ひとりITJのすすめ [2017.05.04]

長距離、高強度のトレーニングを1つやって、
そこから徐々に強度を落とすようなテーパリングで5月末の恐羅漢トレイルを迎える調整プランとした。

60kmオーバーのアップダウンの多いレースに対し、
50kmは走っておきたいと、
ITJ(Izumo Trail Journeyの方)のコースをベースに一部変更し走った。

昨年出走しなかったため随分久しぶりな感じのITJだった。

いつもと大きく違うのは、誰も一緒に走ってくれない状態。

行程の途中で誰かに出逢えたり、誰かを追ったり誰かに追われたりという状況は精神的にも幾らか楽。

1人で走るのは辛い。
反面、自分のペースで走られる。
気楽と言えば気楽。
故障もし難い。
一方で、
追い込めない為、走力強化には向かない。
目的次第でメンバー、ペースを選ぶと良い。



今回は車の回収を考慮し、ITJのスタート地点の加茂岩倉遺跡ではなく、途中の高瀬山登山口に車を置きスタート。
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スタート地点の加茂岩倉遺跡に向かい折り返すルートとした。

朝日に照らされながらのトレイルは最高。
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森林整備のためのブル道が開拓され、
トレイルとブル道が並行する異様な光景を進んだ。
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熊などの気配に怯えつつ、
順調に加茂岩倉遺跡を折り返し高瀬山、蓮台寺に。
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後ほど走る北山山塊がどーんと。
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武部峠もサクッと。
鞍掛山は骨が折れた。
屈指の急登。

仏経山に到着する頃には、
日向はジリジリと陽射しが痛くなり始めていた。
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仏経山を下りてからしばらくロード。
通常のITJなら三本松公園へ向かうが、
今回はカットし、求院のローソンで補給し、そのまま河川敷へ。

いつものITJよりも脚は動く感じだった。
川を抜ける風が気持ち良すぎてここで今すぐ寝たかった。
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河川敷は脚のことを考えて
できるだけ堤防下のダートを走った。

美談駅が見えた頃からがやたら長く感じるのはいつものこと。

日陰も無く照り返しで干からびそうだった。
かなりバテバテで旅伏登山口に到着。
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家族の声援貰い、眠かったので少し寝て
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合計30分くらい休憩しリスタート。

北山縦走終わりのしまきちさんにも遭遇。

いつものITJよりもまだ脚は動いたかな。
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でも速いペースではないが確実に進む。

5月初旬のこの日、
1年で1番コンディション良い時期ではなかろうか。
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ペースが落ち、フィニッシュ時刻が
予定より遅くなるため、
エスケープルートで下山を考えたが、
迎えに来る奥さんに
こっちのこと(子どものこと)は何とかするから
最後まで走って、脚をぶっ壊して来い、との
熱い励ましを貰った。

子どもの為にもこれ以上遅れることはできん、
と気合い入ったのと、補給の歯車が噛み合ってきたか、
樽戸峠過ぎからギアチェンジ。

最後の猪ノ目峠からのアスファルトの下りも
ガンガン飛ばして、
失速することなく稲佐の浜にフィニッシュ。
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想定外にガンガン飛ばせたせいで、
奥さんの迎えがギリ間に合わず(笑)

北山に入ってからはいつものITJと同じように失速したが終盤息を吹き返し、そのままフィニッシュできたのは大きな収穫。

この行程を1人で割とサクッとこなせたのは
大きな自信になり、
恐羅漢トレイルも気持ちに余裕を持って挑めることだろう。

[走行データ]
時間: 11時間30分くらい
距離: 51.1km
累積標高: 2760 D+
恐羅漢トレイルへの自信: 3割増し


コースは昨年のITJのコースの三本松公園の部分と北山の矢尾峠〜木無谷〜遙堪峠はカット。

…よく考えたら、ITJダブルって100km、5000D+くらいになりますよ。皆さん(笑)






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# by peperonci_no | 2017-07-22 08:10 | 山行 | Comments(0)  

親子ハイク(新規メンバー登場) -三平山- [2017.05.03]

GWは泊まりでの旅行をせず、
普段の週末+プチ遠征でのんびり過ごした。
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下の子の首も座り、身体もしっかりしてきた。
そして、奥さんが娘を背負って山を登り下りできるところまで、足腰が戻ってきたため、親子4人での家族ハイクが実現した。

家族ハイクの行き先についてはいくつか候補があったが、登山口からの行程時間、
2歳の息子が歩きたいと言っても歩けそうな登山道状況、息子が名前を覚えた大山の眺めが絶景だということで岡山県真庭市の三平山にした。

