し、
鼻突峠までのポイントをゲットし、
時間切れの保険として取っておいた
ゴールに一番近いポイントをゲットしてゴール。
結構疲れた。

各ポイントの場所特定の経緯は以下。
(10)堰堤の記号、標高
(22)平らな所から斜面の始まる手前。軽く探したけど無かったため
  3分ちょっと先へ進み、明らかに登りになってきたため、
  間違いなくさっきの場所だ、と思い引き返し、探したら枝の影から見つけ出した。
  →自信があるならとことん探すべし。
(26)分岐入って100mくらいのすぐの鞍部。
(30)1つピークを越えて2つ目のピークの急登を登って奥のピーク、三角点。
  標高を確認。
(16)弥山山頂への斜面手前の鞍部。ここは何となく見当が付いていた。
(18)弥山三角点
(20)鼻突峠過ぎてすぐの斜面の奥のピーク
(14)弥山の最後の斜面を下って、
  肩の平らな所を下り始める手前のピーク


続々とゴールに到着するメンバー。
昼食と取りながら、
辿ったルートについて意見交換。
まさかまさかのルート取りをする人が
意外と数人いて驚く。
人それぞれの性格が表れて面白い。
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弥山山頂にこれだけの人数がいることが
びっくり。

今回私のランチはバーナーでお湯を沸かして
カップヌードルとした。
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普段テント泊縦走するときくらいしか、
バーナーを持って山を歩くなんてないもので、
とても新鮮だった。
久しぶりの山の上でのカップヌードルはやはり美味かった。

クワさんは何と!ホットサンドメーカーを持って上がっていた。
恐るべし。

第2部は弥山山頂からスタートして、
猪ノ目峠、坪背山方面を経由して
みせん広場へ下山しゴール。という大まかなルート。
途中でチェックポイントがある。
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第1部と同じく第2部もスタートの10分前に
マップが配布された。
結構悩んだが、正解はこれだ、と決めた。

第2部のスタート順番はトップだったため、
追われる立場となった。
行ったことの無い場所もあるため、
ワクワク。
高得点のポイントはもし見つけられたら、
メンバーの中で初めて見つけ出すことになる。

最初のポイントは一瞬薬師谷との合流点っぽく、
一瞬だけマークを探したが、
違う、ここは地形図に現れるレベルの起伏ではない、
ということでスルー。それらしき地形にポイントを見つけて安堵。

最高得点の40番へ向かう。
作戦は決まっていた。

10番からそのまま道無き道を北へ斜面を下れば
たどり着けそうな気はしなくもないけど、
それよりも、ルートがありそうなのは?
分かり易いのは?と考えると、
13番の手前、東から北へ伸びる尾根の途中まで進み、
東へ下り、谷の突き当たりに40番がある、と
推定した。

案の定ルートはあった。
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ポイントはすぐに見つかった。
よっしゃ最高得点ゲット!

せっかく自分の力でゲットしたんだし、
他のメンバーにそう簡単に知られたくない。

縦走路に復帰する分岐で見つかると、
入り口がバレる!
そーっと足早に、キョロキョロしながら縦走路に復帰。

ふー、誰にも見つからなかったぞ、シメシメ。

残りのポイントでも分岐での入り口では、
キョロキョロして見つからんようにしていた。
傍から見たら変な人・・・。

無事にすべてのポイントを獲得し、
後はゴールのみせん広場に向かうだけ。
とても満たされた気持で向かっていた。
ありきたりな表現だが、
宝の地図を見つけて、その宝を全部見つけることができた気分だった。
主催のN氏とM氏(M氏ママも)が待つゴールにトップで帰ることができた。
やはりゴールにゴールテープ的なものが
あるとないとでは、違うもんだ。気持よくゴール。

私の後にスタートしたメンバーのゴールを待つ。
皆ちゃんとポイントゲットして無事に帰ってくる。
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皆うれしそう。何よりだ。

ゴール後、
メンバー同士でルートや
苦戦した話などであーだこーだ。
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普通のトレイルランのレースでは
ゴール後にここまで盛り上がらないかもしれない。

