第21回比婆山国際スカイラン [2013.05.19]

昨年は、出るはずだったSTYを仕事でキャンセルし、
ぽっかり空いたスケジュールを埋める形で応援、観戦した思い出の大会。

今年は出場してみた。
努力系ランナーY氏と同じカテゴリーにエントリーしたが、
Y氏は体調不良。走れなくもないが大事をとってキャンセル。

今回の大会、体調不良の人はキャンセルして正解だった。
低体温症になったかなんかで搬送された方もいらっしゃったようで。

当日、あいにくの雨模様。
心配しつつも、もっと酷い経験をしているために、軽装。
どちらかというと、「山を甘く見るな!」と
心の中で叫んでいる側の人間だが、今回は真逆。

距離は18.5km、トレイルランとしてはショートに分類される。
ハイスピードのレースになる。
停まらなければ身体はホットなはず。

当日はノースリーブとショーツ。うーさみい。
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ひさしぶりのレースで、なおかつ、ショートレース。
のんびり旅を楽しみたい所だが、
無理矢理走らされる感じがちょっと嫌で緊張。

スタートはゲレンデの途中の斜面。いきなり登り。
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グルッと周回して下り、山へ入っていく。

雨が降りしきり、風が吹く度に、選手達からさっぶ、との声。
私の方が寒いですよ・・・。

スタートと同時に大群が坂を上る。変な大会。
この大会、序盤、狭い尾根道を走るため追い抜きができない。
自分のポジションを取るならスタートダッシュ!

これは分かっていたが、当日寝不足で、どうも調子悪いし、
どっちみちロード出身の健脚の皆様のスピードにはついて行けないので、
マイペースで走り出した。トレイルランのレースの基本でしょ。

しばらくダートを走り、九十九折れのトレイルに入る。
他のトレイルランのレースと違い、
このレースはロードの方が多く、皆グイグイ登りを走って登る。

私もマイペースで走って登っていたが、
寝不足で吐気が来て、失速。
次々と抜かれて行く。
最初の登りが一番辛かった。

尾根に出ると強い風雨にさらされる。
かなり寒い。ペースを落とさないように気をつける。
風が無ければ大丈夫。低体温症にはならなそうだな、よし。

尾根のアップダウンで身体が温まってきたか。
テクニカルな下りを遠慮せず飛ばす。

右行きまーす、と飛ばすと、「すべるよー!」とちょっと怒られ。
ごめんなさい、すべりません。一応、山屋ですから。と。

集団を慎重にごぼう抜き。安全に追い抜くのは神経使う。

少し重心が上がると足元がスリップする。
油断できない。気をつけなければ。
出雲峠の手前でkuwasanの背後に。

出雲峠に着く頃には足元泥だらけ。
出雲峠に知り合いたくさん。
寒いのに応援ありがとう!!

ポカリを一杯いただいた。

出雲峠からの登りもきっちり走る。
たまに歩きを混ぜる。

烏帽子岳に到着。
塩熱サプリを投入。

御陵への登り。
何人かパス。
ここあたりは身体がスムーズに動いた。
他の選手も疲れてきている。
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普段なら見入っていた、とても綺麗なブナ林に目もくれず、
足元と前方だけを見て必死に登る。

御陵からの下り、ここはかなりテクニカルで危険だったが、
アドレナリン全開でかなり飛ばした。

ジグザクに辿るルートを直降で、3歩を1歩で。テンポよく下る。
周りを見ると転倒する選手、多数。

こけてたまるか。山屋のプライド。
攻めの走りでこけない。

池の段への登り、結構バテバテ。

立烏帽子には登らないんだーとそこで初めて知り、
林道を軽快に下る。

この林道から竜王山への林道にかけて、
ふくらはぎの痙攣に悩まされた。伊豆トレイルジャーニーの悪夢を思い出す。

あの時と同じ原因。
筋肉が冷えることにより硬直し、痙攣。
たまに鋭い痛みがするため、立ち止まりふくらはぎを伸ばす。
走り出すが、痙攣が怖くて加速できない。もどかしい。
ごまかしながら竜王山の折り返し。
ここからは下り。

下りでは何とか痙攣せずに走れた。
あとは下りだけ。でもどこか痙攣に怯えながら飛ばす。

ドロドロでつるつるのトレイルをハイスピードで下って行く。
なかなかできない経験だ。

途中、ゴールをぼーっと想像していたら、
ツルッと転倒してしまった。
くっそーこけないと決めていたのに。
何も無い緩やかな場所だった。捻挫する時もこういう場所。

集中!気合を入れ直して、走り出す。

しばらく行くとN氏が応援に上がってきてくれていた。
ありがとう!

さらに下ると、しげさんも!
寒い中ありがとう!

残り500mゴール会場のゲレンデが見えてきた。
ちょっとペースを上げようと思ったら、
ふくらはぎがピクピクっとなって、断念。

最後の登りにかけた。

コーナーを曲がって、
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最後の登り。ゲレンデの中腹まで直登!

スパート!!
結構すいすい行ける。

2,3人を追い抜いて、雄叫びとともにゴール!!

心臓が飛び出るわ。

燃え尽きることができた。

こういうコンディションの中で、
燃え尽きることができたのは大きい。
経験値up。

写真は最後の登り。これはキツい。
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[走行データ]
時間:2時間12分53秒
距離:18.5km(SUUNTO Ambitでは17.39km)
累積標高差:1106m上昇
心拍数:Max189、Ave176 (Maxは最後の登りで計測!)
消費カロリー:1617kcal
気温:12、3℃ (寒いわけだ)

順位:75位 / 530人くらい中


今回のルートは以下。
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心拍数は以下。ずーっと175近辺をうろちょろ。
そりゃ疲れるわ。
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[装備]
パタゴニアのノースリーブとショーツ、
インナーは上下finetrackのパワーメッシュ、
injinjiのmidweight5本指ソックス、
inov8のWrag30をヘアバンドに、
MTB用の指切りグローブ、
adizero xt4、

出走前にパワージェル、
レース中に塩熱サプリ3粒、
あとは手ぶらで出走。


反省としては、脚が冷える時は、
冷え防止のタイツ、カーフガードは必須。
冷えて筋肉が硬直するのか、痙攣で思うように走れなくなる。
かれこれ4回目くらいの経験なのに、まったく学習できてない。

さて、今回のレースの疲労を抱えたまま挑むのは、
「えびすだいこくウルトラマラソン」
完走するぞ!
目標は13時間切り。
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by peperonci_no | 2013-05-22 23:49 | レース | Comments(2)  

Commented by YAMA at 2013-05-29 10:03 x
読んでいるだけで寒くなってきました。
かなり過酷そうなレースでしたね。お疲れさま!

私はまだ右太股が完治せず、走るとやばいです。
軟らかい土の上ならなんとか走れる状態。
自転車は大丈夫なんですよね。自転車は
使う筋肉が太股の裏側だからでしょうね。

ウルトラ頑張って下さい!
Commented by peperonci_no at 2013-05-31 00:07
>YAMAさん
おばんです。
かなり寒かったです。低体温症と紙一重でした。
ショートはハイスピードなレースなので
過酷さ倍増です。しかもこのコンディションですからさらに・・・。

トレイルランは結構脚にダメージきますよね。
そう思うとロードバイクって何て身体に優しいんだろう、なんて錯覚。

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