他には船通山、三瓶山も候補にあったが、息子が歩き辛かったり、行程時間が長かったり、初めての親子ハイクにはハードルが高く却下となった。

行程時間が短いことのメリットの1つとして入山時刻に余裕があることが挙げられる。
朝程々の時間に自宅を出発し、
入山は10時前と割とのんびりで子どもも大人も負担はかなり少ない。

登山口近くの駐車スペースは早くも満車だったため、路肩に駐車した。

今回は、下の娘を奥さんが抱っこ紐でおんぶし、
上の息子と装備品を私がチャイルドキャリアに載せて担いだ。

産後からの体力回復が割と上手くいっているのか娘を背中に載せた状態で軽やかに登っていく奥さん。やるじゃないか。
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一方私の方は20kg前後のチャイルドキャリアを背負っても特に大変ではない。
チャイルドキャリアがいい作りしているのと、コースが九十九折となっており、登るのに負担は最小限で済む。
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MTBでも登れてしまいそうな、快適な道を登っていく。
高度を上げると景色が開ける。
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幸い息子も娘も背中に載っていい気分のようだ。
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初めての家族ハイクが辛いものだと
今後山が嫌いになってしまう可能性があるため、
結構気をつかう。

中腹から細いシングルトラックになり、
とても気持ちのいい尾根歩きとなる。
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汗をそれほどかくことなく山頂到着。
山頂からの展望は最高。
選んでよかった。
息子にも大山を近くで見てもらえた。
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山頂でひと休み。
コーヒーでも淹れてと行きたいところだが、
チャイルドキャリアの容量的に家族全員の荷物+コーヒーセットはちょっと入らないためあきらめた。

コーヒーセットまで入れるとしたら、
装備の軽量化というか、小型化が必要。

美味いクッキーだけ食べてひと休み。

息子のお昼ご飯の時間が迫るため下山する。
サササっと小走りで。
下りも景色を満喫。
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小走りの方が背中の息子は上機嫌。
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娘を背負った奥さんも思わず小走り。
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下半身の筋肉と言う名のショックアブソーバーが
適度な揺れを作り出し、娘は寝てた(^ ^)

あっという間の楽しいひとときだった。

時間:50分(登り)、30分(下り)、ともに写真を撮りながらのタイム
距離:往復3.7km
累積標高:306m上昇、286m下降


暑くなる前にまた家族ハイクしたい。




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# by peperonci_no | 2017-05-07 08:36 | 山行 | Comments(0)  

やっぱり走らないといかんね。-第5回さくらおろち湖トレイルランニングレース- [2017.04.23]

さくらおろち湖トレイルランニングレース、
文字通りのボロボロでフィニッシュ。
ただ山を走るだけではなく、
速く、粘り強く走るということに対する鍛錬が
不足しているということを思い知った。

この大会自体、
5年前のプレ大会と、昨年のロングのスウィーパーは経験済み。
また、さくらおろち湖ロゲイニング大会にも出ているため、さくらおろち湖エリアはかなり身近なエリアで、この大会も何度も走った気でいた。
実は初参加。意外!

自宅からも割と近く、早起きは必要だが
大会終わり昼過ぎには帰宅でき、帰りに子どもと公園で遊べた。
応援に来てくれた奥さんと子どもへの負担もより小さくてgood!

また、5回目とは言え、まだまだ発展途上の
この大会の進化の過程にとても興味があったが、
結構進化して来ている気がする!
…変わらない部分も多々あるらしいがそこは今後に期待。
KTCのメンバーからの前回大会に対する意見の吸い上げもあったり、
エイドステーションの内容や、大会のサポート体制も変わってきている様子。
また、コースの設定もトレイル率を上げるための努力として田んぼの畦道が複数追加になっていた(笑)
後方の選手のサポート状況がどうだったかは分からないが自分が走っていて問題は無かった。
前回は山の中にも人を多数配置したりしていたが、
今回は山の中は同行のスウィーパーに任せて、
山の中では選手以外はほとんど見かけない状態となった。その代わりに他のサポート体制に重きを置いたのだろう。正解だったと思う。

KTCサポート隊、頼もしい。誇らしい。
お疲れさんでした。
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来年は奥さんのサポートかサポート隊をやりたい。

