SDA in 王滝100k(過去日記より)

まだまだ過去の日記からの投稿はつづく。
まだ福井に住んでいたときの話...

ーーーー以下、2010年5月30日のできごとです。ーーーー

今朝は空腹で目が覚めた。
昨日、相当消耗したので、早くも身体が補給を欲している。

まずは結果から。
手元のサイクルメータのデータは以下。
時間 : 7時間24分  やったー!念願の7時間半切り、目標達成!!
心拍数(MAX/AVE) : 201/164
消費カロリー : 5564 kcal
距離 : 92.9km (林道終点まで)
スピード(MAX/AVE) : 56.7/13.0 km/h

スタート〜CP1(33.5km地点) : 2時間47分 (心拍数maxはここで記録)
CP1〜2(63.5km地点) : 2時間17分
CP2〜3(74.4km地点) : 1時間1分
CP3〜ゴール(92.9km地点) : 1時間18分

さて、
早くも5回目?の出場を数える、王滝100k。
5月の出場は2回目で、昨年の低温&土砂降りには参ったが今回は天気が良かった!

王滝ももう慣れたもんで、いろんなコンディションを経験し、特に何も考えず出場できる。
装備も完成型になったか?
いつもトレイルランに行くような気持ちと少しプラスした装備で土曜のんびり出発。
14時くらいに王滝村へ入り、受付を済ませた。
ブースで、カーボショッツを仕入れる。
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前日からの天気もよく、崩落等も無いようで、コース変更なしのようなので、
そそくさと会場をあとにした。

宿で、早速ビールを飲みながら、ゼッケンの取り付けやら、ディレイラーの最終調整をした。何かもう、やることない。

2本目を我慢し、夕食を茶碗3杯平らげ、明日の補給食の準備等を済ませ、お待ちかねのお風呂。大した宿ではないが、お風呂、最高〜♪
そして風呂上がりのビール。飲んでばっかだな。

22時くらいには就寝。
そして3時過ぎに起床。
4時から朝食、お腹が膨れると走り難そうなのでおかわり無しにしておきました。
早めに会場入りし、スタートゲートからつづく長い車列に仲間入り。
今回は今までになく前の方に陣取った。
スタート位置は渋滞によるタイムロスを考えると、結構タイムに関係すると思ったからだ。
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早めについたから、いつもスタートぎりぎりまでヒヤヒヤするトイレの行列もまだ少ないうちだった。気持ち的に非常に落ち着いてスタートを待つことができた。

スタート40分前くらいにパワーバーを食べる。相変わらずの味。
どうもこれをレース中に食べる気にはなれない。
見上げると残雪の御嶽山がクッキリと見えるではないか!
5月にしては珍しい!これは期待できる反面・・・暑くなりそうだ。
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朝6時にスタート。
CP1までの道のりは遠かった。
エンジンがかかるのに時間がかかったようだ。
マイペースを貫き、心拍数も170前後だった。が。
標高890mから1400mまでずーっとヒルクライム。
王滝の醍醐味がここにある、って感じ。
途中、早くもパンクが何人かいた。
今回はチューブレスだし、大丈夫なはずだ!と、気持ち的には少し楽だったが、パンク修理している人を見ると怖くなる。
CP1までは車列の間隔もまだまだ狭く、追い抜くバイクが多いため、スパートを何回かしかけて、疲れる。心拍数も200に到達!
結構ヘロヘロになりつつ、CP1に到着するころには脚も温まって、CP1では休憩なしで通過することとした。いつもは筋肉に疲労がたまり、ストレッチなどをし、一息入れてのスタートだった。

CP1〜2前半は快調そのものだった。
景色が絶景!御嶽山、湖を見ながらのダウンヒル。
脚も問題なく、何人もパスした。
特に、湖畔の平坦な道を走るとき、脚がよく回った。
ロードバイクで心肺機能、ペダリングの質が上がったのだと思った。
気持ちイイくらいのスピードでダブルトラックを走る。

ただ後半は地味な登りに嫌気がさした。
切り立った崖の急な登りはまだ周りの景色を楽しめ、どこまで登れば良いか見当を付けることができるが、
標高が下がり、森の中の登りは終わりが無い地獄といった感じ。
さほど辛くは無いが、精神的に参る。

CP2では脚の張りが気になったので、ストレッチを行い、
中間地点を過ぎたということで、ちょうど空寸前になったボトルに水を補給。
4分後スタート。
かなりイイ感じのダウンヒルが続き、気持ちイイ〜と感じつつ、途中で気づかされる。
下るということは、登るんですよ!
ここからが、今回の山場だったような気がする。
昨年、相当辛い思いをした部分だ。昨年はテクニカルな登りをカバーするほどの体力、集中力がなく、あえなく押し歩き。
今年は負けない!と心に決め、挑んだ。

ここの部分はレース中もっとも整備の行き届いていない、かつ景色のまったく良く無い、ただただ過酷なジャングルの中の登り。
こぶし大の石がゴロゴロし、水はけも悪く、砂地ではなくベースは泥で、
スリッピーで走り難いこと、この上ない。
押し歩きしている人多数。昨年の自分を見ているようで、闘志に火がついた。

