富士登山競走 山頂コース

ようやく最近のネタです。

ランナー、山屋、トレイルランナーの中でも特にMな人たちが集まるレース、
富士登山競走に参加してきました。

山頂コースと5合目コースがあり、
昨年から山頂コースはエントリー資格が設けられ、
5合目を規定のタイムで通過しないと
山頂コースにエントリーすることができなくなりました。

選ばれし者のみがエントリー?

昨年、会社の休みをようやくとることができ、
5合目コースに参加し、規定のタイム以内でゴールすることができたので、
晴れて今大会の山頂コースにエントリーすることができました。

今年の山頂コースの目標は何と言っても時間内の完走。

そして、昨年は5合目を規定内のギリギリで通過しているため、
それをどれだけ縮められるか、昨年の自分をどれだけ超えられるか、がもう1つの目標。

<前日>
昨年は、福井に住んでいたため、
前線基地の実家のある静岡まで5時間程度で到着して前日をすごすことができた。

今年は、出雲から静岡までの約9時間の道のりを一人でドライブ。
前日からレースは始まっています。
静岡に到着する頃には疲労困憊。

夕方に近所を軽くラン(実際は気持ち良くてスパートしてしまった)して
夕飯喰って、22時頃就寝。

<大会当日>
3時頃起床し富士吉田市へ出発。一人での参加はこれまた寂しい。

割と早めに会場に到着すると、顔なじみの方々がいるのでご挨拶。
せかせかと準備し、日焼け止めもばっちり。

富士吉田市の朝の気温は15℃、山頂は10℃らしい。
コンディション良好。

5合目で受け取る手荷物を預けてスタートラインの場所取り。
初エントリーのため先頭の猛者たちから100m以上後方。

開会式が始まり、恒例のエイエイオー!(マイクの音が途切れてグダグダ・・・)

定刻になり7:00にスタート。11:30に山頂に立てていることを想像した。

人多すぎ。動いたり止まったり、危ない。
スタートラインを通過するまでに1分50秒くらいロス。
浅間神社までの坂を走り、やっと始まったと実感した。

いろんなサイトで完走するための目標タイムが検討されていて、
参考にさせていただいた。

目標)
中の茶屋 0:41
馬返し  1:08


今回は
中の茶屋 0:42

昨年はかなり心拍数を上げて43分かかっていた。

今回はAve169でこのタイム。まずまず。昨年より短く感じた。
ちょっと余裕を感じた。

馬返し  1:09

昨年は心拍数180オーバーで途中歩かないと脚が持たなかった。

今年は傾斜がキツくなり歩く人が増える区間だが、坦々と走り続けることができた。
心拍数もAve175で何とか抑えたようだ。

ここから山区間、昨年は馬返し到着時点で脚、股関節が硬直しており
たまらずストレッチをしたことを覚えている。

今年はどこも問題なく、そのまま山道に突入。

昨年と違うのは、人が多い!
ペースが意外と遅いと感じたのはやはり渋滞のせい?

遅いかなーと思いつつ、前の集団を抜くスパートをするほどの余裕もないのも正直な所。
前の列について行くしかない。それでもキツいはキツい。

途中の平坦な部分で走ろうとすると脚が痙攣したため、
抑えつつ早歩きに切り換えた。
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2合5勺のレモンがうま過ぎた。

抜こうにも抜けない区間が続き、脚もついて行かない。


そうこうしているうちに佐藤小屋の直下まで来たが、大渋滞。
関門から「あと6分〜」「あと5分30秒〜」とカウントダウンが始まり、
渋滞に捕まった皆さんはざわついている。