さて、
レースの振り返りをしておく。
初めて選手として走るが、
昨年の知り合いのタイムやコースの構成から
目標タイムを3時間30分と設定。
正直、目標タイムを切れるかは五分五分だったが、
結果としては目標達成!意外と走れるじゃん。
しかし、タイムとしては目標を達成できたが、
レースの内容としては反省点が多かった。
来月の恐羅漢トレイルまでには修正していきたい。

反省点は2点。
・まぁまぁペースを上げた状態で走り続けるということに対する鍛錬が不足して、
オーバーペースによる脹脛の痙攣、
激しい痛み、さらに膝の痛みを引き起こしてペースダウン。
・いつもより少し薄めの新品ソックスを履いたら
靴の中で足が暴れてしっくり来ず。
無駄な筋肉を使った。
紐の締め直しでタイムロス。

レースの前半、第2エイドステーションまでは、
ほぼ走るルート。
どちらかと言うと苦手なパート。
後半はアップダウンの山セクション。
どちらかと言うと得意なパート。

前半はスタート直後のトレイル入口の渋滞さえ避ければ、
あとは飛ばしすぎず自分のペースで行く作戦だった。

スタートゲートに集まる選手たち、
一体どこの山に隠れていたのか?
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KTCのメンバー以外に、滅多に山でトレイルランナーと出会わないのに。
不思議なもんだ。
第5回目の本大会、エントリー者数は400名を超えるまでに。部外者だけど、感慨深い。

序盤の名物”壁”はスムーズに行けた。
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結果としては、最初の渋滞はほぼ回避でき、
その後もほぼ自分のペースで走れたと思う。
あっという間に第1エイドのみざわの館に到着。
水分とバナナをいただき、
ずーっと気になっていた靴紐を締め直しているうちに、
何人もの選手にどんどん抜かれた。
あの状態で走り続けるよりはマシだろう。

リスタートし坦々と見なれた景色の中を走る。
後ろから招待選手のマフネ選手が猛追。
アベレージが違いすぎる。
ノンビリな私はあっという間に離される。

山と山を繋ぐのは田んぼの畦道。
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このレースの前半は”畦道トレイル”と名付けてもいいくらい、畦道を多用しトレイル率を上げている。この大会ならでは。

畦道をマイペースで走っていると、膝に違和感、いや、痛みが。
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結局、膝痛は騙し騙しフィニッシュまでの付き合いとなった。

市街地を抜けるときに、
奥さんと子ども達が応援に来てくれていて、
何よりも力になった。
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しかし、膝が痛い。何だか憂鬱になってきた。
気のせい、気のせいと誤魔化し進んだ。

お手製の看板や地元の方の応援もあり、
結構嬉しいもんだ。
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単純に応援してもらって嬉しいのと、
トレイルランニングという競技を
スポーツとは無縁に見える地元の方に
認知してもらえているという喜びもある。

さくらおろち湖へ出るところのダウンヒルは前半のハイライトかもしれない。
気持ちよく走ることができた。

しかしそこからの湖畔のロードが地味に長く、
膝痛いのにはかなりキツく、何度かストレッチ入れながらとなった。
水分もミネラルもしっかり摂っていたし、
やはり、普段あまり走っていないのに調子に乗ってオーバーペースになっていたのだろうか。

牧場への登りも何とか走り、名物の牧場トレイルをかけ抜け第2エイドに到着。
ここでも家族が応援してくれていた。
やはり靴紐の締め直しが必要で、
靴紐を結んでいたら、息子が塩だらけの頭にチューしてきた。
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なぜなんだ?息子よ。

N氏のありがたいアドバイスをいただいて、
水分補給だけしてリスタート。
やはり靴紐締め直しは大きなタイムロス。
流石にもう締め直すことは無いだろう。

ここからは後半戦。
アップダウンが厳しく、
下りはなかなかのテクニカルトレイル。
奥さんにもあなたが1番下り速いんだから、
ぶっ飛ばしてきな!と喝を入れてもらい、
いい感じにリスタート。
やったぜ、ホームに帰ってきた気分で意気揚々と
岩伏山を登る。
良いトレイル。
良い季節。
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登りだけど最高〜♪

岩伏山横の最高地点からの下りは、
結構地獄一歩手前だった。
終盤に地獄が待ち受けていたので、
一歩手前とあえて書く。

膝痛が結構無視できない感じになってきて、
ぶっ飛ばして楽しいはずの林道下りが憂鬱なものになってしまっていた。
それでも何とか渡渉ポイントまで走り切ってここからはアップダウン区間。
走る頻度は減るので膝痛も割と気にならない。
急斜面の下り区間は膝痛のこともレースだということも忘れて楽しんだ。