負けねー。

ヒーヒー言いながら、テクニカルな登りを進んで行く。
路面の状態が落ち着いた所まで来た時、乗り越えたという達成感が湧いてきた。
余韻に浸る間もなく、CP3まで、やはり荒れまくっているダウンヒル。
こんなジャングルの中でパンクはご免だ。前の走者にペースを合わせ、スピードをセーブする。

CP3をノンストップでスルーし、さぁ行くぞ!と、走っていると、
9月のレースで見慣れた景色になる。
あぁここからは結構ながく急な登りだ、9月のときは逆周りのため、気持ちのいいダウンヒルなのに・・・。
補給はこまめに取っているため、脚は動くが、身体全体が疲れてきている。
テクニカルな登りは、前輪と後輪に神経を集中させ、障害物を越えて行くのだが、いつもならできるバランス修正ができない。
後輪がスリップしバランスを崩してもハンドル操作、体重移動で補正できない。脚をつくしかない。こんなことを何回かやってしまった。

相当バテているという実感はあった。
途中、のぼりで急にスリップし、手をつく前に膝から地面に落ちた。
落ちたときに膝を岩にぶつけてしまった。
しばらく痛くてうごけない。折れてはなさそうなので、何とか登りを再開する。痛くて立ちこぎができない。ゴールまで20kmだ。我慢だ。

地味な登りを何度か繰り返す区間で、脚力もかなり消耗してきており、
精神的な弱さが出始め、気づくと心拍数が165近くとなっていたりする。
これはまずい!と自分に喝を入れる。

自分に負けない。このレースの大目標ではないか。

お前はもっと行ける、もっと行ける、こんなもんじゃない!と、
前後に走者がいないことをいいことに、ブツブツと唱えていた。
何とか心拍数170まで持って行くが、辛い。

本当辛い。

そこで、思い出したのは、つい先日アンナプルナ無酸素単独登頂に挑戦していた栗城さんだった。
あの人よりは辛く無いだろーと考えると少しは気持ちが楽になった。

永遠とも思える登り。
必ず下れることを信じ、無心でクランクを回す。

最後の下りに差し掛かっても、登りが終わりだと信じられず、頼む、このまま下り続けてくれ!と祈り、
そうだ、下れば良いんだよっ。と今思えば、誰に対して言っていたのかよく分からないことを唱えていた。

気持ちよく、おそらく50km/hでぶっ飛ばしていると、
前方にタイムの表示がされている。
そして、自分の名前がアナウンスされている。

あれ?!ゴール??

どうやらゴールしたみたいです。
いつもとゴール地点が違うため、まだまだあると思って走っていた。

そしてタイムは・・・お! 7時間24分!
いつもなら、やっとゴールするんだ、よくがんばった、俺。と、こみ上げる思いを味わいながらのエネルギーを使い果たしてゴールとなる。
今回は気づいたらゴールしてましたって感じ。
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いやー、でもよくやった!おれ。
上出来の結果です。
ノーパンク、ノー転倒(下り)、登りでのあり得ない転倒はあったけど。
ノー痙攣、これがトレーニングの成果を物語っているのではないでしょうか?

やはりロードバイク練習は成果になるようだ。
明らかにペダリングの安定感は増した。

課題は後半のバテ。
ハンガーノックとは違う。電解質の欠乏だろうか。
腰、背中の痛みも辛い。呼吸が辛くなった。
もっとロングライドのトレーニングは必要だ。

装備には何の問題はなかった。
補給は、カーボショッツ9本をボトル3本に入れたものと、
気分転換に種抜き干し梅とオレオのバー1本。
水はハードレーションに水1Lと、ボトルにMUSASHIのリプレニッシュを溶かしたものをCP2で補充。
ウェアはサイクルジャージとアームカバーと、今回導入、2XUのカーフガード。
ふくらはぎがつらなかったのはこれのおかげ?よくわかりません。
シューズに熱成形のカスタムインソールを導入した。
これがなかなか良かったと思う。いつもなら、指の付け根が痺れたりするが、今回は快調なペダリングだった。

知り合いと談笑しながらゴールをあとにし、スタート会場で豚汁を喰う!
うまい!
知り合いの知り合いの方と談笑していると、
どうやらその方は、リアディレーラーがトラブってインナーが使えなくなったのに6時間台でゴールしたらしい、話を聞いているとマウンテンバイクは年に2回の王滝しか乗らないらしい。

じゃあ何故そんなに早い? ・・・アイアンマンだからです。
ハワイでやるトライアスロンに出るような人です。
最近はトレイルランもやっているようです。

恐るべし!トライアスリート!

自己ベストを更新しましたが、
自分にはまだまだ目指す所があることを悟った大会でもありました。
まずはランで42km、バイクで100km、楽勝で走れるようになる。
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by peperonci_no | 2011-07-13 00:20 | MTB | Comments(0)  

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