2012年 King of 王滝 ラン42km編

「King of 王滝」は、
初日 セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝 クロスマウンテンバイク100km
2日目 OSJクロスマウンテンマラソン42km の合計タイムを競う。


<2012.09.16 -OSJ クロスマウンテンマラソンin王滝 42km->

初日のSDA100kmの様子

昨年程のダメージを負っていないため、
前夜もそんなにすぐ眠気は襲って来ず。
でも夜はよく眠れ、朝4時にさっぱり起床。

4時半から朝食。
5時頃に松原公園へ向かい、スタート会場へのシャトルバスへ乗る。
松原公園の段階で、既に雨がザーザー降ったり止んだり。
ウィンドシェルも持たず、ノースリーブのままバスに乗り込む。
今日の天気は一日こんな感じ。どうせ濡れる、どうせ汗まみれ。
レインウェアなんて着たってしょうがない。

スタート会場には6時頃に到着。
雨は小降り。
用意されたテントに選手の皆は雨宿り。
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Tさんが出場されるのは知っていたので探す。
今回は知り合いはTさんだけ。ちょっと寂しいね。

Tさんは、くびきのウルトラの練習のつもりだそうだ。
何と逞しい・・・。

私はいつものように、脚が上がらないのは目に見えているので、
攻めの走りはするつもりはない。
ただ、最後のアスファルトは頑張りたい!とだけ胸に。
前日に立ちゴケして負傷した膝がやや心配。

雨は相変わらず、降ったり止んだり。
王滝の林道はほぼ日陰はない。
晴れて熱中症になるよりはマシ。

定刻になり、スタート。
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スタート後はみんなハイスピード。
というか私が全然ついて行けてない。

スタート後5km位は、昨日の疲れか、
背中が痛く、呼吸も思うようにできない。
これは過去2回とも同じ経験をしている。
本当はウォーミングアップをしておくべきだろう。

このコース、スタートしてからずーっと登り。
我慢して走る。なかなか歩いている選手はいない。
さすがOSJ。歩く選手があまりいないあたりレベルは高い。

列をなしてちょこちょこと踵をつけずに走って登っていく。
あれ?もう下り?
意外と早く最初のピークに着いたような感覚だった。

MTB100kmの第3CP以降のコースを逆走する形となる。
第3CPがあった場所までしばらく下りが続く。

脚を使わないように小刻みに走り下る。
第3CPがあった場所を突っ切り、
オンロードをしばらく進む。結構長い。

その間、膝が痛む。
走れない程ではないが結構痛い。

このオンロードを下りきると、
ゴール地点を横切り、後半の林道の登りへと進むことになる。

この痛みのまま、後半の林道へ進んでも大丈夫なのか??
完走できても膝は壊れてしまうのでは??

そんな、中間地点でレースを放棄する理由を探していたのではないか、
と今振り返ると思う。

その時はしばらく続くアスファルトのだらだらとした下りに嫌になり、
体のあちこち(股関節、膝、尻)の痛みが走りへ影響し、
自分らしい走りができない、と一丁前なことを考えてしまっていた。

ゴール地点の横のエイドでとりあえず、
脚の状態をチェック。
そうしているうちに、後方からTさんが追い上げてきた。
「膝が痛くてやばいです。」
「まだまだ時間に余裕あるから、行こう」
確かそんな事を言われたような気がする。

人の言葉の影響は凄い。
「行こう」と思った。

鎮痛剤で何とかごまかして行ける所まで行こう、
トボトボと歩を進めた。

ここからがキツかった。

ゴール地点の横を通るだけでも精神的には
相当やられるのだが、
ここから先は20kmの部のコースをそのまんま。

20kmの部として1つのコースとして成り立つくらいなのだから、
それなりにキツい。

前半は何とか耐えて歩くことはなかったが、
後半は全身に疲労感がきて、なかなか連続して走れない。
明らかにスピードが下がる。

何とか耐えて走っていると、
途中からMTB100kmの序盤のコースと重複してくる。
MTBではぐいぐいと登れる道も、ランでは一歩一歩が必死だった。
峠にたどり着き、下り始めるが、かなり疲労しており、
下りなのに7min/kmなんてことも普通だった。
脚が前に出ない。力が出ない。
そんな感じだった。