膝痛との濃密なお付き合いが終わろうとしていた。

第3エイドまで来て、ロード、法面を経てまたトレイルへ。
残り5キロの時点で2時間40分だった事もあり、
これは3時間半切れるのでは⁈と手ごたえを感じていた。
ガードレール横で膝痛が気になるので、
太腿のストレッチをしていると脹脛が思いっきり攣った。何とか堪えてリスタートした。

ここからは脚の痙攣との濃密なお付き合いが始まった。
脚もかなり疲労してきていて、
脚上げの高さが低くなり躓いたら最後、体勢を立て直そうと脚を踏ん張ろうもんなら、思いっきり脚を攣る。

特に足元に注意しながら走る。
トレイルランニングって自然と一体となって走るもので、足元に注意しながら恐る恐る走ってしまうととても情けない感じになる。
走っていて何やってんだか、となった。
まだ騙し騙し走れるだけマシ、と言い聞かせ
走り続ける。

最後と思っていたがやはりシューズの中で足が暴れる。
靴紐を結び直すこと3回目。
やっと普段のフィット感を捕らえた感覚。
一瞬だけ足運びが軽くなった。

しばらく孤独な走りをしていたが、
最後の登りの手前で空身の見るからにロードのランナーが座り込んでいたので様子を伺うとエネルギー切れとのこと。
山を走り慣れていなかったり、
トレイルランニングのレースの経験がなかったりすると終盤にえらい目に遭う。
自分はまだまだ行けると脚に力を入れるものの、
弱々しい脚からの返答があるだけ。
気合いの世界。

前方にもう1人今度はトレイルランナーを捉えた。
だいぶ堪えているような表情だった。
自分もまだまだ行けるぞ、と鼓舞するが、
気が付けば両脚とも痙攣しているではないか。

楽しかったトレイルが終わり寂しくもあり、
ホッとしつつ、
尾原ダム事務所横の最後のアスファルトの下りを悶絶しながら下りきると、
ダム事務所の横で両脚激しい痙攣。

フィニッシュ地点はもう目の前だ。
ダムの上の橋を走り、ラストスパート!
といきたいところだが、
ここからが地獄だった。

膝の痛みを忘れるほど、
脹脛、膝裏が痙攣し、走り続けられない。
ゴール目の前にして橋の上で屈辱のストレッチ。
もう治らん!と諦めて我慢して走りきる事を決めた。
前回の北山練習会の悪夢を思い出すようだ。
とてつもなく長い数100メートルだった。

フィニッシュゲート前のストレートにごく僅かだけ加速して、家族の待つフィニッシュへ。

息子を抱きかかえる瞬間に脚が痙攣して冷や汗垂らしつつ、家族4人でフィニッシュ!
目標の3時間半を5分切って有言実行!
パパの面目は保たれた。

近頃のレース、楽しいのはもちろんだが、”パパの面目”のために走っている気がしてならない。
それもまた良い動機づけと思う。
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先にフィニッシュしていたTM氏が素敵なフィニッシュ写真を撮ってくれた。感謝。
ルナサンダルで快走した彼のキラキラっぷりがやばかった。

フィニッシュ後に木次乳業のパスチャライズ牛乳が振舞われていた。
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冷えていてとても美味かったし、傷めた筋肉に速く効く!

最終ランナーのフィニッシュ後にじゃんけん大会で奥出雲の特産物などが当たるということで参加。
勝った!
当たったのは松江の寺町治療院さんのワラーチ!
この前買ったばかり。
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しかもサイズ偶然にも適合してる。
奥の2つがこの前買ったもの。
手前が今回当たったもの。

フォームを見直せってことですかね。
走れってことですかね。
どちらかと言うと後者かと。

やはり、絶対的走力が足りない。
恐羅漢トレイルでキッチリとパパの面目を保つためにもGWガッツリ走って脚をぶっ壊す。
…とは言うものの、さくらおろち湖トレイルランから3日間経っても脹脛のハリや、膝痛が治らず、壊れたままだ。
ショートレースのダメージ、恐すぎる。

今回の走行データ:
時間 3時間25分33秒
距離 27km(ambitのログは25.7km)
累積標高差 1208m上昇、1215m下降
順位 29位/139人(ロング男子の部)



ちなみに、昨年に続き、恐羅漢トレイルとびわ湖バレイスカイレースに出る予定。
痙攣しませんよーに。

ではまたどこかのお山で。





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# by peperonci_no | 2017-04-23 21:32 | レース | Comments(0)