各ポイントの場所特定の経緯は以下。
(10)薬師谷のルートと縦走路の合流ポイント近辺の鞍部。
  最初薬師谷からの合流ポイントそのものが鞍部のように思ったが、
  ポイントもないし、起伏が細かすぎるため、違うと判断。
  少し先へ進んだ場所が地形図と合致。間違いないと判断。
(40)10番から直接下りて行くのは勾配がキツく、
  位置を特定するのは難しそう。
  確か13番の手前の尾根に進める入り口があったはず。
  N氏ならここを使うはず、と想像。
  100m程度尾根を進み東に下りて行き、標高310m付近で、
  対面の斜面との距離が狭いポイント。
  想像して歩いていると、それらしきルート発見。
(13)岩尾根の西側のピーク。下り始めるポイント。
(15)登りはロードを使った方が速いので、15、20、19の順番で。
  林道の入り口。
(20)林道と鞍部が接近する場所にトレイルの入り口があるはず・・・あった。
(19)20番から尾根を東に進み、一回下った後、
  登り返した後すぐの三角点。
(32)17番の手前のカーブから尾根への入り口があるはず。
  なだらかな尾根を何かすると最後に登り返して、
  三角点のあるピーク。
  28番へ下れるのか?と頭をよぎったが、
  等高線はかなり狭そうだし、
  ロードを爆走した方が速いに決まっているので、却下。
(17)堰堤が2つあったけど地形図的には左のっぽかった。
  道路のカーブ近辺を探していたが見つからず。
  地形図見たら堰堤を囲んであったため、ちょっと斜面を登ったら発見。
(28)ロードの脇に祠がありそこから沢へ下りられるルートは知っていた。
  祠から100m進んだ所ということで近辺の斜面をキョロキョロ。
(6)ゴールすぐ横の道を進んだ所に神社あり。ここの場所は知っていた。

・・・とまあ、地元民の土地勘は少なからず有利だった。
でもその地点が間違いない、と確信を持って進めたのは、
地図を読んだ結果。これが大事だと思う。

今回のイベント、
地図読み得意な人、大好きな人はもちろん、
地図読み初心者、苦手な人も、
次のステップに向かっていろんな思いを巡らせることができたと思う。
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そんな機会を与えてくれたN氏に感謝。

[走行データ]
第1部
時間:1時間46分
距離:6.94km
累積標高:1011m上昇(結構ある)、511m下降

第2部
時間:1時間21分
距離:9.7km
累積標高:304m上昇、803m下降


ルート、標高差は以下。
<第1部>
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<第2部>
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次回の神々のお山遊びは、鼻高山中心に開催したい。
コースは私とN氏で2パターン用意する予定。

なお、今回の神々のお山遊び(第1弾)の
優勝者は広島からわざわざお越しのクワさん。
土地勘がないにも関わらず、
優れた地図読み能力、走力を存分に発揮された。

島根県のメンバーの皆様!
他所の地に行っても発揮できるような
お山の総合力を錬磨しておいて下さい!
・・・私は記号の記入ミスでコンプリートできず敗退。
   落ち着いて行動できるように精神鍛錬しますかね。

イベントの後日、
参加者有志で、全ポイントの回収および、
登山道、弥山山頂のクリーンナップを実施。
継続的に行っていきたい。

ではまたどこかの山で。
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by peperonci_no | 2015-04-06 00:06 | レース | Comments(0)  

中国シクロクロス最終戦にMTBで出てみた。[2015.03.08]

先月の弥山のタイムトライアルの後、
さくらおろち湖畔で開催された中国シクロクロスを観戦した。
その時に誘われて、興味はあったため、
中国シクロクロスの最終戦のカテゴリー3に参加し、何とか完走してきた。

今回の参加の目的は、
MTBでどの程度食い込むことができるのか、
シクロクロスがどんなものなのかを実感することにあった。
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結果的に分かったのは、
・コンパクトで面白い。
・周回コース、短時間なので、キツい。
・乗り降りとか、担ぎ、押しとか、
 漕ぐ以外の要素にも面白みがある。
・平坦、緩やかな登りでは
 シクロクロスバイクにはMTBでは不利。
・カテゴリー1の人たちの体力、テクニックは桁違い。



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今後のシクロクロスに対する進め方は検討中。
MTBのフレームも寿命かもしれないし、
新規にシクロクロスを購入するかは、
要相談。


シクロクロスから帰宅して、
トライアスロン復帰を目指して、
積極的に復活させている2部練へ。
時間の関係、精神衛生上、弥山へ。
夕日とのタイムトライアル。

間に合った。
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スッキリ。
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by peperonci_no | 2015-03-15 23:20 | レース | Comments(0)