こんな所で終わりたく無い。

「大丈夫大丈夫ー」と互いに励まし合いながら前の選手達にプレッシャーをかけた。
多分2分くらいは渋滞に捕まっていたかと。

関門で塩とバナナと水をいただく。
関門を時間内に通過できて肩の荷が下りた。

何となく火がついた走りができない。
まわりの走者も一休み入れているような走りだ。
流れに乗ってしまった。

目標)
5合目佐藤小屋 2:09


今回は
5合目佐藤小屋 2:16

昨年は2時間17分で5合目完走。
両足ともこむら返りしている状態で
とてもじゃないがこれから山頂へ向かう脚力も気力も残っていなかった。

今回は疲れてはいたが、まだまだいける!という感じはあった。

既に10分程度目標タイムから遅れている。

本格的なザ・富士山の区間で挽回できるのか?
一応山屋を語っている以上、何とかしてやる!という意気込みはあった。

砂礫で脚が沈み込む単調な斜面を黙々と登っていく。
単調なコースなので正直ここの区間の記憶はあまり残っていない。

目標)
7合目花小屋 2:49


今回は
7合目花小屋 2:59
いかん、10分オーバーだ。

次の目標は、太子館なのだけど
あとどれくらいで到着するのかが全然分からない。
酸欠でふらふらになり出した。
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目標)
太子館 3:22


今回は
太子館 3:32
いかん、10分オーバーのままだ。

酸欠で頭が働かず、完走までにどれだけタイムに余裕があるかも分からなくなった。
ひたすら頑張るだけだった。

最後の関門、8合目の関門の手前で残り時間を告げられ、
間に合わない、と確信してから、自分を含め回りの走者の足取りが重くなった。
今年の富士登山競走が終わったんだ・・・とガックリ。

でも最善は尽くさねば、
と思うものの終わりを知ってしまった以上、疲れた身体にむち打つことはできず、
惰性で8合目関門に入ってしまった。心身ともに辛かった。

目標) 
8合目富士山ホテル 3:55


今回は
8合目富士山ホテル 4:05

5分オーバーで今年の富士登山競走は終わった。
目標から比べると、やっぱり10分オーバーのままだ。

8合目でしばらく休んで、トボトボと下山。

山頂から下山してくる方々と合流するが、
羨ましくもあり、自分が情けないな、と。
そんな気持ちも合わさって、下山は本当辛かった。

多くの反省点、気付きを得て、来年への闘志を燃やし、会場をあとにしたのでした。

出雲へ帰るのではなく、疲れた身体にむち打ち、
大きく遠回りして富山へ向かうのでした。

<振り返り>
5合目までの結果からすると、
昨年より、登りのオンロードに強くなっている。
馬返しまでの登りで歩かず、脚にも問題なく、心拍数も割と上がらなかった。
トレーニングで、ある程度の効果は得られたと考えられる。

ただ、山頂に辿り着けていない。
昨年よりは強くなっているが、まだ足りない。
やはりこの競技、
序盤のオンロードでどれだけ脚を使わずタイムを稼げるか、が大きい。
昨年より脚を温存できたが、タイムはオーバー。

現状の脚の温存具合で10分程度はタイムを縮める必要がある。
そのために、ロードでのペース走など、
スピードを強化するトレーニングを入れて行こうと思う。

山屋ではなく、山もできるランナーでなければ勝機は来ない。

ロード区間だけでなく、
5合目〜7合目の10分の遅れ、
7合目以降の岩場での追い上げゼロも、
8合目時間切れの原因でもある。
正直、ザ・富士山区間ではもっと行けると思っていた。

やはり、現地練習に尽きると思う。
7合目から上は、もう何が何だか。
どこまで来ているのか、あとどれだけあるのか、さっぱり分からん。

次回に向けて、現地練習は最低2回行うと誓う。
新幹線でも何でも使って来るさ。

まだ先は長いが、しばらくは富士登山競走完走が目標となりそう。
そのトレーニング成果の確認ポイントがフルマラソン挑戦となるので、
まずはそこへ向けてトレーニングです。
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by peperonci_no | 2011-07-27 22:16 | レース | Comments(2)  

Commented by みかん at 2011-07-27 23:06 x
富士登山競走ハマりましたね!
ブログ読んでたら、私も…と思いました。
トレイルレースは、毎回同じ条件は、無いので、時間設定が厳しい!来年に向けスタート!
Commented by peperonci_no at 2011-07-28 00:11
>みかんさん
コメントありがとうございます。
ハマっちゃいました。どうやら。
制限時間が厳しいからこそ、燃える。
ロマンすら感じてしまいます。
来年は完走、その次は・・・と目標設定がいろいろできるところが奥深い。
それこそが富士登山競走マジックなのでしょうね。
是非来年はご一緒に。応援もされたいですけど。

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