下りを終えて早く平坦な道を走りたい。
そんな事さえ思ってしまった。

長い下りがようやく終わると、最終エイドがあり、
そこからは9kmはダラダラとした川沿いのアスファルトの道。

序盤は6min/kmも維持できない。
キツい。

徐々にアスファルトの走り方を思い出したか、
フォーム、ペースが安定してきた。

残り6kmくらいとなり、
ペースがようやく6min/kmを切り始め、
残り5kmで5.0min/km前後でキツいが気持ちいいくらいで走れた。

昨年のタイムより速くゴールできることを確信し、
更にペースは上がる。

まるで普段練習していたビルドアップ走のようだった。

どんどんペースアップし、いよいよ残り1kmを切った。
さすがにキツいが4.40min/km程度で走れる!

ここからは時計を見ずに走っていたのでペースはよく分からなかったが、
とにかく全身を使って全力で走った。
もう脚は動かない。心肺も一杯一杯。
でも突っ込む。
歓喜のゴール。
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やったぞ!という達成感に満ちていた。
タイムは昨年より12分更新(コースが変わったので比較にならないかもしれないが)。
それより最後にスパートできる脚に感謝。
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後で確認すると、3.52min/kmでゴールしていたようだ。
しかも今回のレースの最高速度がラストスパートだった!
追い込んだ走りをできてこれまた大満足。

<走行データ>
時間: 4時間46分05秒
距離: 42km(SUUNTO Ambitの計測では39.06km)
速度: Ave7.19min/km、Max3.52min/km
累積標高: 1087m上昇、974m↓下降
心拍数: Ave155、Max178
消費カロリー: 2375kcal

76位/146人

※MTB100kmとRUN42kmの合計タイムを競う、
King of王滝はまだ順位確定していない。
そもそも何人エントリーしていたかすら、不明。

速度、最後の5kmの追い込みに大満足。
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標高
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ルート
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<補給>
・水(背中にハイドレーション) 1.5l → 1.2l程度消費
・カーボショッツ (ソフトフラスクに) 3本 → 2本くらい消費
・vespaハイパー(カーボショッツとmix) → 消費
・梅丹サイクルチャージ (フラスコボトルに、昨日の余り) 2本 → 消費
・エンライテン 2枚×2回 → スタート時と、レース中 消費

<装備、ウェアリング>
・ノースリーブ:Arctery'x
・インナー:finetrack フラッドラッシュパワーメッシュ
・ショーツ:Patagonia Long Haulers Short
・ソックス:injinji Performance Midweight mini-crew
・バイザー:Golite
・ザック:UltrAspire Surge
・時計:SUUNTO Ambit
・シューズ:Adidas AdizeroXT3



ゴール後のカップラーメンはまた格別だった。

ひと休みした後、王滝の湯へ行ってみることに。
近いと思っていたが、かなり奥へ入っていき、
林道を数キロ進む。
こんな看板がある程奥地の温泉。
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いい湯だった。

王滝村をあとにし、友人Nのお宅へ。
途中中央道で小規模な渋滞にあったが、全体的にはスムーズに流れており、
21時過ぎに友人宅へ。

本当はすぐ帰路につくはずが、お言葉に甘え朝まで休ませていただいた。(大感謝!)

そして次の日半日かけて出雲に辿りついて、
私的、夏の終わりを告げるイベントが終わった。
本当に満腹になれるイベントだ。

また来年出たいか?と効かれると答えはNO。
でもこれも気分次第。
また行っちゃうかな王滝村。
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by peperonci_no | 2012-09-23 02:20 | レース | Comments(2)  

Commented by YAMA at 2012-09-23 14:59 x
King of王滝、すごすぎます!
MTB100km完走だけでも素晴らしいのに、
プラス過酷なマラソンとは!

ハラハラドキドキ、感動の写真と記事で
嬉しくなりました。ありがとさん!
Commented by peperonci_no at 2012-09-23 20:32
>YAMAさん
最高の褒め言葉です。ありがとうございます。
王滝も一度完走しても毎回反省点、いろんな自分の弱さが分かって、本当にセルフディスカバリーになっていると思います。

是非今回のフィードバックをしてしただいて、次回歓喜のゴールを迎えていただきたいです。
連続のランはトライアスロンのトレーニングとかでかなり進歩したような気がします。そういう自分の進歩を読み取れる大会です。
鉄人のYAMAさんも二種出て見ては?

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