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やっぱりボロボロでゴール、北山トレイルラン練習会 [2015.11.29]

毎年恒例の島根県トライアスロン協会主催の
北山トレイルラン練習会に参加した。
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<昨年の大会を振り返り・・・>
練習会の1週間前に、旅伏山〜伊努谷峠を
早朝に走った際、フラフラとする感じ、
呼吸が苦しい感じ、何か調子悪いな〜という感じがあり、
昨年(blog記事無し)のような状態になるのでは・・・と心配した。

昨年の状態・・・
恐らく朝一の急な心拍数増加、筋肉酷使に身体がついていけず、
旅伏山の登りで失速、結構フラフラしながら旅伏山山頂に到着し、
伊努谷峠までのアップダウンでの歩き率がかなり高かった気がする。
コース序盤なのに、酷く疲れていた印象。
その後続いたコースも全体的にグダグダになりメリハリ無く終わってしまった気がした。
そのため、今年は”グダグダにならないこと”を隠れた目標とした。

<準備>
昨年の反省を踏まえて、
前日の晩には22:30には就寝し、
当日スタート3時間前の6:00には朝食を軽めに済ませた。
競技性の高いイベントに出ることもあまり多くないため、
こういう感覚を忘れがち。

会場に着いても、しっかりとウォーミングアップをして、
心拍数を上げ、脚を温めた。
ウォーミングアップは2週間前のITJのダメージで、
膝の痛みが気になっていたということもある。
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準備の効果はどうだったか・・・
ウォーミングアップの効果があり、
スタート〜旅伏山山頂〜伊努谷峠で、
昨年ほどの疲労、グダグダ感はなく、
最後まで何とかグダグダにならずに走ることができそう、と感じた。
膝の痛みに対してウォーミングアップは・・・効果なしだった。
根本的にダメージが抜けきっていないようだった。
鰐淵寺に着く頃には痛く、後半走れなそうな感じがしたので、
痛み止めのお世話になるしか無かった。

<結果>
結果は、初めて参加した2011年の大会の記録よりわずかに速いが、
ほぼワーストに近い記録。
12位/37人 2時間45分12秒
無念、だけどもっとグダグダになってしまうことは避けられて、
昨年よりは楽しく走れたと思う。これが大事。

<レース中>
いいわけとか、効果のあった対策、なかった対策などあるけど、
結局はどれだけ走り込めていたか、どれだけ走れるか、が
結果を左右する、それが北山トレイルラン練習会の
面白いところでもあり、怖いところ(ぞっとする)でもある。

それを分かった上で、レース中どうだったか記録に残す。

グダグダになりたくない、と
自分のコンディション以上のパフォーマンスを出そうとして、
昨年は失敗したため、今年は抑えていく、マイペースで行く、
と心に決めた旅伏山への登り。
今年は25分(登山口〜旅伏山山頂)で登った。

これまでだったら遅いかもしれないけど、先を見据えたタイム設定で
今年のコンディションに対してはこれくらい。

それでもかなり疲れているゾ(汗)

トップ集団の皆様には置いて行かれ、(ってか皆速い)
旅伏三角点を過ぎて、アップダウンに何とか立ち向かっているところで、
N氏が軽快に追い抜いていった。
何でも、最後尾からスタートされたとか、
それにしても、登りが軽快すぎる。全然ついて行けん。
体重軽くなりてえ、と真剣に思った。

アップダウンが続く。
奥様からのアドバイスで、
あなたは下りが速いんだから下りで何も考えずに飛ばしな!ということなので、
できるだけ下りは飛ばした。

伊努谷峠には47分25秒で到着。
この段階で昨年よりも2分程度遅れている。

伊努谷峠から鰐淵寺も快調に飛ばす。
途中、平坦は抜かれ、下りで追い抜く展開だった選手をまたもやパス。
鰐淵寺は56分19秒到着。
やはり昨年より2分程度の遅れ。

鰐淵寺から林道をダラダラと進むと、先ほど下りでパスした選手で追い抜かれ、
この後2度とお目にかかることは無かった・・・

ペースを落とさないように走れるところは走るように心がけてはいるが、
ここの区間を走らずしてどこを走る(by N氏)というのがここの区間。
脚の消耗が激しいので歩きを入れる。

鰐淵寺の入山料500円の件があり、
もったいなくて、結局ここのルートはこの練習会の時以外は
足を踏み入れなくなってしまった。
1年ぶりに訪れると、やっぱり秘境感に圧倒される。
苔とジメジメが凄い。
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こんな大きな岩があったかな?と写真を取りたくなる岩があったが、
先を急ぐため写真を撮らなかったのは少し後悔。
もっとここのエリアは開けた(入り易い)エリアであって欲しい。

途中でKさんに追いつかれ、しばらく同行。
下りで離されるため、無理に抜かさず同行するようだ。
遙堪峠は1時間25分51秒通過。
昨年より4分程度の遅れ、徐々に遅れてきている。

ここから鼻高山までが山場と言っても過言ではない。
大黒山、天ヶ峰、中の小峰、長連峰、そして矢尾峠、
ここの区間はよく来るところなので、知っているだけに辛い、
いつもより脚が動かないから!!

