2012年 King of 王滝 バイク100km編

「King of 王滝」は、
初日 セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝 クロスマウンテンバイク100km
2日目 OSJクロスマウンテンマラソン42km の合計タイムを競う。


<2012.09.15 -セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝
クロスマウンテンバイク100km->

〜前日〜
恐らく5月の開催の分を足すと8回目の参加。
もうかなり常連と言っても良いかもしれない。
準備するものは分かっていても時間はかかる。
とっとと準備したが睡眠は3時間程度で朝5時出発。
神戸から参戦のNを10時頃拾い、
運転を交代しながら王滝村を目指した。

事故渋滞などがあり、予定より3時間程度遅く、
18時くらいに松原スポーツ公園入り。
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受付を済ませ、いつもの民宿へ。
仙台組また人数増えてる!
年々盛り上がりを増している。

ヘッドライトの下、ナンバーカード等を取り付け、
ビールを2本飲み、補給等を準備し、22時頃就寝。

〜当日〜
3時起床。
4時に朝食を済ませ、スタートの松原スポーツ公園へ。

まだ暗い中、バイクの支度。
今年は昨年より駐車場が混雑している。
100kmの参加者も1000人を超える。
そのせいか、5時だというのに車列の後ろの方に
バイクを陣取ることになる。
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今回は宿で済ませてきたため、
毎年恒例のトイレの行列に悩まされることなく、
Tさんなどと談笑し、スタートまでの時間をのんびり待つことができた。
気楽だ。

そうこうしていると、すぐスタートの時間になった。
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今年は全然乗れていないからな〜、
と思いつつ、心肺機能についてはやや向上している自信はあったため、
自分の能力の向上がどれほどかを確認することを密かな楽しみとした。


6:00 スタート。

天気は曇り?晴れ?
気温が上がるようなので熱中症が心配だ。

スタート直後は心拍数を上げすぎない程度に、
スタート前のポジション取りが後方になってしまったことを挽回すべく、
アスファルトで抜きにかかった。

初めて参加されたのか、クロスバイクで出られている方が、
追い越しをかける右側を走っていて渋滞が発生しているのに、気付いておらず、
少しイライラしたが、抜ける時に抜いたので問題無し。
無理に抜きにかかると疲れる。
ただ、今年はよく脚が動いた。序盤から結構登りで追い抜く。

しばらくは選手の密度の濃い状態が続き、
周りに気を遣う必要があり、周りの選手も少しピリピリ。
20kmを過ぎた頃にはばらけている。

例年と作戦はほぼ変わらず。
登りで我慢して、下りで大量に抜きさる。

しかし、今年はそんな例年の作戦が仇になってしまった。
下りには自信あり。
だが調子に乗り過ぎた。

得意の下りで、
追い越しをかける右側の路面コンディションが非常に悪い所に
無理に高速で突っ込み、体ごと吹っ飛ばされそうなくらいバウンドしてしまった。
必死にハンドルにしがみついて転倒は免れたが、
後輪のコントロールが疎かになり、案の定バースト。
音を立てて空気が抜けて行くのが分かり、冷汗。
モチベーションが崩壊。

でもこんなところでリタイヤするわけにはいかない。
バーストしたポイントを確認するが、シーラントを注入した効果もむなしく、
エアは漏れ続けている。
あきらめてチューブを入れることにした。
意外とテキパキとチューブを入れ、
ポンプに力を込め、エアを入れ始めるも、全然圧力が上がっている感じがしない。
気持ちは焦るばかり。
ポンプ壊れた?チューブ噛み込んで穴空いた? いろんな憶測が飛ぶ。
半分パニック、放心状態の所、救世主が後方から私を追い抜く。

「大丈夫??」 Tさんだった。
「ん〜大丈夫じゃないかも〜ポンプ壊れたかな〜」 曖昧な私の返事。
恐らく事態を察知したのだろう、Tさんが坂の下から歩いて上がってきて下さった。

Tさんの私のよりストロークの長いポンプをお借りすると、
空気は入った。というか私の気持ちが非常に落ち着いた。
Tさんのポンプももちろんだが、Tさんの存在自体に非常に力をいただいた。

仕切り直してスタート。何だかんだ24分ロスしてしまった。
これはもうタイムは狙えないな。安全運転で行こう。

ある意味20分も休んでいたので、疲れも引いて、
踏む脚も軽い。ごぼう抜き。
そうこうしていると第1CP到着。

もうタイムはあきらめているため、いつもは素通りする第1CPで5分程休んだ。

どら焼き半分を食べ、ボトルに水を補給。
ここで、各CP間でボトル1本500ccを補給することを何となく決めた。
天気が良く、脱水症状にならないためにも意識して水分を取る。

脚の疲労の加減は、問題無し。
ストレッチの必要もない。調子がいいようだ。

第2CPへと向かう。
辛いと分かっているとだいぶ楽だ。(辛いんだけど)
やはりここもいつもより脚の調子はいいようで、踏める。
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今回は本当に細かく補給を取るように心がけた。
エネルギー切れで力が出ない、と言うことがなかったからか。
40分くらいに1本くらいを目安にジェルを摂取。

また、ガレ場のテクニカルな登りを、フロントをミドルをメインにして、
ペダリングの回転数を上げるのではなく、踏むことを意識した。

できる部分はダンシングでガレ場の登りを攻略した。
ガレ場の登りをシッティングで進もうとすると、
頻繁にお尻をサドルから上げる必要があり、
体力を消耗するし、シッティングで進む事自体、難易度が高い。

ダンシングの際、体重の分散、前後輪のグリップをしっかりと意識すれは、
スリップしないことがここ数年で自分の体に染み付いてきたため多用した。
今回は特に登りのダンシングに助けられたし、
これによる加速で何人も登りで追い抜いた。

下りはパンクの恐怖も忘れ、アドレナリン全開で、
かなりぶっ飛ばし、かなり車体を倒し、気持ちのいいコーナリングを味わった。

右カーブの体重移動にやや難あり、冷や冷やすることが数回あったが、
コースアウトする程ではなかった。
減速する所さえ押さえていて、ライン取りさえしっかりしていれば
ガレ場もパンクも怖くない。

振り返ると、第2、3CPまではあまり辛かった思い出はない。
終始登りも下りも楽しめたと思う。
今までの王滝では初めて。
踏み込む力が残っている証拠だ。

途中休憩がてら記念撮影なんかもしたりして。
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記録をガチで狙いにいかないとこんな楽しみもある。
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第3CPまでで、特に目立った怪我や疲労はなく、
走行に支障無し。強いて言えば、掌に豆ができているような痛みがあるくらい。

80km地点の第3CPまで来てもあと1,2山あることも、何度も経験しているから、
あきらめて登る。

最後の2つのピークのうち1つめのピークへの何てこと無い登りの途中で、
石に引っかかり、バランスを崩しそうになった。
いつもならバランスを崩さないように体をくねくねして体勢を立て直すが、
疲労しているせいか、立て直せず、立ちゴケ。
おまけにペダルが外れず、軽く膝から転倒。

もう何がなんだか。手が痺れたため、折れたか?とビビったが、大丈夫だった。
深呼吸し、ジェルを補給し、気持ちを落ち着かせ再スタート。
気の緩みは怪我へつながる。

ゴール手前で怪我をしている方を今まで何人も見てきているため、
集中するように自分に言聞かせる。

いつもの2つ目の峠を越え、
あとは下りだけ。ここでスイッチを入れる。
ここから先は、何も考えずに楽しむ。

下りでかなりの人数を抜き去る。
最後の九十九折れの下りは危ないので、
慎重にかつ攻めつつ高速で下る。

7時間半切れそうだったが一歩及ばず、
7時間30分でゴール! あとで調べたら昨年と3分しか変わらない!
スタートのポジションくらいの差なので、尚更パンクしたことが悔やまれる。

序盤のパンクで一度モチベーションが下がり、
楽しむことだけ考えて漕いだことが良かったのか、
無理に心拍数を上げることなく、
踏む力が弱まることがほとんど無く、
力強い走りができたと思う。

ゴール後もいつものような、脚がもう動かない・・・みたいな事もなく、
まだまだ筋持久力的にも余裕はあったように思える。
トライアスロンのトレーニングの効果なのか、
日常的に行うようになったトレッドミル傾斜15%ランの効果なのかは
分からないが、確実に体力が向上しているように思えた。