遙堪峠から鼻高山までは、何とか辿り着いた感じ。
脚が本当に動かない。

鼻高山までの途中の平坦の尾根で、
しばらく一緒だったKさんには行ってもらった。

鼻高山前後から、2011年に撃沈したときと同じ、
脚の痙攣が出始めた。
他の選手もどうやら同じらしいけど、
このレースは痙攣はつきものらしい。
今回は内腿の付け根がピクピクっと来てしまい、
気持ちのこもった”力走”はできなかった。

だましだまし、何とか伊努谷峠まで下ってくると、
カメラマン、M田さんが写真撮影&応援してくださっていた。

伊努谷峠は2時間7分30秒通過。
昨年よりも9分程度の遅れ。
痙攣はともかく、
登りのスピードが明らかに遅い。
スピードというかバテっぷりが酷かった。

遙堪峠から鼻高山が山場だけど、
一番辛いのは伊努谷峠〜旅伏山だと思っている。

脚がはっきり言ってほとんど残っていないし、
痙攣するしで、無茶苦茶。
たまに、ふと”力走”できることがあるが、
それは錯覚ですぐに脚が前に出なくなる。
登り切った後に何とか粘って走り続ける、ということができずに、
歩くしか選択肢が無いくらいボロボロ。

こんな状態で走っていて意味あるのかな・・・
こんなに好きなトレイルランニングのことを楽しくないわーとか思ってしまうほど。
そうならないようにしっかりと脚を作っておきたいところ。

旅伏山手前の下り坂で、大腿四頭筋が痛みを伴いピクピクとし始めた。
何とか旅伏山に到着。2時間31分30秒。
昨年だったらもうゴールしてるくらいの時間。

何とかベストは尽くしたい、燃え尽きてゴールしたい!と、
最後の下りを爆走し始めるも、
大腿四頭筋の痙攣が激痛過ぎて、思うように走れず・・・
騙し騙しでしか下れず、登山口に着いた頃に普段のような爽快感は皆無。
結局、普段なら10分前後のところ14分程度くだりにかかってしまった。

登山口には奥様がいて檄を飛ばしてくれている。

が、脚がおかしなことになっているぞ・・・
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何とかスパートだけでも頑張りたい!
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トライして数歩で左脚がつり、
我慢してペースを上げようとして数歩、今度は右脚がつり、
スパートはあきらめた今年の冬・・・。

変なフォームのまま無念のゴール。
手もとの時計で2時間45分24秒。
あれだけ苦戦した昨年よりも15分程度も遅い。
辛うじてワーストの2011年よりも3分だけ速い記録だった。

無念、でも終始グダグダは避けられたことは良かったと思う。

しかし、理想の状態とはほど遠い。
この練習会、これまで何気なく出場していたけど
なかなか思い通りの走りをさせてくれない、難易度の高いレースだということを
今回さらに思い知らされた。

来年参加することがあれば、タイムはともかく、
自分の思い通りの走りをして、最後スパートしてゴールしたい、と
目標を設定する。

目標を達成するためにはまずは、減量!
急激な減量は得意ではないので、徐々に落としていけるように、
いろいろテコ入れしていく。(実は既に食事に関しては開始している)

参加費が1000円(トライアスロン協会員は500円)という低価格
に関わらず、ゴール後に豚汁とおにぎりが振舞われる。
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美味かったー。この日から我が家で豚汁ブームが沸き起こった。
タイツの右膝の部分に枝が当たって破けた。ショックすぎる。

忘れないように今回の装備をメモしておく。

シューズ : ALTRA SPERIOR 2.0
ザック : Ultraspire Alpha
装備 : テーピング、痛み止め、エマージェンシーブランケット(普段よりファーストエイド品は少なく)
     ウィンドシェル
補給 : 水1.0Lハイドレーション
     ジェル3本分をフラスコに(今回はメダリスト)
     ジェル1本分を大きめフラスコに水に溶いて400mlくらい(パワージェル)
     塩熱サプリ4個くらい(飲んだけど結局脚つった)
     フラスコをフロントのポケットに入れていたが、それがまぁまぁの重量で、
     身体にヒットしていたのだろうか、次の日脇腹が打撲のように痛んだ。

ウェア : BUFF
      Patagonia Capline4 Hoody
      Finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ ノースリーブ(パワーメッシュは呼吸が苦しくなる疑惑があったので止めた)
      MIZUNO ブレスサーモ腹巻き
      Finetrack パワーメッシュ ボクサーパンツ
      Golite あったかいタイツ(モデル名忘れた)
      injinji  ミドルウェイト、トレイルソックス
      KENKO 指切りグローブ
      Patagonia フーディニ(フロントポケットに収納)


走行データは毎年同じなのだけど、載せておく。
時間:2時間45分12秒
距離:16.52km
累積標高差:1367m上昇、1354m下降
心拍数:計測無し


ルートと標高差は以下。
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次は第1回さくらおろち湖ロゲインニング大会だ。
そして減量・・・

by peperonci_no | 2015-12-19 15:27 | レース  

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