もちろん、こまめに補給をすることや
今回から導入した、エンライテンにより
脚の痙攣が起こらなかったことも、いい結果につながった一因とも思っている。


<走行データ>
時間: 7時間30分25秒

距離: 92.26km (SUUNTO Ambitによる)
速度: Ave12.28km/h、Max43.92km/h
累積標高: 2432m上昇、2385m下降
心拍数: Ave162、Max180
消費カロリー: 3939kcal

(通過タイム詳細)
CP1: 3時間11分(うち24分パンク対応)
CP2: 5時間18分
CP3: 6時間25分
ゴール: 7時間30分

275位/729人(DNFを除く)

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<補給>
・水 ボトル500m×4 → スタート前、各エイドで補給、消費
・水(予備、背中にハイドレーション) 1.5l → 500ml程度消費
・カーボショッツ (ソフトフラスクに) 6本 → 消費
・vespaハイパー (カーボショッツとmix) 3本 → 消費
・梅丹サイクルチャージ (フラスコボトルに) 3本 → 1本くらい消費
・どら焼き (やはり固形物) 1個 → 消費
・芋ようかん (やはり固形物) 2個 → 1個消費
・エンライテン 2枚×2回 → 第1,2CPで摂取

<ウェアリング>
・ノースリーブ:Salomon
・インナー:finetrack フラッドラッシュパワーメッシュ
・ジャージ:ASSOS(下だけ)
・ショーツ:Patagonia 50kショーツ(尻に穴空いた)
・ソックス:Drymax Run Hyper Thin
・グローブ:OGKのやつ
・アームカバー:コンプレスポーツ
・ザック:UltrAspire Surge
・時計:SUUNTO Ambit


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ソックスは正解。バイクは薄いソックスの方が快適かもしれない。
アームカバーは今までASSOSの保温用のものを使用していたが、
ロードバイクを長時間乗っていても気になっていた腕の疲れに対して、
段階着圧のアームカバーが効くらしいので、
今回からコンプレスポーツのものを導入。
腕の疲れを最小限にすることができたと思う。

ゴール後、
他のメンバーの到着を待っていると、
Tさんもゴール。
途中からフロントのブレーキが効かなくなったけどゴールしたそうだ。
あきらめない気持ち、すごい。

さらに、
何か見たことのある男性、そしてごつごつしたふくらはぎ。
まさかー、と思いつつ、バイクを見て誰なのかが明らかになった。
福井で冬に山スキーでお世話になっていたYさんだった。
まさかここでお会いするとは!ちょっとだけ感動。懐かしかった。
Yさんはパンクに泣かされ、リタイヤされたようだが、
Yさんの体力なら次回はきっと大丈夫だろう。
福井から120kmに参戦されているGさん(私にとっては超有名人)ともご挨拶させていただいた。
感慨深い。

いろんな方が全国から来るこの大会、やはり凄い。

2日目へつづく。
-OSJクロスマウンテンマラソン42km-

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by peperonci_no | 2012-09-20 23:45 | レース | Comments(2)  

Commented by charibaka at 2012-09-24 18:31
お疲れ様でした。
今年は100キロに挑戦しましたが全く歯が立たずでCP3にて足切りとなりました。
あのルートで下りが楽しいと言えるだけの体力があるなんて羨ましいです。
来年も参加して完走目指すか悩み中な毎日です。
Commented by peperonci_no at 2012-09-24 21:49
>charibakaさん
お疲れさまでした。
CP3まで来れたなら、「歯が立たず」ではないと思いますよ。
体力はタイムを短縮するためにはある程度必要ですが、
完走ラインを越えるためには、王滝は完走するためのセオリーを知っているかどうかが大事だと思います。
・下りや体力に自信のある人はハードテイルでもいいかも知れませんが、フルサスバイクが楽チンです。
・脚を回し続けるため、下りで集中するためには、補給をこまめにしてエネルギーを切らさない。(ロードバイクよりも細かい方がいいかも)
・荷物は少なめに
など。
そんなもん知っとるわい!と言うことなら、やはり体力ですかね。
あとは経験値はかなり大事だと私は思います。
8回も出ていると、辛さにもガレ場にも慣れました。
登り方下り方も大会当日で学んでいたりして。
自分の成長を測れるいい大会だと思います。
ですので・・・是非来年も。

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